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齋藤翔人

2024/09/07 19:00

【セントウルステークス2024予想】「4項目」マッチ本命◎の復活勝利期待 脅威の単勝回収率“1608%”など爆穴相手で勝負

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9月1日。社台スタリオンステーションが、今シーズンの繋養種牡馬の種付け頭数を発表しました。

最多は218頭のキズナで、以下、コントレイル、イクイノックス(父キタサンブラックも191頭)、エフフォーリアの4頭が200頭を超え、サリオスも昨年をさらに上回る196頭でした。
一方、プライベートで頭数が少ないハービンジャーとポエティックフレア以外で気になったのがレイデオロ。前年比110頭減の39頭にまで落ち込んでおり、後述するような理由があるとはいえ、かなり心配になる頭数です。

種牡馬入り当初のセールスポイントとしては、ディープインパクト産駒の繁殖につければウインドインハーヘア4×3のクロスが成立する点や、古馬になってからもGIを制した(2010年代のダービー馬では3頭だけ)成長力のあるダービー馬という点があげられ、私も成功を確信していました。
ところが、蓋を開けてみると産駒は思ったような成績をあげられず、2024年9月1日時点でJRAのオープン勝ちは2頭だけ。しかも、これら2頭は3勝クラスのレースに出走できるため現状オープン馬はゼロで、牝馬に至っては僅か4頭(うち2頭は牝馬限定戦を勝利)の勝ち上がりと苦戦が続いています。
ただ、古馬になってから秋の天皇賞を制したように、成長力があることは確か。これから先、急激に成績が上向くとは思えませんが、育成のノウハウなども蓄積してきているはずで、なんとか巻き返して欲しいところです。

それでは予想に。

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今回は、セントウルSの過去5年を深掘り調査。好走傾向から買い条件を見つけ出し、本命馬を探します。

(1)前走時の馬体重の増減
(2)前走馬番
(3)キャリア
(4)前走4コーナーの位置取り
(5)今回の枠順
(6)前走からの間隔
(7)母父の系統
(8)今回の斤量

近年の好走傾向から買い条件となったのは上記8項目。その中で(1)は前走時の馬体重の増減について。
前走時、馬体重の増減が小さかった馬が好走しやすい当レース。具体的には、前走が芝、良馬場のレースにプラスマイナス2kgか増減なしで出走。なおかつ、前走上がり4位以下か海外のレースに出走した馬は[3-4-2-8/17]。勝率17.6%、複勝率52.9%。単勝回収率683%、複勝回収率252%。文句なしの成績でした。
◇該当馬=ストーンリッジ、ジョウショーホープ、テイエムスパーダ、アサカラキング、カリボール、トウシンマカオ

(2)は前走馬番。
前走、偶数番を引いた馬が優勢のセントウルS。そのうち前走枠が5から8、かつ4から6歳馬は[4-0-3-7/14]。勝率28.6%、複勝率50.0%。単勝回収率851%、複勝回収率212%。該当馬の半数が好走していました。
◇該当馬=アネゴハダ、ヨシノイースター、ダノンスコーピオン、ママコチャ

次は(3)。キャリアです。
キャリア21戦以上の馬が[0-2-1-31/34]と、苦戦している当レース。一方、キャリア6から20戦、かつ前走勝ち馬から0秒6差以上、2秒1差以内の負けを喫した馬は[3-2-2-5/12]。勝率25.0%、複勝率58.3%。単勝回収率979%、複勝回収率254%。かなり変な区切り方ですが、好走率は6割に迫ります。
◇該当馬=ダノンスコーピオン、ママコチャ

(4)は、前走4コーナーの位置取りです。
短距離戦だけあって、前走、先行した馬が結果を残しているセントウルS。具体的には前走、芝のレースに出走して4コーナー5番手以内。かつ、距離短縮で臨む馬が[3-1-3-4/11]。勝率27.3%、複勝率63.6%。単勝回収率60%、複勝回収率162%。好走率は6割を優に超えていました。
◇該当馬=トウシンマカオ

