UMAJIN.net

おしらせ

【今週の重賞】[愛知杯]マリアエレーナを筆頭に実力派の牝馬が集結

■1月14日、中京競馬場で第60回・愛知杯(GIII、芝2000m)が開催される。

マリアエレーナ(牝5、栗東・吉田)は天皇賞・秋からの2カ月半ぶりの一戦。その前走は7着と着順こそ振るわなかったが、スタート直後の不利が最後まで響いたのが敗因。むしろそれがありながらジオグリフやユーバーレーベンといったGI馬に先着しており、決して悲観するような内容ではなかった。小倉記念では後のエリザベス女王杯馬で有馬記念でも3着に好走したジェラルディーナに5馬身以上の差をつける圧勝。ここに入れば地力は一枚上の存在だ。ふたつめの重賞タイトルゲットを狙う。

ルビーカサブランカ(牝6、栗東・須貝)はディフェンディング・クイーン。昨年のこのレース以来勝ち星には恵まれていないものの、牡馬を相手にチャレンジCで2着とするなど力のあるところは見せてきた。昨年比ハンデ3キロ増の55キロがどうかだが、5回走って2勝&複勝率80%という得意コースで1年ぶりの白星を狙う。

ルージュエヴァイユ(牝4、美浦・黒岩)の祖母は凱旋門賞馬デインドリーム。昨年のオークス6着後は夏を休養に充てリフレッシュ。秋口以降2勝クラス→3勝クラスと連勝し、ここへ挑戦する。末脚のキレには定評がある同馬。改めての重賞挑戦となるが、まとめて他馬を撫で切るシーンがあっても驚けない。

アートハウス(牝4、栗東・中内田)は秋華賞5着以来の実戦。休み明けに強いタイプで、ローズSも今回と同様のシチュエーションだった。念願のGIタイトルに向け、ここを勝利し勢いを付けておきたいところだろう。

アンドヴァラナウト(牝5、栗東・池添学)は一昨年のローズS勝ち馬。続くGI・秋華賞でも3着と結果を残した。それを受け飛躍が期待された2022年だったが、年明け初戦の愛知杯で11着に敗れると少々リズムが狂ったか、勝ち切れないまま1年が終わってしまった。再度の飛躍を誓い、まずは昨年悔しい思いをしたこのレースでリベンジといきたい。

このほかにもクイーンS2着、福島記念2着など重賞で実績を残しているフランケル産駒サトノセシル(牝7、美浦・堀)、昨年のフローラS勝ち馬エリカヴィータ(牝4、美浦・国枝)、中京芝2000mで4戦3勝のコース巧者サンテローズ(牝6、栗東・西村)など例年に増して実力派の牝馬が揃った今年の愛知杯。今後の牝馬戦線を占うレースになりそうだ。

(Text:Hiraishi)

▽【関連リンク】
■【先週の結果】覆面馬主1号氏「東西金杯」でダブル万馬券!などサロン主宰者勢は正月競馬4日間で高配当的中連発!

■【Weekly POG2022⇒2023】先週分の結果を公開中

■【重要】登録ができない、メールが届かない会員様へ

おしらせ一覧

PAGE TOP