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競馬サロン

齋藤翔人

2024/09/21 19:00

【神戸新聞杯2024予想】混戦トライアルを「9」のデータで斬る 本命は最多“4項目”に合致する一級品の素質馬

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先週のセントライト記念はダービー出走組が人気を集め、1から3着を独占。夏場に条件戦を勝利し、新興勢力と目された馬にとって厳しい結果になりました。

一方、これから予想する神戸新聞杯は春二冠で好走した馬が出走しないため、セントライト記念よりもつれそうな雰囲気があります。ちなみに、今年はダービー5着内馬が菊花賞の前哨戦に一頭も出走しませんが、これはグレード制導入以降初めてのこと(京都新聞杯が菊花賞トライアルだった時代も含む)。皐月賞馬でダービー2着のジャスティンミラノが天皇賞へ向かい、同3着シンエンペラーは凱旋門賞に挑戦するなど、もはや3歳馬が秋に様々な路線を歩むこと自体は珍しくありませんが、一方で、今年のダービーは皐月賞で競走除外となったダノンデサイルが優勝。外国産馬や牝馬が掲示板に載るなど、かなり異例ずくめのレースでした。

また、当のダノンデサイルは菊花賞に直行するため、神戸新聞杯の結果如何では、本番も新興勢力にチャンスがあるように思えますが、どうしてもこの時期、上がり馬に期待したくなるのは、日本人特有ともいえる「判官贔屓」の性質か。それとも、そう思っているファンは、実は少数派なのでしょうか。ただ、昨年の菊花賞を制したドゥレッツァのように、条件戦をコツコツと勝ち上がってきた馬が大舞台で既存勢力を逆転する様は、やはり見ていて爽快ですよね。

ということで、今回は菊花賞トライアルの神戸新聞杯の過去5年を深掘り調査。好走傾向から買い条件を探し出し、本命馬を見つけます。

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(1)前走着差
(2)前走人気
(3)前走上がり
(4)市場取引馬
(5)前走馬体重
(6)生産牧場
(7)父の系統
(8)母父の系統
(9)調教師

近年の好走傾向から買い条件となったのは、上記9項目。その中で(1)は前走着差について。
前走大敗した馬はさすがに厳しい当レース。一方、前走距離が2400m以上で、1着か勝ち馬との着差が0秒7以内だった馬は[4-2-2-8/16]。勝率25.0%、複勝率50.0%。単勝回収率65%、複勝回収率130%。該当馬の半数が好走しています。
◇該当馬=ゴージョニーゴー、メリオーレム、トラストボス

(2)は前走人気で、ここは2パターンご紹介します。まずは前走、重賞含む特別戦で3番人気以内だった馬。
こちらは、関西馬で芦毛以外。なおかつ、前走からの間隔が中5週以上だと[2-3-3-8/16]。勝率12.5%、複勝率50.0%。単勝回収率15%、複勝回収率183%。(1)と同じく、該当馬の半数が好走。
◇該当馬=オールセインツ、メリオーレム

一方、前走ダービーで7番人気以下だった関西馬も、キャリア6戦以下であれば[3-1-0-4/8]。勝率37.5%、複勝率50.0%。単勝回収率237%、複勝回収率121%。またまた該当馬の半数が好走していました。
◇該当馬=ミスタージーティー、ショウナンラプンタ、ビザンチンドリーム

次は(3)。前走上がり。
(2)とやや重なりますが、神戸新聞杯は前走GIで上がり9位以内だった馬が[5-3-1-6/15]。勝率33.3%、複勝率60.0%。単勝回収率143%、複勝回収率142%。過去5年の勝ち馬は、すべてこの条件に当てはまっていました。
◇該当馬=ミスタージーティー、ショウナンラプンタ、ビザンチンドリーム

