土曜の競馬は穴っぽいところを狙うと4.5着で、堅いと思った馬が2着という微妙な結果でモヤモヤが残る一日だったね。
まぁ穴っぽいところを狙って、その馬がチョイ届かずや、ちょい差されての4.5着ってのは次戦以降に向けても少し人気を上げちまうから一番いやな着順なんだけど、これにめげずに明日も攻め込もうと思うよ。

攻め込むといえば、今日の中京10Rでの落馬事故。
浜中が加害者となって、菱田がかなり危険な落ち方したよね。
パトロール見れば、コーナーの出口で馬が外に向かい、菱田からすれば「ぽっかり進路が出来た」と思って突っ込んでいったところに、浜中の右ムチ連打で、馬がインに思い切りササって進路をふさいだ挙句、馬の脚が絡まっての落馬。

12頭立て11番人気の馬で、同じポジションにいた勝った馬が上がり36.8使えているところに、浜中の馬は37.8。
内外の差もあったし、大分手ごたえは違ったと思うんだよね。
それでも何とか動かそうと追って追ってという行為はもちろん必要だけど、久しぶりにブリンカーつけた馬だし、もう少し慎重に乗ってほしかったね。まぁ、3着とは0.1秒差だから人気の割には走ったわけだけど、それが落馬を誘発してのモノってのは、馬主サイドから見ても、いやなものだと思うんだよな。

菱田騎手に関しては、頭部と胸部の怪我という発表で、意識はあるとのことだが、直ぐに復帰できるレベルなのかどうかは分からない。
大事に至っていないことを祈るのみだよね。

さて、そんなことがありつつも、土曜の夜は「アイリッシュチャンピオンS」もあるんだよね。

オーギュストロダンとエコノミクスにシンエンペラーがどこまで迫れるかは見ものだね。
コラムの公開が間に合うかどうか微妙なので、予想は公開しないけど、シンエンペラーは応援しようと思う。

ということで、日曜の重賞はローズSだね。
早速予想に行こう。

■中京11R ローズS
ここは秋華賞のトライアル戦。
だからこそ狙いたい馬がいる。

それが、この馬。

◎9ラヴァンダ！

フローラSでも◎を打った馬。
なんだかこの馬のサガみたいなものなのか、いつもレースでは不利を受ける。
フローラSの本命抜擢の時も書いたけど、チューリップ賞はまずひどいレースだった。
スムーズに立ち回れればフローラSくらいはもともと走れる馬。
そのフローラSだけど、まずまずレベル高かったことは4着だったクリスマスパレードが紫苑Sを勝ってくれたことで証明してくれている。

3着のカニキュルもその後の1勝クラスは楽勝している。

でオークス。
オークスでもなかなかいいスタートを切って、良いポジション取れるかと思った1コーナーでパッチン食らって下げざるを得ない競馬。
終始力み気味で、これじゃ2400ｍ全く持たないだろうと思っていたら、バッタリ止まるわけでもなく11着に粘った。
あれだけ不利があって、力んでいた2400ｍで、差ほど不利の無かったアドマイヤベルとは0.1差しか負けていないし、クイーンSを勝ったコガネノソラには先着してるんだよね。

そんな状態で、3着のクイーンズウォークから0.7差しか負けていないなら頑張った方だと思うわけだよ。
しかも、この馬本質的には2400ｍなんて長すぎるくらいだと思っているし、ベストは1600-1800位だと思っている馬。
距離に関しては、同世代の重賞なら何とかごまかせるんじゃないかと思っている程度なんだけど、流石にそれでも2000ｍまでだと思っていたオークスでこの競馬なら、今回の2000ｍの中京はレースがしやすいと思うんだよね。

それともう一つ。
この馬長距離輸送では結構体減らすよね。
フローラSの時は「-10キロ」減らしてたし、オークスの時は「中間480くらいまで体重は戻っている」といっていたけど、レースの時は「プラマイゼロの466キロ」だった。今回は休み明けで、栗東からは近い「中京」だし、万全の状態で出せるんじゃないかと。

