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田原基成

2024/02/29 18:02

走破ラップから2戦2勝馬に“ドゥラメンテ級”の可能性 弥生賞2024全11頭診断

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・アドミラルシップ
前走ゆりかもめ賞は逃げ切り勝ちを収めたウインマキシマムの上がり3Fが33秒9。速い上がりの決着に切れ負けしてしまい、成す術がなかった印象だ。中山芝2000mはホープフルSで4着と健闘した舞台。3着のゾーンでケアしたい。

・エコロレイズ
前走は1勝クラスで馬券外。重賞のメンバー相手では厳しいだろう。

・コスモキュランダ
条件戦でもテンにいけない脚質がネック。決め手に優れた馬が目立つここでの強調材料は乏しい。

・シュバルツクーゲル
8番人気の低評価を覆す激走をみせた前走東スポ杯2歳S。1枠1番から好位をロスなく追走しており、満点をつけられるような鞍上の好騎乗も追い風となった印象だ。ここはデビュー戦勝ちの中山芝2000m替わりがプラス材料となるが、前走だけで判断すると展開・馬場が大きく味方した一戦。連対圏突入は至難の業か。

・シリウスコルト
前走ホープフルSは6着と強豪相手にまずまずの結果。右回りでは【2-0-0-1】と好走が目立つ馬でもあり、ボーンディスウェイやタガノエスプレッソ、タイトルホルダーなどオープンクラス実績馬が配当妙味を上げるレース傾向から、当舞台の芙蓉S勝ち馬であるこの馬をノーマークにはできない。

・シンエンペラー
昨年のホープフルS2着馬。勝ったレガレイラの決め手に屈したものの、差し馬勢が上位を占めた一戦で4角2番手から連対を確保したレースぶりには高い価値がありそうだ。過去10年の弥生賞において、前走GIで2着内だった馬は【1-3-3-0】。本番への叩き台となる今回だが、大崩れは考えにくい。

・ダノンエアズロック
前走アイビーSは上がり3F32秒7の脚で勝利。東京芝1800mを上がり3F32秒台で制した2歳馬にはスマートオーディン、クロノジェネシス、イクイノックスといった重賞勝ち馬がズラリと並んでおり、その価値は計り知れない。当時とは180度異なる中山芝替わりがどうかも、ポテンシャルに疑いようはなく軽くは扱えないだろう。

・トロヴァトーレ
この馬で注目したいのは前走。上がり3F33秒台の末脚で制した一戦だが、12-4月の中山2000mを上がり33秒台で勝った2-3歳馬はダイワメジャー、ドゥラメンテ、マカヒキとのちのGI馬が名を連ねているのだ。父レイデオロの主戦騎手だったC.ルメールが再び手綱を握るのも心強く、実績馬斬りの可能性は十分だ。

・ニシノフィアンス
人気薄の先行馬が激走をはたした前走京成杯。そのレースを逃げて5着という結果には、着順ほど大健闘とは言い切れない感がある。馬券内突入は難しい注文と言えそうだ。

・ファビュラススター
デビュー以来、2戦2勝と負け知らず。中山芝2000mの前走は1分59秒台での勝利とポテンシャルの一端を証明してみせた。とはいえ今回は2歳オープンクラスの実績馬やここに照準を絞った社台ノーザン系クラブ馬が立ちはだかるメンバー構成。押さえ程度が精いっぱいと判断したい。

・レッドテリオス
不良馬場の新馬戦で勝ち上がった馬。実績に乏しい面は否定できず、ここは様子見が妥当か。

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