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吉岡司の「パドック・返し馬指南」

パドック・返し馬用語集

X状肢勢(Xじょうしせい)

前望において前肢の手根関節部が互いに内側に接近し、蹄部が外側に開く不正肢勢。


O状肢勢(Oじょうしせい)

X状肢勢とは反対に前望において前肢の関節部が互いに外側へ隔たった不正肢勢。後肢は後望において飛節部が互いに外側に開き蹄部が接近した不正肢勢。


オープン馬

現在の競走体系は競走馬が1勝するごとに収得賞金が増えてゆき、クラスが上がる仕組みになっている。オープン馬とは最高のクラスに所属する馬である。


返し馬(かえしうま)

パドックから実際に走る本馬場へと入場してきた馬が行うウォーミングアップのこと。レース前の準備運動ともいえるもので、軽く走らせたり、コースを馬に見せて落ち着かせたりする。


キ甲(きこう)

馬の首と背中の間にある突起部。若駒時は目立たないが、成長するにつれ突起が大きくなり、わかりやすくなってくる。


厩務員(きゅうむいん)

厩舎で実際に馬の世話をする人で、調教師との間で雇用契約を結んでいる。原則として1人あたり2頭の馬の面倒をみている。


狭踏肢勢(せまぶみしせい)

前望すると前肢が下方になるにつれてお互いに接近する肢勢。後肢の狭踏肢勢は後望において飛節以下が接近している肢勢。


曲飛(きょくひ)

飛節の曲がりが極端な肢勢。


口を割る

騎乗者に手綱を引っ張られ、それでも前に行きたがろうとし、口がパックリ開いてしまう状態。


広踏肢勢(ひろぶみしせい)

狭踏肢勢の反対。前望において前肢の下部が上部より開いている肢勢。後望において後肢の股が広く開き、両趾部間隔が広い肢勢。


コズミ

筋肉や関節、腱などに起こる炎症。筋肉痛のような状態。


新馬戦(しんばせん)

サラブレッドのデビュー戦のこと。夏の2歳戦から始まり3歳春の3月頃まで行われている。


肢勢(しせい)

馬の四肢の造りや、あるいは立ち方の個性や癖。


繋ぎ(つなぎ)

馬の蹄と球節の間の部位。馬を見る際に重要視されることが多い。


トモ

馬の後躯のこと。馬体を大きく3つに分けて前躯、中躯、後躯と呼ぶが、その一番後方にあたり、尻、尾、股(もも)、後肢が入っているが、後肢そのものを指すことが多い。


背線(はいせん)

馬の背中のライン。


飛節(ひせつ)

馬の後肢の中ほどに後ろに関節が突出した部分。人間でいえばかかと。


引っ掛かる

騎手のいうことをきかず突っかかるように行きたがる状態をいう。レースの道中でこういう状態になるとスタミナをロスすることが多く、良い結果には繋がりづらい。


ピッチ走法

歩幅をせまくし、脚の回転を速くする走法。


歩様(ほよう)

馬が歩く様子のこと。調子の良い馬は歩様がスムーズで伸びやかだが、どこかに故障や疾患を持つ馬、疲れがたまっている馬など歩様に乱れが出ることが多い。


マイラー

スプリンター(短距離馬)、ステイヤー(長距離馬)に対して中距離馬(1600から2000メートルぐらいを得意としてる馬)をマイラーという。


道悪(みちわる)

馬場状態を表す言葉で、『重』や『不良』のことを総称して『道悪』という。




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