さらには追い切り。
この馬の追い切りはいつも高く評価しちまうし、この追い切りの時計や走り方から、ベストは1600ｍくらいなのかなと思っているわけだけど、今回も体を使って元気いっぱいだよね。休み明けではあるけど、最終追い切りの「51.0-36.6-23.8-12.1」は、フローラSの最終追い切りと、ラスト2Fは同じ。
更にフローラSの時は、1週前追い切りが「84.2-67.8-52.9-37.3-11.0」だったのに対して、

【80.9-65.4-51.2-36.5-11.2】

という素晴らしい時計。
終いこそ「11.2」とフローラSの前より落としてはいるけど、全体時計は4秒速くて、5Fでも2.5秒速い。
強度を増した追い切りが出来ているという事だし、併せたロゼフレアにしたって、紅梅S4着、Fレビュー6着の馬で、短距離タイプで追い切りはソコソコ動く馬。その相手を楽に突き離しているのも、心強いし、そもそもこういうタイプの馬は「トライアルこそ全力投球」のようなタイプだと思っていたりもするし、休み明けから「春と同等以上の動き」が出来ているなら、十分狙いが立つと思っているという事。

もちろん、レガレイラとクイーンズウォークを軽く見ているわけではないけど、あくまで「本番は次戦」だよね。
それに対してラヴァンダは本賞金「1450万」しか持っていなくて、もしかすると賞金では出られない可能性もあるわけで、ここはやっぱりしっかり作ってきているという事なんだと思うわけだ。

ちなみに、ローズS組の持ち賞金を並べると、

レガレイラ：3900万
クイーンズウォーク：2300万
タガノエルピーダ：1600万

ここまではここで負けてもおそらくは出走できる賞金。
それ以下になると、危険なんだけど、

ラヴァンダ：1450万
セキトバイースト：1450万
サフィラ：1000万
チェレスタ：900万
フレミングフープ：900万
カニキュル：900万
オーロラエックス：900万
ハワイアンティアレ：900万

ってな感じだよね。
400万組は、レディーヴァリュー、サンセットビュー、ラビットアイ、ザブライドの3頭

もちろん900万組とかもここ勝負という感じだとは思うけど、それならフローラS2着とオークスで不利があってクイーンズウォークと0.7差のラヴァンダから入ってみよう！という事。

結論

◎9ラヴァンダ
〇2クイーンズウォーク
▲15レガレイラ
☆5タガノエルピーダ
☆3オーロラエックス
注14サフィラ
△1カニキュル
△11フレミングフープ
△8ラビットアイ

これで行く。
〇▲は1.2人気の2頭。
流石に出来8分でもこのメンバーでは最上位だろうし、大楽勝されても驚かないし、この2頭のワンツー決着でも驚かない。
この2頭に関しては、今週からBコースということも含めて、内枠のクイーンズウォークを上に評価した。

☆の2頭はこれも内目の枠から上手く立ち回れれば共に一発を秘めた馬だし、評価しておく。
注のサフィラは流石に人気落とし過ぎじゃないかとは思っていて、ただ、8枠ってのはどうなんだと思ってもいる。
そんな感じなので、注。

△カニキュルは相手なりに走るよね。
最後追い込んできて届くかどうかで、Bコースだとあっても3着までかと。

△フレミングフープはハマれば末脚は通用するね。
ただ、この枠だと外々回されないか？それもあって△まで。

△ラビットアイに関しては、カニキュルに先着しているフラワーCや、メイショウタバルと0.3差のつばき賞を評価して押さえておく。乗り役は典さんだしね。

買い方
【単勝】9（1点）
【ワイド】9＝2.15（2点）
【馬連】9＝2.15.5.3.14.1.11.8（8点）
【3複】9＝2.15＝2.15.5.3.14.1.11.8（13点）
【3単】9→2.15→2.15.5.3.14.1.11.8（14点）
【3単】2.15→9→2.15.5.3.14.1.11.8（14点）
【3単】2.15→2.15.5.3.14.1.11.8→9（14点）