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競馬サロン

覆面馬主7号

2024/06/07 22:13

東京11R ジューンSの予想

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今週は週中に東京ダービーに参戦したがあまりいい締めくくりにならなかった春。

残すは宝塚記念があるわけだけど、やはり新馬が始まって、函館が始まると、【夏競馬】って感じがぐっとしてくるよね。

そんなGIシリーズと夏競馬の狭間で「いい予想とはどんな予想なんだろう」ということを改めて考えてみたんだよね。

そもそも、馬券の予想に関しては何をもって「いい予想」とするかは非常に難しい。

・予算
・目指しているゴール
・嫌な外れ方

誰もが的中を目指すわけだが、少なくとも上記3つの基準は人それぞれ。

「つまりいい予想か否かは、受け手によって変わる」

と言う他ないんだとは思っている。

1レース3000円までと決めている人にとっては「3連単36点」となった時点で予算オーバー。つまりは、その人の尺度からは「くそ予想」になる。

また、その3000円を6000円にしたいのか、3万円にしたいのか、そういった「GOAL」の違いでも「いい予想」の尺度は変わる。

単複派、2連派、3連派でもその尺度は違うし、どのあたりの合成オッズで狙っていくかや、何連敗までが許容範囲かなど、それぞれの「財布の事情とギャンブル感」で、良い予想というのは変わってくるよね。

まぁ共通しているのは「当たる予想が良い予想」ってことなんだろうけど、そこに回収率という指標も入ってくるわけで、その「目指すバランス」が人それぞれなんだと思うわけだ。

もちろん、100%当てろと言われれば、出来なくはない。
全通り買えばいいだけなので。

となると、買い目点数が多いということになるわけで、つまりは、どこまで削るか、どういう外し方なら許容できるか、と考えていくと、「嫌な外れ方、外し方」というところに行きつくわけだよね。

このそれぞれが思う「嫌な外れ方」なんだが、これは難しいし、そこをちゃんと考えている人っているのかな??

当てたい当てたい当てたい、外したくない…

当てたいはずが、プロスペクト理論で言うところの損失回避欲求が滲み出てきて、無意識下で「外したくない」という感じが強くなって、目的が変わっちまうことってよくあるよね。

なのでかける金額が大きかったり、考える時間が長かったりする「GI」で外すと、モヤモヤが残ったり、誰かのせいにしたくなったりということが起こるのかもな?と。

しかもその点に関しては「あ、自分がそういう感覚に陥っちまってるな」ということに気づけない人もいる。

つまり「そもそも自分が馬券に参加することで一番求めていることが何なのか?」ということが分かっていないと、どこまでリスクを背負うのかも見えないし、「いい予想がどういうモノなのかにも靄がかかる」ってことなのかな?とね。

とまぁ、突き詰めていくと、

「彼を知り己を知れば百戦殆からず」

と、数千年も前に普遍的な事を言ってくれているどこかのおじさんの言葉が一番響くわけだけど、まず「自分がどうしたいのか」が分かっている人にしか、「良い予想を見つけること」も「評すること」もできないんだろうな…

と思ったという話。

なので、例として俺の視点からこのサロンに居る主催者の話をしてみると、俺は過去から一貫して「岡井ちゃんの予想は好きだ、タメになる」と言っているし、「1号のアニキは俺の何倍も上手い」と言ってきた。

それは、俺が

・一生競馬を続ける
・年間100%以上の回収率を追い上げ方式を使ったとしても続ける

という自分の馬券スタンスが分かっているからこそ言えることだと思っている。

なぜなら「2人とも俺には無いものを持っているからだ」と自覚している。

俺は岡井ちゃんの予想は昔から「絞るため」や「堅いレースを選出するため」に利用させてもらったりしている。

そもそも昔から一緒に馬を走らせたり、牧場に馬を見に行くことも多かったから、相馬の基準は似てるんだよね、俺と岡井ちゃん。ただ、GOALや、そのGOALにどうやって辿り着きたいかというプロセスはもしかしたら180度違うかもしれない。

