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UMAJIN.net編集部

2022/07/14 17:45

先週は特注・武井厩舎の管理馬3頭がパーフェクト連対! 2歳新馬戦でガッチリ儲ける!【2歳新馬戦・3大ファクター攻略】

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【騎手】【厩舎】【血統】の3大ファクターから、馬券妙味あふれる〈2歳新馬戦〉の攻略を試みる当コーナー。

先週は新馬戦【特注厩舎】として推奨した武井厩舎の管理馬フィールザオーラサイブレーカーハルオーブ)がすべて2着に好走する“パーフェクト連対”。また、本欄がプッシュし続けている“新馬男”鮫島駿ジョッキー騎乗の推奨馬2頭(トーセンローリエクインズエルサ)も馬券になってくれました。

今週も2歳新馬の攻略に役立つデータや傾向を徹底分析しています。週末の馬券検討の一助、ならびに「Weekly POG」指名馬の参考にしていただければ幸いです!

【騎手】
◎福島で狙え!「柴田大騎手×ラフィアン&ビッグレッドF」
現3-5歳世代におけるサラブレッドクラブ・ラフィアンの新馬戦成績は【9.7.10.150】。そのうち主戦・柴田大騎手は【4.2.4.57】となっているが、関東圏の開催場所別成績を見てみると下記の通り。
------------------------
福島【2.1.2.7】
新潟【1.1.2.14】
東京【0.0.0.20】
中山【1.0.0.14】
------------------------
東京、中山といった中央場所の成績がふるっていない一方で、福島では勝率16.7%、複勝率41.7%と断然の成績を誇る。

柴田大騎手がラフィアン所有馬に騎乗する際は、福島が狙い時だ。先週の土曜福島では新馬戦をいずれも4番人気で連勝し、そのうち一頭はマイネルだった。

またビッグレッドファーム所有馬に騎乗した時も同様で、福島なら【1.2.1.6】複勝率40.0%をマークしている。ちなみに毎年好走しているコースは芝1200mである。

今週は土曜にラフィアン所有馬で福島5Rのフェアエールング(牝2、美浦・和田郎)、日曜にビッグレッドF所有馬で福島5Rのエリダヌス(牝2、美浦・青木)と、芝1200m戦の6Rでサンガルガーノ(牡2、美浦・松山)に騎乗予定だ。

フェアエールングのきょうだいの新馬成績は【3.2.0.2】と血筋的に初戦から走れるタイプ。エリダヌスはウッドで古馬3勝クラスと併せるなど、負荷をしっかりかけられて挑むデビュー戦で色気を持つ。サンガルガーノの母は芝1000-1200mで5勝を挙げているビラゴーティアラ。距離適性はバッチリ合いそうだ。

◎小倉で狙え!「幸騎手×奥裕嗣オーナー」
奥裕嗣氏は2015年にプレスティージオの新馬戦で馬主デビューを飾り、同馬がいきなり勝利。これまで中央では21頭を所有しており、管理はほぼ全て大根田厩舎で、最も騎乗数が多いのが幸騎手である。

また小倉で幸騎手が騎乗した際は【2.1.2.1】で、新馬戦に限ると【1.1.1.0】とパーフェクト。オーナーと調教師、騎手の信頼関係は深そうだ。

今週、土曜小倉6Rで奥裕嗣氏の所有するラコンチャ(牡2、栗東・大根田)が初駆け。もちろん鞍上には幸騎手を配しており、オーナーとしても期待の新馬戦か。

〈騎手ファクターの注目馬〉
土曜小倉6R
・ラコンチャ(幸騎手×小倉×奥裕嗣オーナー)
土曜福島5R
・フェアエールング(柴田大騎手×福島×ラフィアン)
日曜福島5R
・エリダヌス(柴田大騎手×福島×ビッグレッドF)
日曜福島6R
・サンガルガーノ(柴田大騎手×福島×ビッグレッドF)


【血統】
◎ゴールドシップ産駒を新馬で狙うための条件とは?
現役時代からファンの多いゴールドシップ。タフな末脚を武器に宝塚記念や菊花賞などGI6勝を挙げ、種牡馬になってからもオークス馬ユーバーレーベンなど活躍馬を輩出している。

そんなゴールドシップ産駒を新馬で狙う際に注目したいのが「競馬場」だ。

まず狙い目になるのが「福島芝」の新馬に出走してきたパターン。これまでに21頭が出走し【4.2.3.12】で勝率19.0%、複勝率42.9%を記録している。小回りコースのうえ、直線に緩やかながら上り坂があるため、適度に上がりがかかる展開になりやすい点がゴールドシップ産駒に向いているのだろう。

また「函館・札幌開催」における芝の新馬に出てきたときも狙い目。これまで13頭が出走し【2.1.2.8】で複勝率38.5%を記録している。こちらも小回りの洋芝で上がりがかかる展開になりやすいことが同産駒を後押ししているものだと考えられる。

今週は土曜福島5Rでフェアエールング(牝2、美浦・和田郎)、日曜福島5Rでエリダヌス(牝2、美浦・青木)、日曜函館5Rでウインルーティン(牡2、栗東・長谷川)がそれぞれ出走。初戦から注目だ。

◎ダートの大種牡馬ヘニーヒューズは新馬でも強い
ダート界を牛耳る大種牡馬ヘニーヒューズ。アジアエクスプレスを筆頭に活躍馬を多数送り出している。

新馬からしっかりと走ってくるのも特徴で、これまでにダートの新馬で【38.36.35.186】、複勝率36.9%をマーク。単勝回収率も100%を超えており馬券妙味も十分だ。

