次に、Step1で算出した前・中・後半での値をトータルし、いよいよ馬の能力を指数化だ。それは、3分割した各セクション(区間)のスピード(秒速)を単純に平均することに始まる。
たとえば、1800m戦で、最初の3ハロンを34秒、次のセクション(中間の3ハロン)を36秒、最後の3ハロンを38秒で走破した馬がいたとしよう。この馬の各セクションごとのスピードは、前から順に秒速17.64、16.67、15.79。この合計が50.1で、平均する(3で割る)と16.7。この値が『指数X』の元になるものだが、この段階では、単にレース内容を指数化しただけ。そのレースでの能力発揮値と考えいただきたい。
なお、先の公式(3区間のスピードの平均を算出)は、現在、すべてのコース、距離には当てはめてはいない。たとえば、前後半の3ハロンがすべて直線コースで、中間の3ハロンがすべてカーブだったりすると、当然ながら中間数ハロンのペースが落ちる。緩ペースの中盤で「引っ掛かる」のは致命傷だが、おおむね重要な区間とはいえず、単純平均していないレースもある。たとえば、平均を算出する際、中間セクションのスピードを半分にして、3で割る代わりに2.5で割ったりしているのだ。その差別化については、現在もなお試行錯誤中で非公開とさせていただく。