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【今日の出来事】国分恭騎手がJRA通算300勝を達成/津村騎手がJRA通算600勝を達成/高橋康調教師がJRA通算100勝を達成

【5月6日の出来事】
■京都競馬第1R・3歳未勝利でスナークメモリー(牝3)が1着となり、同馬に騎乗した国分恭介騎手(32、栗東・フリー)は、2009年3月7日のJRA初騎乗以来、7651戦目でJRA通算300勝を達成した。現役では54人目の記録。300勝のうち重賞は、2010年府中牝馬S(テイエムオーロラ)、2018年マーメイドS(アンドリエッテ)、2022年京都記念(アフリカンゴールド)の3勝。

同騎手は「300勝についてはあまり意識をしていませんでしたし、いつ勝てるかさえ考えていませんでした。(スナークメモリーは)お母さんにも騎乗したことがあり、お兄さんの馬でも勝っていたので3走目で勝ててよかったです。300勝については、後輩にたくさん抜かれてしまっていたので頑張りたい気持ちでした。京都競馬場での初勝利は、野村先生のスリーサンビームで勝たせてもらった場所で、いい思い出がたくさんあります。また京都競馬場が新しくなって初めての勝利でしたが、綺麗でお客さんも多くすごいなと思いました。これからも1頭1頭全力で騎乗して応援してくれる人達のために精一杯頑張りたいです。また、引退した五十嵐元調教師が安心して見ていられるような騎手になりたいです」と、JRAを通じてコメントしている。

■東京競馬第3R・3歳未勝利でレディアス(牝3)が1着となり、同馬に騎乗した津村明秀騎手(37、美浦・フリー)は、2004年3月6日のJRA初騎乗以来、1万621戦目でJRA通算600勝を達成した。現役では33人目、史上80人目の記録。600勝のうち重賞は、2006年ラジオNIKKEI賞、2009年京都金杯(以上タマモサポート)、2010年エルムS(クリールパッション)、2015年福島記念(ヤマカツエース)、2023年マーチS(ハヤブサナンデクン)など14勝。

同騎手は「レースは良いスタートが切れて、自信もあったのでこの馬のペースだけ守って直線を迎えられれば大丈夫だと思っていましたし、2着、3着が続いていて、なかなか勝たせてあげられなかったので今日は絶対に勝ちたいと思っていました。僕自身は、まだまだ足りないところもあり、取りこぼしも多いので、もっと勝たなければいけないなと思っていますが、数字は気にせずに目の前のレース、一つひとつで結果を出していきたいです。誰よりも僕自身がビッグレースで活躍できるようにとは思っていますが、コツコツ勝っていけば道が開けると思っているので引き続き頑張っていきたいです。ファンの皆様に競馬ってすごいなって思ってもらえるようなレースをしたいと思いますので、どうかこれからも応援よろしくお願いします」と、JRAを通じてコメントしている。

■新潟競馬第7R・4歳上1勝クラスでサムハンター(牡5)が1着となり、同馬を管理する高橋康之調教師(50、栗東)は2014年3月8日の管理馬初出走以来、2074戦目でJRA通算100勝を達成した。現役では149人目の記録。100勝のうち重賞は、2022年札幌2歳S(ドゥーラ)の1勝。

同調教師は「今日勝った馬だけでなく、今まで走ってきた馬たちの頑張りもあって100勝を迎えることができたので、これからも精進して頑張っていきたいと思います」と、JRAを通じてコメントしている。
(Text:Hattori)

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