今週は土曜福島6Rにカゲマル(牡2、栗東・西園)が出走。いきなりの好走を期待したい。

<血統ファクターの注目馬>
土曜福島5R
・フェアエールング(福島芝新馬×ゴールドシップ産駒)
土曜福島6R
・カゲマル(ダート新馬×ヘニーヒューズ産駒)
日曜函館5R
・ウインルーティン(函館芝新馬×ゴールドシップ産駒)
日曜福島5R
・エリダヌス(福島芝新馬×ゴールドシップ産駒)


【厩舎】
◎小倉で狙いたい! 特選ステーブル
先週は福島で3頭もの新馬をデビューさせ、すべて2着に走らせた武井厩舎をピックアップした。今週は小倉で狙える厩舎にフォーカスしたい。

トップバッターは吉村厩舎。地味な印象のある厩舎だが、実は新馬の成績が優秀な“隠れ新馬巧者”。同期間の厩舎全体の複勝率が23.5%であるのに対し、現3-5歳世代の新馬成績はなんと40.3%もの高率を誇っているのだ。

具体的な成績は【5.6.14.37】というもので3着率が高く、複勝回収率は111%とプラス収支を記録。また勝率は8.1%止まりながら、1番人気での勝利はない一方、穴での優勝があるため、単勝回収率は169%と凄まじい数字を残していた。

すでにデビューした現2歳世代2頭はいずれも着外に敗れているものの、ニードレストゥセイは7番人気で3着に0秒1差の4着と、人気を考慮すれば健闘の部類。もう一頭のナムラエヴァは明らかなダート血統で、芝でのデビューはそもそも厳しかったと見る。

今週は土曜小倉5Rにサトノキャサリン(牝2)を出走。祖母が桜花賞2着のロンドンブリッジで、近親に菊花賞馬キセキやオークス馬ダイワエルシエーロがいる良血牝系出身だ。吉村厩舎も3頭目となるこの馬で、そろそろ2歳世代に“片目”を開けたいはずだ。

続いては松永幹厩舎。前3世代の新馬成績は【11.5.4.49】で勝率が15.9%と高いうえに、こちらも穴での好走が多々あるため、回収率は単勝224%、複勝は111%と、ひじょうに優秀な結果を示している。

今週は日曜小倉5Rにマテンロウプラウド(牡2)をエントリー。父は貴重なドゥラメンテで、母はデビュー戦で2着に走っている。マテンロウの預託馬は昨夏同じ小倉でマテンロウスカイを4番人気で優勝させているし、同オーナーの勝負騎手・横山典騎手が手綱を取るので、ここは勝負がかりと読んだ。

最後は前にも新馬得意として紹介した鈴木孝厩舎。現2歳世代もすでに4頭デビューさせ、1、2番人気に支持された馬は皆無なものの【1.1.0.2】という成績。すべて人気以上の着順を得ていたのは、さすがのひと言。今週は土曜小倉6Rにタガノタント(牡2)を出走。母も自らの手で新馬勝ちに導いており、その初仔である本馬の扱いもわかっているに違いない。

◎ノーザンF寵愛厩舎でひと稼ぎ!
新馬戦というと、どうしてもノーザンFの生産馬から目が離せない。黒岩厩舎は現3-5歳世代の新馬成績が【11.2.6.50】勝率15.9%、単勝回収率252%と勝ち切るケースが多いのだが、勝ち馬11頭のうち実に8頭が社台・ノーザンFの関係馬。こちらも地味なイメージのある厩舎ながら、社台グループの“寵愛”を受けて、成績を伸ばしているのだ。

今週は日曜福島5RにノーザンF生産のフェブランシェ(牝2)を送り込む。きょうだい6頭のうち、4頭が新馬勝ち、1頭が2着と、いきなり走ってくる血筋である。キャロットFの所有馬なので人気必至とはいえ、馬券の軸からは外せない。

ノーザンFがらみではもうひとつ。名門・安田隆厩舎は前3世代の新馬戦における好走率が5割を超えているうえ、ご存知の通りノーザンF関連の良血馬を多数預かっている。日曜福島6RにはノーザンF海外生産のペースセッティング(牡2)を出走。今週は同じ芝1200m戦が小倉にあるにもかかわらず、わざわざ福島に遠征するのは、明らかにノーザンFの“使い分け”。おそらく土曜小倉6Rに出走するトールキンとの兼ね合いだと見る。福島の新馬で関西馬が活躍するのは、以前もお伝えした通りだ。

最後に、逆に“非社台系”の馬でも新馬から走らせるのが得意なのが、栗田厩舎。前3世代、非社台系の新馬成績は【9.6.6.39】勝率15.0%、複勝率35.0%と、良血揃いの社台系と変わらない良績を残している。日曜福島5Rでデビューするサンティーテソーロ(牝2)は母ナガラフラワーも新馬勝ちしており、目が離せない。

〈厩舎ファクターの注目馬〉
土曜小倉5R
・サトノキャサリン(吉村厩舎)
土曜小倉6R
・タガノタント(鈴木孝厩舎)
日曜小倉5R
・マテンロウプラウド(松永幹厩舎)
日曜福島5R
・サンティーテソーロ(栗田厩舎×非社台系)
・フェブランシェ(黒岩厩舎×ノーザンF)
日曜福島6R
・ペースセッティング(安田隆厩舎×ノーザンF)




■【Weekly POG2022⇒2023】先週の結果公開中!

 

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