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【今週の重賞】[アーリントンC]ひと叩きされ上昇必至 ショーモンが初重賞ゲットへ

■4月15日、阪神競馬場で第32回・アーリントンC(GIII、芝1600m)が開催される。この競走の上位3頭にはNHKマイルCへの優先出走権が付与される。

ショーモン(牡3、栗東・橋口)は同コースで行われた昨年秋のGII・デイリー杯2歳Sで3着の実績。後に朝日杯FSで2着となるダノンタッチダウンに1馬身差まで食い下がる好走を見せた。こちらも阪神芝マイルだった前走は、休み明けの影響か馬体重プラス22キロでの出走。直線ではやや反応の鈍いところを見せつつも、2着馬を差し返して勝利する味な内容だった。コース適性は高く、1回使った上積みも順当に見込めるはずで、初めての重賞タイトルゲットの可能性も十分だろう。

オオバンブルマイ(牡3、栗東・吉村)は京王杯2歳Sの勝ち馬。メンバー唯一の重賞ウィナーだ。朝日杯FSでは出遅れが祟り7着と敗れてしまったが、普段と異なる形ながら最後まで脚を使えていたのは収穫だった。狙いの鞍はこの先のNHKマイルCかもしれないが、そこへ良い形で臨むためにも結果が欲しい一戦だ。

ユリーシャ(牝3、栗東・中村)は賞金不足で桜花賞に出走できず、こちらに回ってくる。前走・エルフィンSを2馬身半差で逃げ切り勝ち。2着のコナコーストがチューリップ賞、桜花賞でそれぞれ2着、3着のシングザットソングがフィリーズRを制しておりレースレベルも評価ができそうだ。デビュー戦以降、馬体重が減り続けているだけに、今回はコンディションがカギになるだろう。

前走・ファルコンSで2着だったカルロヴェローチェ(牡3、栗東・須貝)も登録している。新馬戦では後のホープフルS馬ドゥラエレーデやOP特別・アイビーSを制したチャンスザローゼス、UAEダービー勝ち馬のデルマソトガケなどを下した実績が光るが、現状は出否未定。

抽選対象の1勝馬からはナヴォーナ(牡3、栗東・矢作)とダノンゴーイチ(牡3、美浦・菊沢)の素質に期待。

前者はシュネルマイスターの半弟でロードカナロアの産駒。2月の東京芝マイルのデビュー戦ではイン前有利の馬場バイアスを物ともせず、直線では外から突き抜けてみせた。

後者は昨年9月の中山芝マイルの新馬戦を快勝。尻上がりに加速していくラップ構成のレースを好位から差し切る好内容で、父イスラボニータ譲りの豪快なフットワークも目を引いた。この2頭は出走が叶えば面白い存在になるだろう。

この他にもリステッドのクロッカスSを制したヤクシマ(牡3、栗東・寺島)やデビューから2連勝中のタガノシャーンス(牝3、栗東・中尾)などが参戦予定。3歳マイル王決定戦への切符をどの馬が掴むのか。目が離せない一戦になりそうだ。

(Text:Hiraishi)

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