2017年の重賞格上げから過去6年間で3歳馬は【3.2.1.21】。ただ、このうち前走・秋華賞組は【1.0.1.7】であり、平均人気5.2に対し平均着順7.8と不振傾向にある。

昨年も前走・秋華賞組は3頭が出走したが、2番人気ヒップホップソウルの8着が最高着順。前走GI・重賞組は過去5勝を誇るが、GI組は2勝、GII組は2勝、GIII組は1勝と差がなく、大目標のGI出走後では“ガス欠”を起こすということだろう。

2021年と22年に当レースを連覇し、昨年も3着と3年連続で好走したミスニューヨークは、21年が10月の府中牝馬S、22年と23年は9月の京成杯オータムHがステップと、ターコイズSに狙いを定めた臨戦過程だった。今年も秋華賞からミアネーロとアドマイヤベルが出走するが、ここは疑ってかかりたい。ミアネーロは△の押さえ、初マイルのアドマイヤベルは消しといく。

テーマは、いかにお釣りを持って臨めるか。加えてリピーターが多いことで知られるレースであり、中山マイル適性を加味すれば、浮上するのは昨年2着の◎フィールシンパシーだ。

昨年は53.0キロの軽ハンデと1枠発走を活かし、発馬を決めた後は果敢にハナへ。マイペースを刻んで2着に踏ん張った。今年は1キロ増の54.0キロだが、別定55.0キロの福島牝馬Sでクビ差2着があり減点材料にはならない。

ヴィクトリアマイル後、猛暑の期間は充電にあて、府中牝馬Sで始動。明らかに前哨戦仕上げで、いつもより1列後ろからの追走となった。加えて上がり32秒台の脚を求められる苦手のレース展開ながら、6着に流れ込んだのは上出来と言える。2週連続でみっちりと負荷をかけた今回、本来の先行力が戻れば一発はあると見た。

馬券は◎軸の馬連、3連複、3連単で勝負。相手も“お釣り”を意識し、クイーンSから間隔を開け臨む○ドゥアイズと▲イフェイオンの2頭を上位評価。これにリステッド競走を渡り歩き、久々の重賞・スワンSで見せ場を作った☆シングザットソングをピックアップ。

■ターコイズステークス2024予想・買い目

◎５フィールシンパシー
○14ドゥアイズ
▲４イフェイオン
☆15シングザットソング
☆13セントカメリア
注６アルジーヌ
△７ミアネーロ

【単勝】5（1点）
【馬連】5＝14,4,15,13,6（5点）
【3連複/フォーメ】5＝14,4,15,13＝14,4,15,13,6,7（14点）
【3連単/フォーメ】5→14,4,15,13→14,4,15,13,6,7（20点）

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