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齋藤翔人

2025/01/12 19:00

【シンザン記念2025予想】馬券内率60.0%超えデータ複数に該当する馬とは……『8』の条件から出世レース好走馬を見抜く【前編】

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◆【随時更新中|1/13(月)的中速報】3日間開催を有終の美へ!前日2万馬券含む3連単2本Vの1号ら主宰者たちが出世レースを攻略!【シンザン記念2025予想】

3日間開催を締めくくるシンザン記念。近年は、出世レースとしてしっかり定着しました。

さて、その予想へ入る前に、昨日の当コラムでは注目の3歳牝馬を取り上げました。今回は、3歳牡馬についても少し書きたいと思います。POG指名馬のショウヘイにしようか迷いましたが、指名するか迷った末に指名せず、非常に後悔しているレイニングを取り上げます。

レイニングは、来春定年を迎える美浦・国枝栄厩舎の所属。11月におこなわれた東京・芝1800mの新馬戦を、上がり3ハロン32秒9の末脚で制しました。
レースは道中、後ろから3番手に位置していたものの、直線、馬なりで前との差を詰めると残り150mで先頭。ほぼ追われることなくこの末脚を繰り出したことに驚きました。

当コースの2歳戦で上がり32秒台をマークした馬は少なく、近年ではクロノジェネシス、イクイノックス、レガレイラと、後のGI馬がズラリ。新馬戦に限れば、2011年のサトノグロリアス以来です。

父は、期待の新種牡馬サートゥルナーリア。産駒は、1月6日までにJRAのレースで26頭勝ち上がっていますが、2勝したのは2頭だけです。レイニングも次走が試金石となるでしょう。
名伯楽の国枝栄調教師にダービートレーナーの称号をプレゼントするか。そして、GI制覇まであと一歩と迫りながら屈腱炎を発症、引退を余儀なくされた母クルミナルの夢を叶えるか注目です。

▽齋藤翔人の予想コラム【後編】はコチラ!
◆【シンザン記念2025予想】本命◎は最多4項目合致 前走凡走もGI馬に遅れを取らない実績+連対率60.0%の血統背景【後編】

それでは予想に。

今回は、シンザン記念の過去5年を深掘り調査。好走傾向から買い条件を探し出し、そこから本命馬を見つけます。

(1)前走の枠順
(2)前走からの間隔
(3)前走人気
(4)前走上がり
(5)生産牧場
(6)前走4コーナーの位置取り
(7)前走頭数
(8)母父の系統

近年の好走傾向から買い条件となったのは、上記8項目。その中で(1)は前走の枠順について。
過去5年の3着内馬15頭中13頭は、前走枠が5から8だった馬たち。そのうち前走2着以内に好走した馬は[4-4-2-10/20]。勝率20.0%、複勝率50.0%。単勝回収率111%、複勝回収率222%。これだけ該当馬がいながら半数が好走していました。
◇該当馬=マイネルチケット、リラエンブレム、カラヴァジェスティ

(2)は前走からの間隔。
近年のシンザン記念は、前走からやや間隔を開けてきた馬が優勢。具体的には、前走からの間隔が中6週から8週、かつ前走1600mか1800mのレースに出走した馬は[2-2-3-6/13]。勝率15.4%、複勝率53.8%。単勝回収率60%、複勝回収率163%。文句なしの好成績を収めていました。
◇該当馬=ジーティーマン、ゴールデンカイト、レーヴブリリアント

次は(3)。前走人気について。
前走、人気上位だった馬を信頼したい当レース。中でも前走、重賞かリステッド含むオープンで2番人気以内かそれ以外のクラスで1番人気に推され、その時の馬体重が450kg以上。なおかつ、今回1から14番を引いた馬は[3-3-2-4/12]。勝率25.0%、複勝率66.7%。単勝回収率184%、複勝回収率123%。複勝率は7割に迫ろうかという凄まじい成績でした。
◇該当馬=リラエンブレム、カラヴァジェスティ、アルテヴェローチェ、ゴールデンカイト、メイショウツヨキ、アーリントンロウ

(4)は前走上がりで、ここは2パターンご紹介します。まずは、前走上がり2、3位だった馬。
こちらは、生月が1から3だと[2-2-2-6/12]。勝率16.7%、複勝率50.0%。単勝回収率60%、複勝回収率280%で、該当馬の半数が3着内に好走。
◇該当馬=アクルクス、メイショウツヨキ、ラージギャラリー、アーリントンロウ

一方、前走GIかGIIで上がり6位以下だった馬も[0-1-3-4/8]で、複勝率50.0%、複勝回収率208%。同じく該当馬の半数が好走していました。
◇該当馬=タイセイカレント、ジーティーマン

(5)は生産牧場。
シンザン記念が出世レースになったのは、ジェンティルドンナやアーモンドアイなどの三冠馬をはじめ、ノーザンファーム生産馬の活躍によるところが大きいのではないでしょうか。
その中でも、前走時、馬体重がプラスか増減なしかマイナス2kgだった同場生産馬は[2-3-2-4/11]。勝率18.2%、複勝率63.6%。単勝回収率156%、複勝回収率133%。(3)と同じく、複勝率は6割を超えていました。
◇該当馬=タイセイカレント、ジーティーマン、アルテヴェローチェ、レーヴブリリアント

(6)は前走4コーナーの位置取りです。
あまりにもピンポイントですが、近年のシンザン記念は、前走4コーナーで2番手に位置していた馬が[2-1-3-5/11]。勝率18.2%、複勝率54.5%。単勝回収率82%、複勝回収率396%。これだけでも十分な買い条件といえます。
◇該当馬=オンザムーブ、リカントロポ

続いては(7)の前走頭数について。
前走、少頭数のレースに出走した馬が活躍しているシンザン記念。具体的には、前走9頭立て以下のレースに出走し、毛色が鹿毛か栗毛。なおかつ、今回ブリンカーを装着しない馬は[1-3-2-5/11]。勝率9.1%、複勝率54.5%。単勝回収率38%、複勝回収率303%で、複勝率は(6)と同じでした。
◇該当馬=アクルクス、ジーティーマン、リカントロポ、メイショウツヨキ

そして最後は(8)。母父の系統。
ネイティヴダンサー系種牡馬を母父に持つ馬が強い当レース。そのうち、キャリア2戦以下の馬は[3-1-1-3/8]。勝率37.5%、複勝率62.5%。単勝回収率217%、複勝回収率125%。該当馬は少ないものの、抜群の成績でした。
◇該当馬=カラヴァジェスティ、レーヴブリリアント

【後編】では、これら8項目の買い条件を踏まえ、シンザン記念の結論(印・買い目)を導き出します。

▽齋藤翔人の予想コラム【後編】はコチラ!
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