UMAJIN.net

競馬サロン

UMAJIN.net編集部

2024/09/02 18:51

【地方競馬重賞展望】9月3日、盛岡競馬場でDG競走・不来方賞 サトノフェニックス、カシマエスパーダ、サンライズジパングなど12頭が参戦

97
9月3日、盛岡競馬場でDG競走・不来方賞(JpnII、ダ2000m)が開催される。昨年までは地方重賞だったが、全日本的な競走体系の整備のため今年からJpnIIに昇格となった。1着賞金は4000万円で、発走時刻は17時05分。枠順は以下のとおり。



サトノフェニックス(牡3、栗東・西園正)は、中東遠征明けのレパードSで2番手から最後まで踏ん張り11番人気ながら2着と激走。元々、昨年の兵庫JGで2着があるように完成度が高くスピードに優れる馬だ。前走から1Fの距離延長は馬体と血統から微妙だが、スムーズに先行できれば前走のような粘りが見られても不思議ではない。

カシマエスパーダ(牡3、美浦・鈴木慎)は、スタートでボコッと出遅れたデビュー戦こそ4着だったが、以降は4角2番手から危なげなく抜け出す競馬で3連勝中。その3戦とも時計が優秀で、前走の鳳雛Sでマークした1分51秒1は、3回京都のOP・平城京Sに0秒3劣るだけで古馬3勝クラスに相当。3歳馬同士なら重賞はまず勝てるだろう。初の左回り、初の盛岡競馬など課題も多数だが、圧倒的な人気に応えられるはず。

サンライズジパング(牡3、栗東・音無)は、現3歳世代における重賞級の2刀流ホース。今春は芝の王道を歩み、皐月賞で9着、日本ダービーで12着だったが、昨年のJBC2歳優駿ではフォーエバーヤング相手に0秒3差の競馬があり、ダートなら反発が見込めるかもしれない。札幌と北海道の騎手リーディングを獲得し、今夏はDG競走で絶好調な武豊騎手が跨るのは魅力だ。

タイセイミッション(牡3、美浦・伊藤圭)は、機動力を武器にダートで4戦2勝。前走の札幌戦では15着から一変して大きな変わりを見せた。ただし、勝った2鞍とも時計は地味で、折り合い面に課題があるのはネック。相手大幅強化のここが試金石となる。

フジユージーン(牡3、岩手・瀬戸幸)は、岩手競馬が誇る無敗の3歳最強馬で盛岡競馬と水沢競馬の重賞を6連勝中。今回はJRA勢と初対決を迎えるが、勝ちっぷりだけならJRA勢相手に通用して不思議ではない。ただし、ここまでの競馬で対戦経験があるオオイチョウやオスカーブレインをモノサシに考えると、ホッカイドウ競馬の3歳トップ勢に近い力は確認できるが、JRA勢相手に勝ち切るほどの裏付けがない。それでも岩手競馬ファンの夢を背負って臨むだけに、驚きの走りを見せる場面があるかもしれない。

この記事が参考になった方は
主宰者に「エール」を送ろう!(最大10回)

エール0

この主宰者をお気に入りに登録しよう!
マイページから確認できます

お気に入り登録
競馬サロン TOP

人気主宰者の「重賞」「自信の一鞍」など複数の予想を30日間定額で!

先着800名様限定!
30日間無料キャンペーン実施中

月額コースはコチラ

ただいま30日間
無料お試しキャンペーン実施中!

全コラムが見放題
月額コースはコチラ

月額コース購入に進む

この記事のみをご覧になりたい方はコチラ

単品購入(500pt)に進む

本記事は単品購入限定となります

PAGE TOP