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齋藤翔人

2025/01/11 19:00

【フェアリーS2025予想】“勝率33.3%、単勝回収率570%”の超抜データあり 『9』の好走条件から牝馬限定重賞を攻略【前編】

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今年最初の3日間開催がスタート。そのうち、日曜中山のメインに組まれているのが、牝馬限定の重賞フェアリーSです。

さて、年始の当コラムでは毎年、注目の3歳牡馬と牝馬について書いていますが、今回はフェアリーSの予想回。ということで、注目の3歳牝馬について少し触れたいと思います。

POG指名馬のショウヘイにデビュー戦で勝利したマディソンガール(三冠牝馬リバティアイランドの半妹)は強そうですが、美浦・木村哲也厩舎所属のブルーベリーフィズをあげます。

ブルーベリーフィズは、ここまで2戦1勝。11月24日、東京芝1600mの未勝利戦を勝ちました。デビュー戦は2着に敗れたものの、勝ったルージュラナキラは、1勝クラスも連勝した実力馬です。

父は、2020年の愛2000ギニーなどGI2勝のシスキンで、現3歳が初年度産駒。同馬はこの世代の種付けシーズン早々に負傷し、血統登録されたのは僅か7頭ですが、5頭がデビューして3頭が勝ち上がりました。中でも、テリオスララはリステッドの萩Sを制し、阪神ジュベナイルフィリーズでも3着に好走。また、前述した未勝利戦で2着のグロスビークも同産駒で、勝ち上がるのは時間の問題でしょう。
片や、母系に目を向けると、二代母マンハッタンフィズはGI3勝マンハッタンカフェの全妹で、母シャンボールフィズは、かつてPOGで指名した馬。さらに、母父キングカメハメハと血統面は文句なく、テリオスララとともにクラシック路線に乗って欲しい逸材です。

それでは予想に。

今回は、フェアリーSの過去5年を深掘り調査。好走傾向から買い条件を探し出し、そこから本命馬を見つけます。

▽齋藤翔人の予想コラム【後編】はコチラ!
◆【フェアリーS2025予想】◎は最多5項目の良血 4項目合致の◯▲はともに想定オッズ2桁の穴で高配当射程圏【後編】

(1)前走馬体重
(2)前走着差
(3)前走4コーナーの位置取り
(4)生月
(5)市場取引価格
(6)前走頭数
(7)母父の系統
(8)枠順
(9)前走上がり

近年の好走傾向から買い条件となったのは、上記9項目。その中で(1)は前走の馬体重について。
小型馬とやや大きめの馬が活躍している近年のフェアリーS。具体的には、前走馬体重が420kg未満か、480kg以上500kg未満だった馬が[3-2-3-9/17]。勝率17.6%、複勝率47.1%。単勝回収率155%、複勝回収率170%。複勝率は僅かに50%を切っているものの、十分狙える条件です。
◇該当馬=マイスターヴェルク、キタノクニカラ、レイユール、ティラトーレ

(2)は前走着差。
前走、完勝した馬と惜敗した馬が強い当レース。具体的には、前走2着に0秒3以上の差をつけて勝利した、もしくは勝ち馬から0秒2差以内の惜敗を喫した馬が[2-1-4-8/15]。勝率13.3%、複勝率46.7%。単勝回収率120%、複勝回収率171%。複勝率は(1)とほぼ同レベルでした。
◇該当馬=マイスターヴェルク、ホウオウガイア、レイユール、エストゥペンダ、ニシノラヴァンダなど6頭

(3)は、前走4コーナーの位置取りについて。
フェアリーSがおこなわれる中山・芝1600mは、機動力が求められるコース。前走の位置取り、特に先行していたかどうかは非常に重要です。
とりわけ、前走が未勝利戦以外、かつ芝・良馬場のレースに出走。さらに、そのレースの4コーナーで2番手以内に位置していた馬は[2-2-3-7/14]。勝率14.3%、複勝率50.0%。単勝回収率110%、複勝回収率182%。該当馬の半数が好走していました。
◇該当馬=ネーブルオレンジ、モルティフレーバー、ニシノラヴァンダ、ミラーダカリエンテ

次は(4)。生月について。
年明けの3歳重賞としては意外な印象ですが、フェアリーSは遅生まれが強いレース。中でも4、5月生まれで、前走が東京以外。かつ、前走芝のレースで10番人気以内だった馬は[3-2-2-6/13]。勝率23.1%、複勝率53.8%。単勝回収率426%、複勝回収率238%。文句なしの成績でした。
◇該当馬=マイスターヴェルク、ネーブルオレンジ、ハードワーカー、レモンバーム

(5)は市場取引価格。
近年のフェアリーSは、国内市場において税込1,500万円以上で購買された馬が[2-2-1-6/11]。勝率18.2%、複勝率45.5%。単勝回収率126%、複勝回収率151%。(1)(2)と同じく、複勝率は50%を下回っているものの、十分な成績でした。
◇該当馬=ジャルディニエ、ホウオウガイア、エストゥペンダ、ティラトーレ

(6)は前走頭数です。
2023年まで、25回連続16頭立てでおこなわれていたフェアリーS。ただ、実績を残しているのは、前走、少頭数のレースに出走した馬たちです。
中でも、前走の出走頭数が10頭以下。かつ、前走と同じ騎手が騎乗する馬(継続騎乗)は[2-2-2-4/10]。勝率20.0%、複勝率60.0%。単勝回収率155%、複勝回収率178%と、素晴らしい成績でした。
◇該当馬=キタノクニカラ、ハードワーカー、レイユール、ミラーダカリエンテ

続いては(7)。母父の系統について。
ネイティヴダンサー系かマンノウォー系種牡馬を母の父に持つ馬の好走率が高い当レース。そのうち、前走1600mか2000mのレースに出走した馬は[3-2-1-3/9]。勝率33.3%、複勝率66.7%。単勝回収率570%、複勝回収率257%と、抜群の成績でした。
◇該当馬=キタノクニカラ、レイユール、ティラトーレ

(8)は枠順。
フェアリーSは1枠の成績が抜けて良く[1-0-4-4/9]。勝率11.1%、複勝率55.6%。単勝回収率93%、複勝回収率208%。シンプルですが、十分な買い条件といえます。
◇該当馬=マイスターヴェルク、キタノクニカラ

そして最後は(9)。前走上がりです。
前走、上がり最速をマークした馬の複勝回収率が120%を超えている当レース。ところが、そのうちノーザンファーム生産馬は意外にも不振で、これを除くと[1-2-1-4/8]。勝率12.5%、複勝率50.0%。単勝回収率157%、複勝回収率190%。該当馬は少ないものの、半数が好走していました。
◇該当馬=レイユール、エストゥペンダ

【後編】では、これら9項目の買い条件を踏まえ、フェアリーSの結論(印・買い目)を導き出します。

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