皆さま、こんばんは！スポーツメディア『SPREAD』山田です。

いよいよ秋競馬へ突入し、今週から4回中山・阪神開催へ。

土曜は秋華賞トライアルの紫苑Sが行われ、日曜はスプリンターズSの前哨戦・セントウルSと、GIの足音も聞こえてくる時期。

春の実績馬と夏の上がり馬がぶつかり合うこのシーズン。馬券的には「本気度」を見極めながら妙味を狙いたいところです。

では早速、第37回セントウルSの予想に入りたいと思います！

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■陣営の「本気度」を考察する

過去10年、1人気は【7.3.0.0】と連対率100％。2016年のビッグシーザーから昨年のメイケイエールまで目下7連勝と結果を残している。

本競走で1人気が馬券を外したのは2010年まで遡り、前走・北九州記念2着のスカイノダンが6着。3走前に準オープンを勝ったばかりの馬で、押し出された1人気だった。

今年は前走・葵S3着のビッグシーザーと、阪急杯勝ち馬のアグリが1人気を争う図式か。前者は前走が重賞初挑戦、後者は春の高松宮記念7着と、トップクラスの実績面は劣る。

近年の勝ち馬と比較するとネームバリューは劣るが、実際はこれらも本競走からGIロードへ羽ばたいたケースが多く、今年の2頭もポテンシャルを考えれば歴代勝ち馬と遜色ない主役候補だ。

どちらを取るか、だが、ここは本命◎ビッグシーザーとする。

前走・葵Sを3着としたことで現在、収得賞金2800万円の本馬。GI出走には心もとなく、ここは勝ち負けに持ち込みたいところ。その証拠に中間は3週連続、長めのコース追いで負荷を掛け、陣営の「本気度」がひしひしと伝わる。

前走・葵Sはモズメイメイのロケットスタートに屈したが、直線でルガルに劣った点から敗因は完成途上にあった。この中間のメニュー変更とそれに応えた動きは本格化を思わせるもので、陣営の青写真通りと言ったところか。

芝1200mの持ち時計は1分10秒0から1分07秒2まで幅広く、開幕週の高速馬場でも、予報通りの雨で馬場が渋って対応できるタイプ。本馬から勝負する。

アグリも海外帰りとは思えない仕上がりを見せ、1週前には栗東CWコース4F50秒9の好時計をマークした。ただ、やはり適距離は1400mなのは流れに乗れなかった前走・チェアマンズスプリントプライズを見ての通り。ここは☆マークの押さえとし、飛べば好配当のシーンを待つ。

GI馬ピクシーナイトはまだ全盛期の動きにあらず、復調は先か。それでも前日3人気と支持は高く、これを「消し」とし穴馬を拾う。

対抗○はスマートクラージュ。脚元と相談しながら調整してきた馬がここに来て栗東坂路4F50秒5の自己ベストを更新した。常に稽古駆けするタイプではあるが、今回は推進力が違う。本馬も収得賞金3800万円。ここは必勝態勢と見た。

単穴▲にはジャングロ。前走は1年3カ月ぶりの復帰戦で新潟千直と高いハードルを課せられたが、スプリント戦の感覚を取り戻すための伏線か。3歳時に見せたスピード能力は確かなものがあり、一叩きの効果が見られる今回の気配なら巻き返す。

以下、右回りのスプリント戦に強いエイシンスポッターと前走重賞2人気から一気の人気落ちが魅力のブトンドールに注マークを据え、ロンドンプランとドルチェモアの3歳牡馬を△押さえに回す。

印と買い目は以下の通り。

■セントウルステークス2023予想・買い目

◎６ビッグシーザー
○14スマートクラージュ
▲５ジャングロ
☆８アグリ
注７エイシンスポッター
注12ブトンドール
△１ロンドンプラン
△４ドルチェモア

【単勝】6（1点）
【馬連】6-14.5.8.7.12（5点）
【三連複F】6-14.5.8-14.5.8.7.12.1.4（15点）

以上、セントウルSの予想でした！

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