その上で、彼の良さは強い馬は強いといえるところ。
強い馬が強い競馬をして、それがバレてるんだから人気でも仕方なし。
何が悪いんだ?
的なところだよね。
俺みたいにアホ丸出しで天邪鬼を発動させたりしないタイプね。笑

だって、彼はああいう風貌だけど、実はとても「コンサバな人」だから。(※営業妨害になってたらすまん。笑)

なので俺は自分で「いける」と踏んだ馬が出てくるときに競馬場なんかで岡井ちゃんと一緒になれば、パドックで一緒に馬見て、岡井ちゃんも行けると踏んでれば、俺は俺でガッツリ買ったりする。

そこの意見が合致すれば「普段の5倍、10倍の資金を投入できたりする」からね。まぁ20年以上の付き合いだから、そういう「再現性のツボ」みたいなものが分かっているってのが大きいのかもね。

そういう意味で、俺にとっての岡井ちゃんは「更に倍!」を実現させてくれる倍プッシュ機能といえるような人。

逆に1号のアニキなんかは「え?アニキマジでその馬から行く??」的な利用方法で参考にさせてもらっている。

ビジネスの仕方や広げ方を見ていても、1号のアニキには変な固定観念や先入観みたいなものが少なくて、ほんとに面白いしぶっ飛んだ人。しかも、本質的かつ合理的な考え方も併せ持っている人だったりする。

つまりそういう双極を極めていたりするから「器がデカい」ということになるわけだ。

つまり「俺に無い視点」や「俺に無い評価基準」を持っている人だから、俺がついついスルーしちまってた馬が買い目に入っているときは「◎だろうと△だろうともう一回見直す」という機会を与えてくれる予想なんだよね。

なので「忘れ物チェックシート」のような効能を得られたりするわけだよね。
自分の浅はかさや小ささを気づかせてくれるっていう意味でも、ほんとにありがたいわけ。

そもそも馬券の予想ってのはそれぞれの予想家(ここでは便宜的に全員を予想家と言っておく)がそれぞれのレースで、どんなデメリットを受け入れて、どのレベルのメリットを享受しようとしているのか」ってことを表明しているに過ぎないと思うわけよ。

つまりは

「その予想がどういったトレードオフの上に成り立っているか」

ということを示しているモノなわけだよね。

この二人に関しては、予想というよりも「馬主としての競走馬選び」が基準の付き合いだから、その意味でもどんなリスクを取るのかってことも分かっているからこそ、この二人の予想の利用法が俺なりに分かるのかもしれないけど、つまりはどんな人であってもどんなジャンルであっても、何かを参考にするってことは「その人がどういうリスクを取る人かがある程度分かる」ということが大前提なのかなと。

まぁこういうことを考えていると、やっぱり人のやることだから「まずは人間を知る」ところに行きつくよねと思ってはいるので、俺自身、予想の解説以外にも「俺の考え方やリスクの取り方を書いてきている」んだけど、参考になってるんかな?

ただこいつアホだなぁ…

と思われているだけだとしたら残念だが…苦笑

話を戻そう。

「彼を知る」という意味でも、様々な予想家のリスクの取り方を理解することが大事だよねという事。

でそれを参考にしていくためにも、次は「己を知る」ということ。
「自分が何を求めているのか」を知らなければ、そもそも「利用すらできない」ということになる。

そういうことが分かっていない人に限って、

「こんなの誰でも取れる」
「人気馬ばっかり指名するじゃん」
「点数が多い」
「連敗続きの後に10万馬券取られても乗れねーよ」

などといった論争を巻き起こすよね。

でもそういう論争って何の意味もないし、論争にすらなり得ない。
だって、人それぞれ尺度が違うんだからね。

それはただただ「予算感の違い」だったり、「GOAL」の違いだったり、「プロセス」の違いだったりするわけだ。

ビジネスで言えば、同じ10億でも、「1億円×10人=10億」で売り上げを作ることをを選ぶか「1万円×10万人=10億」を選ぶかだけど、どっちが正しいってないじゃん。