(5)は今回の枠順。
例年、開幕週におこなわれるセントウルSですが、傾向としては外枠有利。8月からの通し開催となる今年は、いっそうこの傾向が強まるかもしれません。
具体的には、今回の枠が4から8で、前走が東京か中京か海外かつGIII以外だと[3-0-4-4/11]。勝率27.3%、複勝率63.6%。単勝回収率60%、複勝回収率107%。配当妙味はさほどないものの、(4)と同じ好走率でした。
◇該当馬=テンハッピーローズ、ダノンスコーピオン、トウシンマカオ、ママコチャ

(6)は前走からの間隔です。
休み明けの実力馬を信頼できる当レース。具体的には、前走からの間隔が中9週から24週で、前走と同じ騎手が騎乗(継続騎乗)。さらに、前走斤量が56キロと57キロ以外であれば[2-1-4-3/10]。勝率20.0%、複勝率70.0%。単勝回収率47%、複勝回収率124%と、凄まじい成績でした。
◇該当馬=ダノンスコーピオン

続いて(7)は母父の系統で、2パターン紹介します。まずは、ニアークティック系種牡馬を母の父に持つ馬。
こちらは前走が芝、かつ前走の出走頭数が今回より少なければ[2-2-2-3/9]。勝率22.2%、複勝率66.7%。単勝回収率52%、複勝回収率112%と、超抜の成績。
◇該当馬=アサカラキング

一方、ナスルーラ系種牡馬を母父に持つ馬も健闘しており、とりわけ前走18頭立てのレースに出走した馬は[1-1-2-3/7]。勝率14.3%、複勝率57.1%。単勝回収率1608%、複勝回収率387%と、文句なしの成績でした。
◇該当馬=テイエムスパーダ、トゥラヴェスーラ、カリボール

そして最後は(8)。今回の斤量。
今回57キロを背負う馬の好走率が高い当レース。そのうち、毛色が鹿毛か青鹿毛の馬は[2-1-2-2/7]。勝率28.6%、複勝率71.4%。単勝回収率81%、複勝回収率125%と、凄まじい成績でした。
◇該当馬=ストーンリッジ、ジョウショーホープ、トゥラヴェスーラ、アサカラキング、カリボール、ママコチャなど8頭

これら8つの項目を踏まえ、印と買い目を下記のとおりとします。

◎14ダノンスコーピオン
○18ママコチャ
▲17トウシンマカオ
☆15アサカラキング
△16カリボール
△6ジョウショーホープ
△4ストーンリッジ
△11トゥラヴェスーラ

【単勝】14(1点)
【馬単/マルチ】14⇔18,17,15,16,6,4,11(14点)
【ワイド】14=18,17,15,16,6,4,11(7点)
【3連複/軸2頭】14,18=17,15,16,6,4,11(6点)

外枠有利とはいえ、やたらとそこに印が集まってしまったのは気掛かりですが、本命候補は4項目に合致したダノンスコーピオンママコチャ。その中で、ダノンスコーピオンを本命としました。

前走の安田記念は15着と大敗したものの、2走前の京王杯SCで復調の兆しが見えたダノンスコーピオン。今回が転厩3戦目でスプリント戦出走は生涯初となりますが、3戦連続コンビを組む戸崎圭太騎手も、今は1200mのほうが良いとコメントしています。

また、現在同馬を管理する福永祐一調教師は、騎手時代、中京芝1200mが大の得意。厩舎の初重賞制覇もこの舞台でおこなわれたCBC賞で、この舞台を知り尽くした陣営とともに、自身2年4ヶ月ぶりの復活勝利なるか注目です。

馬券は、ダノンスコーピオンの単勝と、同馬からの馬単マルチ、ワイド。さらに、対抗ママコチャとの3連複軸2頭ながしを買います。

それでは日曜日も競馬を楽しみましょう。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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