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【2024年アルゼンチン共和国杯をデータで的中！】ルメール＆川田の居ぬ間に笑うのは、クロミナンスか？セレシオンか？はたまたサヴォーナか？




こんばんは。そして、お初の方は、はじめまして。お宝DATAハンターのリーダー・ハットリです。

こちらでは、土曜京都のメイン・ファンタジーステークス（GIII・京都芝1400m）の予想をお届けします。

■過去データは参考にならず、前走の勝ち方を注視

ファンタジーステークスは2020-2022年の3年が阪神で代替開催されたこともあってか、過去データから有用な傾向があまり見つかりませんでした。

確かに「前走1着馬は【9.5.7.53】と好走馬の大半を占める」「キャリアは3戦以内」「出走間隔は中4週以上」といった好走データはあるものの、それらは出走馬の大半がクリアしており、狙い馬の取捨に役立たないのです。

そこで、今回は「前走1着馬」という最低ラインのみ過去傾向から採用し、あとは前走の勝ち方が良かった馬を重視していきたい。4年ぶりに京都で行なわれた昨年も、1-3着馬はどれも前走で後続を突き放した強い勝利を収めていました。

まず強さの目安となる「着差」をもっともつけて勝ったのは、2着に0秒5差をつけたハイファイスピード。しかもスプリント戦で出遅れながら最後は3馬身差をつけたのですから、この着差の大きさはより価値が高い。

それと土曜京都は雨の予報で道悪の巧拙が問われてきそう。陣営は良馬場希望とコメントしていますが、個人的にはむしろ重は走るのではないかと。母父のフジキセキは重得意の種牡馬と見ていますし、兄のドミナートゥスは重馬場の福島民報杯で2着に好走していますので。

ただし同馬で少々悩まされるのは1ハロンの距離延長。前走の走りを見ると距離が延びるのはいかにも良さそう。一方で、父はスプリント専門種牡馬のビッグアーサーで、母のデグラーティアも全4勝すべて1200m戦でした。この父母から、1200mの差し馬である可能性が考えられるのです。

今回の距離延長がどちらに転ぶかわからない分、本命までにはできませんでした。評価は▲印。

続いて注目したのは、ラヴェンデルの前走。中京芝1400mの新馬戦で、着差は0秒1ながら、ラスト4ハロンは「11秒9＝11秒9＝11秒7＝11秒7」と加速ラップの流れを勝利したんですよね。おそらく追い風の影響も受けていなかったと思うので、この加速ラップは素直に評価してもいいのではないかと。

また同馬のきょうだいを見ると、全3勝が重・不良だったマリーナを筆頭に、渋った馬場で結果を残している馬が多い。父も道悪得意と見ているキンシャサノキセキ（その父はフジキセキ）でありますし、この馬も道悪巧者の可能性を感じています。

しかし同馬にも気がかりな点があって、ひとつは前走勝利に導いた川田騎手が米国遠征で手綱を取れないこと。もうひとつは前走で408キロと馬体が小さい点。前走内枠でもスムーズに走れていたので揉まれても問題ないとは思うものの、やはりここまで小さすぎる馬は積極的には買いにくい。この2点を危惧して、こちらも本命にはできず、評価は○印といたしました。

■前走はただの加速ラップではなかった

本命に選んだのは、カワキタマナレア（牝2、栗東・杉山佳）です。

新馬戦は相手が強くなかったとはいえ、0秒6差の圧勝。これは出走馬の全勝利の中でもっとも大きな着差です。

それ以上に圧巻だったのは、前走OPのシンガポールターフクラブ賞。着差は1馬身3/4差の0秒3差と完勝を収めました。

さらに注目すべきはレースラップで、ラスト3ハロンは「12秒0＝12秒0＝11秒9」と加速ラップ。しかもこの日は直線で向かい風が吹いていたのです。

ひと口に加速ラップといっても、追い風と向かい風では価値が大きく異なってきます。当然、向かい風を受けての加速ラップの価値が断然高く、例えば今年の札幌2歳Sを制したマジックサンズも前走向かい風を受けながらの加速ラップを勝ち切った馬でした。