(4)は市場取引馬です。
セレクトセール取引馬が活躍している当レース。中でも、今回1から8番を引いた馬は[3-2-3-6/14]。勝率21.4%、複勝率57.1%。単勝回収率135%、複勝回収率219%と、文句なしの成績です。
◇該当馬=ゴージョニーゴー、オールセインツ

(5)は前走馬体重について。
過去5年における神戸新聞杯の3着内馬15頭中9頭は、前走馬体重が480kg以上500kg未満でした。そのうち、前走4コーナーで7番手以下に位置していた馬は[3-3-2-4/12]。勝率25.0%、複勝率66.7%。単勝回収率78%、複勝回収率160%。なんと、好走率は7割に迫ります。
◇該当馬=ジューンテイク

(6)は生産牧場。
過去5年で当レースを4勝、10年で8勝しているノーザンファーム生産馬。その中で、前走の出走頭数が今回よりも多かった同場生産馬は[4-2-1-5/12]。勝率33.3%、複勝率58.3%。単勝回収率170%、複勝回収率145%。文句なしの成績でした。
◇該当馬=ミスタージーティー、ビザンチンドリーム

続いては(7)。父の系統です。
神戸新聞杯はロイヤルチャージャー系かナスルーラ系種牡馬の産駒が強く、そのうち前走が東京か札幌か中京。かつ、当時の馬番が奇数だった馬は[3-2-2-3/10]。勝率30.0%、複勝率70.0%。単勝回収率151%、複勝回収率339%と、凄まじい成績を残していました。
◇該当馬=ジューンテイク、ショウナンラプンタ

(8)は母父の系統について。
一方、エクリプス系かナスルーラ系種牡馬を母父に持つ馬の成績も良く[0-2-2-3/7]。複勝率57.1%、複勝回収率178%。勝ち切れていませんが、高い3着内率をマークしています。
◇該当馬=ヴィレム、ヤマニンステラータ、ビザンチンドリーム

そして最後は(9)。調教師。
中・長距離戦で抜群の成績を残している友道康夫調教師の管理馬。神戸新聞杯も得意レースの一つで[1-1-1-3/6]。勝率16.7%、複勝率50.0%。単勝回収率83%、複勝回収率165%。該当馬こそ多くはないものの、十分な成績です。
◇該当馬=オールセインツ、メリオーレム

これら9つの買い条件を踏まえ、印と買い目を下記のとおりとします。

◎14ビザンチンドリーム
○5オールセインツ
▲11ショウナンラプンタ
☆6メリオーレム
△10ミスタージーティー
△3ゴージョニーゴー
△1ジューンテイク
△7ヴィレム

【単勝】14(1点)
【馬単/マルチ】14⇔5,11,6,10,3,1,7(14点)
【ワイド】14=5,11,6,10,3,1,7(7点)
【3連複/ボックス】14,5,11,6,10(10点)

新興勢力に期待したくなってしまう……と書いておきながら、唯一4項目に合致したビザンチンドリームが本命。3項目に合致した馬が4頭いました。

鮮烈な追い込みで出世レースのきさらぎ賞を制し、デビュー2連勝としたビザンチンドリーム。ところが、皐月賞では大きく出遅れた上に、直線入口で前をいく馬が大きく外によれて横切られる不利を受け、13着と大敗。続くダービーはまずまずのスタートを切ったものの、ダノンデサイルにポジションを取られて後方待機となり、展開不利も重なって最下位に敗れました。

この中間はゲート練習をおこなったそうで、それでも出遅れないという保証はありませんが、3代母は名牝フサイチエアデール。ノームコア、クロノジェネシスらと同じ一族であり、持っている素質は一級品で、気性の成長があれば間違いなく通用する器の持ち主です。

馬券はまず、ビザンチンドリームの単勝と同馬からの馬単マルチ、ワイドを購入。ただ、ビザンチンドリームに全幅の信頼を置けるとは言い切れないので、3項目以上に合致した5頭の3連複ボックスも買います。

それでは日曜日も競馬を楽しみましょう。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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