だから予想もどちらが良いとか悪い、正しい正しくない、という事じゃなく「違う」というだけ。

だってさ、まともな人間だったら、人んちの嫁を捕まえて「お前の嫁はくそだ」なんて言わないし、蓼食う虫も好き好きなわけでね。

俺は人に束縛されるのが大嫌いだから、結婚不適合者だし、サラリーマンも出来ない社会不適合者なわけ。

だから、自分で起業するしかなかったポンコツだし、やたら料理ばかりが上手くなっていくわけだ。

まぁ、そんな話はどうでも良いとして、「良い予想とはどんな予想なのかを定義する」ということは、

「いい嫁とはどういう嫁なのか、ということを定義するくらいクソな事」

だということが分かっただけで今回の妄想タイムは大成功だったと思った今日この頃…

夏競馬始まるぞー!

ということで競馬の時間だ!

今回分かったことは、結果はどうであれ、やはり俺は俺の予想を晒し続け、「自分が何を求めているかがしっかり分かっている大人の嗜みで競馬が出来る人」の中から、

「7号のここは利用できるわ!」

ということを見つけ出してもらうしかないってことだ。

つ・ま・り!

相変わらずこの夏も自分勝手な予想を晒すぞ!
ということ。笑

まぁ俺の予想に使い道があるのかどうかは分からんが、見てくれる人がいるってことは、それが逆張りだろうと、なんだろうと、晒す価値はあるってことだと思ってこの夏も「競馬を楽しむのみ!」ってことだ。

さーて明日は重賞が無いから3場のメインレースから選ぶ日だね。

俺が選んだのはこのメイン!

■東京11R ジューンS
夏競馬の始まりで函館メインか?とも考えたし、京都メインのジュンブロッサムか?とも考えたんだが、まだ前日とはいえ「ハーツコンチェルト」のオッズが【2倍台】で買えるということに驚いている。

明らかにスローのレースになるということと、ダービー3着以降「イマイチ爆発しきれない末脚での取りこぼし」のイメージがついちまってるからなのか、前走モレイラでも勝てなかったイメージがあるからなのか、オープンファイアの方が人気になりそうな気配すらある。

ただ、前走モレイラが乗っての「最後の直線」に次への変化の兆しを俺は見た。

思い過ごしかもしれんし、俺の錯覚かもしれないが、この馬ダービー以降の走りで言うと、イマイチ首の使い方が悪くなってたと思うんよね。その原因が背中の使い方なのか、トモの緩さに起因するところなのかは何とも言えないんだが、少し伸び切ったフォームになって、バテはしないんだが、最後の決め手を出すところで「グッとくるところ」が無くなってたように見えてた。

ただ、前走、スローが見え見えの中で敢えて後方にモレイラが構えて、最後の直線でムチを入れてビッシリ追い始めた時に「あ!思い出したか?」という感じで、身体を使って首も使った走りにじわじわと変化していったように見えたわけ。

最後の100mのあのフォームで走れるなら、あそこまで溜める必要はない。
今回は外目からじわっと早めに進出していけばいいんじゃないか?と思える枠も引けた。

追い切り動画を直接見られないのは残念なんだけど、「あの兆し」は悪くないはず。
同じ東京の2400mだし、前走モレイラが教えたことが活きてるとみて、この馬の頭勝負を実践したい。

結論
◎13ハーツコンチェルト
〇1オープンファイア
▲8サトノクローク
☆9アームブランシュ
△6エリカヴァレリア
△4マイネルカンパーナ
△14シーウィザード

〇▲☆の3頭は2着候補までにする。
オープンファイアは明らかに前走以上の出来ではあるんだけど、明らかに人気先行ではあると思っているので、2着までと決めつける。

買い方
【単勝】13(1点)
【馬単】13→1.8.9(3点)
【3単】13→1.8.9→1.8.9.6.4.14(15点)

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