UMAJIN.net

おしらせ

【今週の重賞】[札幌2歳S]ブラストワンピースの全弟ブラストウェーブら素質馬集結!

■9月3日、札幌競馬場で第57回・札幌2歳S(GIII、芝1800m)が行われる。

まず注目は、全兄に2018年有馬記念を含む重賞5勝を挙げたブラストワンピース、半姉に今年の巴賞の覇者ホウオウピースフルがいるブラストウェーブ(牡2、美浦・大竹)だろう。函館の新馬戦では530キロを超える超大型の馬体に加え、パドックでは馬っ気を出す幼さも見せていたが、レースでは五分のスタートを切り、2番手で逃げ馬をマーク。手応え十分に直線入り口で先頭に立つと2着馬の追撃を凌いで勝利。ラスト2Fは11秒5-12秒0にまとめる好内容の競馬だった。兄同様、トモがバラバラでまだ完全ではない中での勝利は価値のあるものだったといえよう。ブラストワンピースが札幌記念を勝利しているだけに、札幌の地に替わる今回は主役級の存在だ。

ドゥアイズ(牝2、栗東・庄野)も侮れない存在だ。8月13日に行われたコスモス賞は勝ち馬に離されてしまったものの、勝ち馬を目標に勝負どころで仕掛ける機敏さも見せ、しっかり2着を確保した。新馬戦でも4角で多少モタついたり外に逃げる素振りを見せたように幼さが前面に出ているが、1戦ごとに気性面も成長しているし、実戦を重ねて良くなるタイプなのだろう。血統的にも近親にルークズネスト(ファルコンS勝利)がいるように、早期の活躍に期待がかかる1頭。一気の重賞制覇があってもおかしくない。

同じくコスモス賞に出走し、3着に善戦したウェイビー(牝2、栗東・西村)もエントリー。その前走は7番手と後方からの追走となったが、3角からピッチを上げ追われてから長くいい脚を使って2着馬に迫った。初戦は札幌2000mだったように本来はゆったりと走れる距離や展開で力を発揮するタイプ。ペースが落ち着くようなら上位人気馬に一泡吹かせる場面があるかもしれない。

スピード能力高いアスクメークシェア(牡2、栗東・藤原)にも注目。初戦は余裕のある体付きで出走し、パドックでは馬っ気を出す場面もあったもののレースでは馬群が密集するなか直線は内めを機敏に捌いてよく伸び、ゴール寸前で差し切った。京王杯2歳S勝ちや小倉2歳Sなど短距離路線で活躍したファンタジストの全弟ということもあり、この血統は短距離志向が多いものの、本馬はフットワークが大きく距離への不安はなさそうだ。体に芯が入ってくれば上位進出も可能だろう。

ほかにも、中京の新馬戦を快勝したサトノダイヤモンド産駒のダイヤモンドハンズ(牡2、栗東・池江)、近親にロゴタイプやパドトロワなど重賞勝ち馬が揃っているレッドソリッド(牡2、栗東・音無)、札幌芝1800mの未勝利戦を好タイムで勝ち上がった ドゥーラ(牝2、栗東・高橋康)など、魅力のある馬が多数参戦。目が離せない一戦となりそうだ。

(Text:Nishidate)

▽【関連リンク】
■【先週の結果】覆面馬主7号氏 土曜札幌メインで「7万馬券」⇒日曜重賞ダブル的中の大暴れ!
■【Weekly POG2022⇒2023】先週の結果を公開中!

■【重要】登録ができない、メールが届かない会員様へ

おしらせ一覧

PAGE TOP