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【今週の重賞】[フェアリーS]新潟2歳S勝ち馬キタウイングが2つ目のタイトルを狙う

2023年1月9日、中山競馬場で第39回・フェアリーS(GIII、芝1600m)が開催される。

キタウイング(牝3、美浦・小島)は、新潟2歳Sを勝利している重賞馬だ。前走の阪神JFでは、いつもより前で運んだ影響か、持ち前の末脚を発揮できず14着に大敗。前半33秒7のハイペースで先行馬には厳しいレースとなった。しかし直線まで脚が溜まれば、上がり3F33秒0で差し切った新潟2歳Sのようにキレる脚はある。このメンバーの中なら実績は上位で、中山でも位置取り次第で上位争いに加わってくる可能性が高い。

2戦2勝のメイクアスナッチ(牝3、美浦・武市)も中心的存在だ。母のスナッチマインドは芝のマイル以下のレースで5勝を挙げ京都牝馬Sでも3着に好走した実績馬。従兄にはNHKマイルC勝ちなど重賞2勝のラウダシオンがいる血統。2戦の勝ちっぷりは母系から存分に受け継がれたスピードを感じさせる走りだった。また単騎逃げから上がり3Fを33秒6でまとめているように走りは大物感に溢れており、まだ底を見せていない。初めての中山コースで重賞初勝利なるか。

実績面からはミシシッピテソーロ(牝3、美浦・畠山)も侮れない。新馬戦勝ちの後、オープンクラスのダリア賞に出走しメンバー最速の上がりで完勝しており、切れ味勝負なら出番は十分にあるだろう。重賞初挑戦となったアルテミスSでは見せ場なく9着に敗れたものの、前走の阪神JFでは、16番人気と低評価ながら勝ち馬・リバティアイランドのすぐ後ろでスムーズに運び、最後まで良い脚を使っての5着と地力をみせた。スタートがカギとなる馬だが、持ち味である溜める競馬ができれば、決め手はこのメンバーでも上位なだけにアタマまで突き抜けていい。

※以下は抽選対象馬

ヒップホップソウル(牝3、美浦・木村)は父キタサンブラック、母は2011年のフェアリーSを制したダンスファンタジア、祖母は桜花賞勝ちなどGI2勝のダンスインザムードという良血馬。中山の新馬戦では出遅れながら外を回って位置を上げていくと、上がり最速の末脚を繰り出し4馬身差の圧勝。続くベゴニア賞では、逃げたシャンパンカラーをクビ差捕らえきることが出来なかったが、出遅れることなく2番手で競馬できており、まずまずの内容だったと言えそう。鞍上の松山騎手のコメントにもあるように持ち味のスピードを活かす競馬ができれば、母仔制覇も十分狙えそうだ。

この他にも、アルテミスS6着で祖母にGI4勝・ダイワスカーレットを持つディナトセレーネ(牝3、美浦・尾関)、京王杯2歳S8着から巻き返しを図るエナジーチャイム(牝3、美浦・手塚)、その京王杯2歳Sで3着に好走したスピードオブライト(牝3、美浦・相沢)、新馬戦を勝って引き続きM.デムーロ騎手で重賞Vを狙うディヴァージオン(牝3、栗東・藤岡)など、どの馬が勝ってもおかしくない難解な一戦だ。

※馬齢表記は2023年のものとなります。

(Text:Nakai)


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