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【今週の重賞】[阪急杯]コース巧者グレナディアガーズが中心

■2月26日、阪神競馬場で第67回・阪急杯(GIII、芝1400m)が行われる。

グレナディアガーズ(牡5、栗東・中内田)はGI・朝日杯FSなど重賞2勝の実績最上位馬だ。昨年春は高松宮記念が大外枠が祟り12着、続くプラチナジュビリーSは慣れない海外遠征で19着と大敗。秋も熱発の影響で予定していたレースを回避するなど年間を通じてリズムに乗れていなかったが、前走・阪神Cで復帰して2着に好走。健在ぶりをアピールした。その後放牧に出され、目標とする高松宮記念に向けてこの阪急杯から始動する。ここでは実績上位かつ阪神1400mは3戦全連対と得意のコースだけあって負けられない。弾みをつけて本番を迎えたい。

ダディーズビビッド(牡5、栗東・千田)はオーシャンSやセントウルSで4着と惜しい競馬が続く。OP特別やリステッドレースでも比較的安定した走りを見せており、相手なりに走れるタイプだろう。1400m戦は【2.1.2.1】と好成績。1200m重賞でのワンパンチ不足を得意距離で補いたい。強敵2頭がいるものの、その他はだれにでもチャンスがあるメンバー構成で、そろそろ重賞での好走があってもいい。

復活Vを目指すのはホウオウアマゾン(牡5、栗東・矢作)。3歳から4歳春までは重賞での好走が目立っていたが、安田記念からの近4走ではフタ桁着順と惨敗を喫している。しかしながら安田記念とマイルCSはGI舞台で敷居が高く、3走前のスワンSは差し追い込み決着で展開向かず、前走の根岸Sは初ダートと、敗因は明らか。3歳時にはスワンS、阪神Cと同コースでの好走実績があり、運び方ひとつで巻き返しのチャンスはありそうだ。

得意舞台で重賞初制覇を目論むのはルプリュフォール(セ7、栗東・松永幹)。2歳秋に新馬を勝ち上がったあと、骨折や去勢で順調さを欠く中、この馬に転機が訪れたのが1400m戦に使われ始めた5歳春。2勝クラスで足踏みしていたが自身2度目の1400m戦で目の覚めるような末脚で追い込み結果を出すと、そこから一貫して1400mでキャリアを重ねてオープン入り。重賞初挑戦となった2走前のスワンSでは3着に好走した。上がり3Fはほとんどのレースで1位をマークしており、強烈な末脚が武器。前走の阪神Cで13着に負けたように脚質から展開に左右される側面があるが、ハマれば激走も十分。要警戒の1頭だ。

グレイイングリーン(牡5、栗東・池江)は昨年5着から巻き返しを図る。昨年は年明けの新春Sで3勝クラスを勝ち上がり、阪急杯に挑戦。後方から脚を溜めたが、外枠の分、団子になった馬群の外を回らざるを得ず5着まで。枠の差が出たレースだった。3勝クラスを勝ち上がった舞台が中京だったためか、それ以降の5戦は左回りに使われており、当舞台は1年ぶり。阪神成績は【2.0.2.2】で決して不得手な舞台ではない。オープンクラスでは惜しい走りが続いており、展開次第でいつ走ってもおかしくなさそう。昨年のリベンジを果たしたい。

他にも昨年4着のリレーションシップ(牡6、栗東・須貝)や、一昨年2着のミッキーブリランテ(牡7、栗東・矢作)が今年も参戦。3勝クラスを勝ち上がった昇級初戦組からはサトノラムセス(牡5、栗東・橋口)と、3連勝中のアグリ(牡4、栗東・安田隆)がエントリーしている。グレナディアガーズの1強ムードでヒモ荒れ注意のレースとなりそうだ。

(Text:Funaki)

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