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SPREAD編集長・山田

2023/04/01 20:30

【大阪杯】「負ける気しかしない」牝馬一角は消し ◎○▲決着で三連単15万超の高配当狙い

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皆さま、こんばんは!スポーツメディア『SPREAD』山田です。

「負ける気がしない」

大阪杯出走のマリアエレーナ陣営が強気のコメントを出しましたが、その影響か、実績以上の評価と言える前日6番人気。

ただ、この言葉。さまざまなメディアを読み比べたところ、じつは媒体によりニュアンスが微妙に違います。

1. 「負ける気がしない」
2. 「負ける気がしないです、と書いておいてください」
3. 「スムーズに力を出せれば、負ける気がしません」
4. 「負ける気がしない、というくらいの気持ち」

「1」と「2」は確かに強気のコメントですが、「3」になると条件付き。前走・金鯱賞の不利を引き合いにした発言でしょうか。

「4」はもはや意気込みですよね。ともあれ、それほど自信がある、と言ったところ。

すべて組み合わせると、「スムーズに力を出せれば『負ける気がしません』というくらいの気持ち、と書いておいてください」。

長年、メディアの仕事をしているとわかりますが、仮に取材時のコメントが上記の内容だったとしても、「負ける気がしない」というフレーズだけをキリトリ、使ったほうが断然、読まれます。

その真相はわかりませんが、少なくとも「負ける気がしない、以上」というコメントではなかったように思えます。

ということで今回のテーマはマリアエレーナ陣営のコメントに対抗し、「負ける気『しか』しない」というタイトルで人気一角を消しと判断し、第67回大阪杯を攻略していきたいと思います!

■前はそう簡単に止まらない

GI昇格の2017年以降の過去6年、大阪杯の脚質傾向は逃げ【1.0.1.4】、先行【3.4.0.11】、差し【1.2.4.32】、追込【0.0.0.18】、マクリ【1.0.1.2】。4角4番手以内が【5.4.2.17】と、圧倒的に「前」有利の舞台と言える。

象徴的なのは2018年、道中15番手に構えたスワーヴリチャードは3角でハナに立つ大マクリを見せ、上がり3F34秒1でまとめて押し切った。

過去3年(2020-22年)、阪神芝2000mでは逃げが複勝率46.9%、単勝回収値170と断トツの数字を誇り、さらに1・2回開催に限定すると逃げは複勝率60.0%に跳ねる。

直線約357mと短い阪神内回り。連続開催でも春の良好な馬場コンディションであれば、前はそう簡単に止まらない。

今年も、道悪開催だった前週の影響は残らず、土曜阪神芝のクッション値は「9.7」とやや硬めに近い数値を計測。土曜阪神6R・4歳上1勝クラスは逃げたサンライズエースが1着、2番手追走のファベルが2着の「行った行った」になり、芝2000mの勝ち時計1分59秒0は、前年・大阪杯当日の4歳上2勝クラスより0秒2速い。

狙いはやはり「前」という結論に至る。

■ジェラルディーナに黄信号

「前」と言えば、やはりこの馬、本命◎はジャックドールに決まる。

昨年は物見をしているタイミングでゲートが開いて、ジワっとスタート。外から馬体を併せてきたウインマリリンを競り落とし、直後にアフリカンゴールドが突いてくるなかでのハナ争いを制したが、直線で早々とレイパパレらに詰められる、苦しい逃げだった。道中行き脚が鈍ったのは落鉄の影響もあったか。

札幌記念は前半35秒5-後半37秒7と、パンサラッサが刻んだタフなペースを番手で追走、直線でねじ伏せたレース内容は強い。天皇賞・秋は瞬発力勝負に屈し、香港カップは出負けでリズムを欠いたもので、この2戦は言い訳が利く。

今回、競り掛けてくるとすればノースザワールドとノースブリッジか。ただ、昨年ほど強力な先行馬とは言えず、加えて控える競馬も身につけた今なら、番手から押し切る競馬もできる。

ジャックドールが押し切る展開ならば、後方勢は分が悪い。そこでタイトルの「負ける気しかしない」馬が、ジェラルディーナだ。

元来は前進気勢の強い馬だったが、控える競馬を覚えて覚醒。最近は出負けも見られ、有馬記念もじっくり後方で構えての追い込みだった。

1枠に入った今回、同枠にスッと先行できる「負ける気がしない」マリアエレーナがいれば、序盤から下げざるを得ず、直線は外を回っての追い上げか。これでは到底届かず、ジェラルディーナは「負ける気しかしない」。もともと非根幹距離の緩急あるペースが向くタイプでもあり、スピード比べの芝2000mは不向き。ベスト条件の宝塚記念までおあずけと判断し、今回は「消し」とする。

フォーメーション2列目には「穴ライズ」対象の○ラーグルフと▲ダノンザキッドを置く。

瞬発力勝負では分が悪いジャックドールは早めにペースアップを試みるはずで、中山金杯で大外を回ってしぶとく伸びたラーグルフ、香港カップで息の長い末脚を披露したダノンザキッドが浮上する。前日オッズで◎○▲の組み合わせは三連単15万円超、三連複でも4万円超。実績を考慮すれば、妙味十分の配当と言える。

ラーグルフを評価するならば当然、☆ヒシイグアスも上位。☆スターズオンアースと☆ヴェルトライゼンデはこの舞台では若干忙しいが、ジェラルディーナより前に位置することは可能で「買い」とする。

阪神芝2000m2戦2勝の△マテンロウレオ、高速馬場なら軽視できない△マリアエレーナまで。印と買い目は以下のとおり。

■阪神11R・大阪杯(GI)印・買い目

◎9ジャックドール
○8ラーグルフ
▲13ダノンザキッド
☆14ヒシイグアス
☆11スターズオンアース
☆6ヴェルトライゼンデ
△7マテンロウレオ
△2マリアエレーナ

【単勝】9(1点)
【馬連】9-8.13.14.11.6(5点)
【三連複F】9-8.13.14.11.6-8.13.14.11.6.7.2(20点)
【三連単F】9-8.13.14.11.6-8.13.14.11.6.7.2(30点)

以上、山田の大阪杯予想でした!

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