皆さま、こんばんは！スポーツメディア『SPREAD』山田です。

毎年、マーメイドSで思い出すのが、後に年度代表馬イクイノックスを輩出した2015年の8番人気1着シャトーブランシュ。

当時、当サイトのコラム「穴ライズ」で取り上げ、単勝を握りしめて観戦。4コーナーで最内から大外へ持ち出し、直線一気で1番人気マリアライトを差し切った末脚に歓喜した記憶が蘇ります。

そのシャトーブランシュは、その後、府中牝馬S12着、エリザベス女王杯10着、チャレンジC16着で引退。振り返るとマーメイドSの歴代勝ち馬は、一世一代の大駆けを見せている印象があります。

今年はシャトーブランシュと同じく、前走・条件戦組がずらり。次週に控えたGI・宝塚記念を控えたここで、資金調達といきたいと思います。

それでは第28回マーメイドSの予想コラムをお届けします！

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■50-51キロは過去4連勝を記録

まず過去10年の斤量別成績を見ると、ハンデは軽いほど好走例が多い。

・-49キロ【0.0.0.11】
・49.5-51.0キロ【4.4.0.37】
・51.5-53.0キロ【3.2.3.36】
・53.5-55.0キロ【2.4.6.28】
・55.5-57.0キロ【1.0.1.7.9】

とはいえ、49キロ以下は馬券内なし。一方、55.5キロ以上は2013年に7番人気1着のマルセリーナ（56キロ）、14年に2番人気3着のフーラブライト（56キロ）の2頭が馬券に絡んだ以外、成績が振るっていない。

とくに好走例が目立つのは、ハンデ50-51キロ。昨年こそ3番人気5着ステイブルアスク（51キロ）が再先着だが、2018年の10番人気のアンドリエッテ（51キロ）、19年の7番人気のサラス（51キロ）、20年の7番人気のサマーセント（50キロ）、21年の10番人気シャムロックヒル（50キロ）と、50-51キロの馬が4連勝した記録もある。

今年、このゾーンにちょうど面白い馬がずらり。ヒヅルジョウ（50キロ）、シンシアウィッシュ（51キロ）、ゴールドエクリプス（51キロ）、サンカルパ（51キロ）の4歳牝馬4頭は、いずれも前走・2勝クラスを勝ち上がったばかりの格上挑戦となる。

しかも、直近のレースでシンシアウィッシュとの対戦歴があり、物差しにもなるというじつに面白い組み合わせだ。

・2.12太宰府特別
ヒヅルジョウ 1着（2人気）
シンシアウィッシュ 14着（1人気）

・3.12房総特別
サンカルパ 1着（1番人気）
シンシアウィッシュ 4着（2人気）

・4.30糺の森特別
シンシアウィッシュ 1着（1人気）
ゴールドエクリプス 2着（4人気）

このうち、本命◎はヒヅルジョウ。2走前・太宰府特別はラスト4F11秒台で逃げ切りの強い勝ちっぷり。中京のローズSと長良川特別で完敗したが、右回りに成績が偏る点から言い訳の材料はある。

前走・シドニーTはあっさりと沈んだが、プラス16キロの数字が示すとおり太め残りに映り、3角で早めに来られる厳しい展開。叩いた今回、ハナを奪えばハンデ50キロで粘り込めると見た。

今回、54キロ以上の実績馬、ウインマイティー、ビッグリボン、ストーリアは絶妙なハンデ差を背負った。ならば、前述の○シンシアウィッシュ、▲サンカルパ、☆ゴールドエクリプスら軽ハンデとの差はなく、三連複は軸1頭ながしで勝負する。

印と買い目は以下の通り。

■マーメイドステークス2023予想・買い目

◎３ヒヅルジョウ
○１シンシアウィッシュ
▲12サンカルパ
☆13ゴールドエクリプス
△８ウインマイティー
△４ビッグリボン
△９ストーリア

【単勝】3（1点）
【ワイド】3-1.12.13.8.4.9（6点）
【三連複】3-1.12.13.8.4.9（15点）

以上、マーメイドSの予想でした。ユニコーンSの予想は以下をご覧ください！

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