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※2024年12月12日時点の見解であり、実際の結論（印・買い目）は週末の予想コラムにてご確認ください。

・アドマイヤベル
GIで惨敗続きの近走からGIII替わりとなるが、前述の惨敗はいずれも600m通過34秒台。ゆったり追走できないペースだと脆さを覗かせる印象から、淀みなく流れる中山マイルが合うとは思えない。

・アルジーヌ
芝1800m戦で頭角を現した馬。2度の馬券外があるマイル替わりに良いイメージはないが、いずれもスローの瞬発力勝負で切れ負けしたレースだった。600m通過34秒台のレースでは【3-0-0-0】と負け知らず。オープンクラスで連対歴のある牡馬を負かした前走内容から、軽くは扱えない。

・イフェイオン
当舞台で行われたフェアリーS勝ち馬。不利とされる中山芝1600mの外枠から勝利を飾ったのだから立派だ。本レースで人気が予想されるアルジーヌ、ドゥアイズと戦った前走も0秒2差と大負けしておらず、得意舞台替わりのアドバンテージを活かして上位進出の可能性は十分だ。

・キタウイング
フェアリーS以降に使われた芝1600ｍ戦はすべて掲示板外。強調材料は乏しい。

・コナコースト
近2走は勝ち馬と2秒以上離される惨敗。復調の兆しがうかがえず、ここも厳しい戦いが予想される。

・シングザットソング
馬券内まであと一歩が続く近走。今年使われた芝1600m戦はいずれも4着と善戦しており、距離延長もさほどマイナスにはならないだろう。直線急坂コースのフィリーズR勝ち馬でもあり、何らかの印は必要か。

・セントカメリア
距離短縮ローテでは必ずと言っていいほど前走から道中通過順を下げて追走に苦労する馬。トリッキーな中山マイルで末脚炸裂のイメージは湧きにくい。

・ドゥアイズ
ヴィクトリアマイル4着、桜花賞5着とマイル路線で強豪相手に善戦。ハンデ戦のGIIIなら主役級と言いたいところだが、相手なりに戦ってしまうタイプゆえ勝ち切ることへのハードルが高いタイプだ。斤量55キロ以上の成績は【0-0-0-6】。中心に据えるには躊躇してしまう。

・ビヨンドザヴァレー
芝1600ｍは【4-3-0-2】と高い好走率を誇る馬。その距離替わりの前走は先行策からあっさり抜け出す快勝だった。中山マイル特有の激流がどうかも、距離適性を踏まえるとノーマークにはできない。

・フィールシンパシー
昨年の本レース2着馬。当時は前残りのイン有利馬場を味方につけた完璧な競馬だった。その後は福島牝馬S2着、中山牝馬S4着と右回りの重賞で健闘。左回りの近2走は度外視可能で、12月の成績【2-1-0-0】の冬馬である点も含めて一変を警戒。

・ペイシャフラワー
3勝クラス以上の右回りは【0-0-0-4】掲示板内なし。左回り替わりのタイミングを待ちたいところだ。

・マメコ
オープンクラスでは馬券外続き。厳しい。

・ミアネーロ
中山芝では4戦3連対と高い舞台適性を誇る馬。しかし、過去10年のターコイズSにおいて、前走秋華賞で4角7番手以下を進んだ馬は【0-0-1-7】と不振傾向にある点は気がかりだ。秋2戦の内容から、今回も終いの脚を活かす競馬が濃厚。能力を認めつつもスムーズに捌けないシーンは想定しておきたい。

・ミシシッピテソーロ
3度使われた中山芝1600ｍはすべて馬券外も、3戦中2戦が馬番フタ桁番から上がり3F3位以内、残る一戦が直線でスムーズさを欠く競馬と情状酌量の余地はある。前走オーロCも差し決着を先行して勝ち馬と0秒4差なら悪くなく、内めの好枠を引き当てられるようなら穴妙味十分だ。

・モズゴールドバレル
オープンクラスでは苦戦が続く馬。前進を望むのは酷に映る。

・ワイドラトゥール
3勝クラス以上の芝1500-1600mは【0-0-0-3】掲示板内なし。1600ｍへの距離延長はマイナスと言わざるを得ない。

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