しかもカワキタマナレアの前走のレースぶりは、出負けして後方を進みながら、直線は外を回して前の馬をゴボウ抜き。一般的に、ワンターンコースで向正面が追い風・直線は向かい風になると、差しが利きにくく逃げ先行有利になるもの。そんな状況下で加速ラップを踏んで後続を突き放してしまったのですから、字面の着差以上に強い勝ち方だったと言えるのです。（ちなみに新馬戦もラスト1ハロンは加速しています）

実際、2着のヴーレヴーは次走・りんどう賞を勝利、3着のモズナナスターもカンナSで2着に好走と、突き放した馬も決して弱くはありませんでした。高い能力を秘めていることは、すでに証明済みなのです。

血統を見れば、同じストームキャット系であるドレフォンを父に持つカワキタレブリーが半兄にいます。同馬はデイリー杯2歳SとNHKマイルCでいずれも単勝万馬券のド人気薄ながら3着に激走しており、早い時期から高いパフォーマンスを見せていました。妹のカワキタマナレアも兄と同じ杉山佳厩舎ですし、早い時期の重賞で活躍する可能性は大いにあるのではないでしょうか。

道悪の巧拙は未知ながら、父ヘニーヒューズ×母父ディープインパクトの配合は悪くないのではないかと。ヘニーヒューズ産駒の道悪2歳戦というと、昨年重馬場の函館2歳Sを同産駒のゼルトザームが勝利したことを想起しますので。

ひとつだけ気がかりなのは、同馬も前走416キロと馬体が華奢なこと。しかも滞在競馬から今回は初めての輸送競馬になります。テンションが高いところがあるようで、陣営も中間は気を遣って強い調教はかけていません。

初のトレセン調整や輸送競馬がうまくいくのかどうか。当日過度にイレ込んだり、大きく馬体を落とすかもしれません。

ただしこればっかりは当日にならなければわからないこと。最終追い切り自体は決して悪くはなかったので、ここは過去2戦のパフォーマンスに賭けることにしました。出遅れる差し脚質であるうえに馬体が小さいのですから、大外枠はむしろいい枠に入ったと思いましたし。

この枠で少しでも人気が落ちれば儲けもの。◎印はカワキタマナレアに打ちます。

〈2024年ファンタジーステークス 予想〉
◎15 カワキタマナレア
○2　ラヴェンデル
▲6　ハイファイスピード
☆3　ゴージャス
注7　カルプスペルシュ
注9　ヴーレヴー
△14 ニシノクードクール
△1　スリールミニョン
△4　モズナナスター
△5　ウォーターガーベラ

買い目
【馬単/マルチ】15⇔2,6,3,7,9,14,1,4,5（18点）
【3連複/フォーメ】15＝2,6,3,7,9＝2,6,3,7,9,14,1,4,5（30点）
【馬単/マルチ】2⇔6（2点）
【3連複/2頭軸ながし】2,6＝3,7,9,14,1,4,5（7点）

本命候補だった○ラヴェンデルと▲ハイファイスピードのタテ目の馬単ウラオモテに、3連複2頭軸流しも押さえで購入します。

カワキタマナレアの鞍上・鮫島駿騎手は、昨年改修後の京都芝1400mでは1着6回2着5回3着2回で、松山騎手と並ぶトップの成績。複勝率も41.9％と高く、相性のいいコースなんですよね。昨年は12番人気のシカゴスティングを3着に持ってきて大穴配当を演出しましたし。

今年は人気サイドでガッチリお願いします！（※当日パドックを見られる方はカワキタマナレアやラヴェンデルのイレ込み具合や体重の増減をしっかりチェックされてから馬券購入されることをオススメいたします）

■プロフィール
かつて「重賞攻略データ」班のチームリーダーを担当していたことから“リーダー・ハットリ”と名乗る。数あるデータの中から馬券に有効なデータを看破し、期待値の高い馬をピックアップ。高配当GETに全精力を傾ける！　無類の穴馬券好きで、これまで数々の高配当をプライベートで獲得。100万馬券は3回的中経験アリ！

■最近のスマッシュヒット
【2024年新潟2歳ステークス】
5人気プロクレイア本命で3連複3080円的中！
https://uma-jin.net/new/salon/salon_detail/19221/0/113

【2024年函館記念】
◎グランディアで馬単8040円的中！
https://uma-jin.net/new/salon/salon_detail/18677/0/113

【2024年日本ダービー】
◎ジャスティンミラノで馬連6860円的中！
https://uma-jin.net/new/salon/salon_detail/18077/0/113

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