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競馬サロン

齋藤翔人

2025/02/08 18:00

【東京新聞杯2025予想】単勝回収率“393%”データなど9の条件でマイル重賞を読み解く 最多「5項目」合致馬の本命◎に偉業達成期待 

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2月2日におこなわれた京都10レースの八坂S。直線で一騎討ちを演じたのは、父キズナ母ティルガの全兄弟2頭、リビアングラスとインザモーメントで、結果は3番人気の兄リビアングラスが1番人気の弟インザモーメントにクビ差先着しました。

メロディーレーンとタイトルホルダーや、アイアンバローズとジャスティンパレスなど、GIの大舞台であっても、きょうだい対決が実現すること自体、珍しいことではありません。ただ、ともに実力上位の人気馬同士でという図式は、近年ほぼなかったように思います。
ふと思い出したのは2007年の有馬記念ですが、このときも妹ダイワスカーレットが5番人気で兄ダイワメジャーは6番人気。ともに「中穴」の存在で、結果はそれぞれ2、3着と好走したものの、伏兵マツリダゴッホにあと一歩及びませんでした。

その意味で本当に惜しまれるのは、1994年の有馬記念で激突する可能性があったGI3勝の兄ビワハヤヒデと、弟で当年の三冠馬ナリタブライアンの対決ではないでしょうか。
この対決は、ビワハヤヒデが天皇賞・秋で5着に敗れた後に屈腱炎が判明、引退したことで幻に終わりましたが、もし天皇賞で好勝負を演じ脚元も無事なら、2頭が人気を分け合ったはずです。
この年、勝利したレースはいずれも圧勝だった両雄の対決は果たしてどうなっていたのか??。そんなことを妄想したりファン同士で熱く語り合ったりするのもまた、競馬の醍醐味ではないでしょうか。

それでは予想に。

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今回は、東京新聞杯の過去5年を深掘り調査。好走傾向から買い条件を探し出し、そこから本命馬を見つけます。

(1)毛色
(2)前走着差
(3)東西別
(4)母父の系統
(5)前走人気
(6)前走斤量
(7)前走距離
(8)性別
(9)馬齢

近年の好走傾向から買い条件となったのは上記9項目。その中で(1)は毛色について。
どういうわけか、黒鹿毛と栗毛の好走率が高い当レース。そのうち、今回9から16番を引いた馬は[2-1-4-7/14]。勝率14.3%、複勝率50.0%。単勝回収率120%、複勝回収率134%。該当馬の半数が好走していました。
◇該当馬=ラーグルフ、ジオグリフ、ウォーターリヒト、マテンロウスカイ

(2)は前走着差。
近年の東京新聞杯は、前走「そこそこ負けてきた」馬が雪辱しており、中でも勝ち馬との着差が0秒7から0秒9だった馬は[3-1-2-7/13]。勝率23.1%、複勝率46.2%。単勝回収率393%、複勝回収率193%と、まずまずの成績でした。
◇該当馬=ジュンブロッサム、ラーグルフ

次は(3)。東西別です。
関東馬が断然強い東京新聞杯。とりわけ、前走GIか3勝クラスか海外のレースに出走した関東馬は[4-3-1-4/12]。勝率33.3%、複勝率66.7%。単勝回収率285%、複勝回収率180%と、凄まじい成績を残していました。
◇該当馬=ボンドガール、コラソンビート、ブレイディヴェーグ、ジオグリフ

(4)は母父の系統について。
ノーザンダンサー系を中心とするニアークティック系種牡馬を母の父に持つ馬が頑張っている当レース。そのうち前走時、馬体重がプラスでなかった馬は[2-2-2-6/12]。勝率16.7%、複勝率50.0%。単勝回収率161%、複勝回収率177%。複勝率は(1)と同じでした。
◇該当馬=ラーグルフ

(5)は前走人気。
前走、人気上位だった馬を信頼したい当レース。具体的には、前走3番人気以内で、そのレースから中7週以上の間隔を開けてきた馬が[1-4-1-6/12]。勝率8.3%、複勝率50.0%。単勝回収率44%、複勝回収率203%と、該当馬の半数が好走しています。
◇該当馬=オールナット、ブレイディヴェーグ

(6)は前走斤量です。
前走54キロから55キロを背負った馬の活躍が目立つ近年の東京新聞杯。そのうち、前走と同じ騎手が騎乗(継続騎乗)する、もしくは外国人騎手(クリストフ・ルメール騎手とミルコ・デムーロ騎手を除く)から今回JRAの騎手に乗り替わる馬は[3-2-1-5/11]。勝率27.3%、複勝率54.5%。単勝回収率224%、複勝回収率134%。文句なしの成績を収めていました。
◇該当馬=ボンドガール、コラソンビート

続いては(7)。前走距離について。
前走から距離短縮で臨む馬が非常に強い当レース。そのうち、前走、芝・良馬場のレースに出走した馬は[2-2-2-5/11]。勝率18.2%、複勝率54.5%。単勝回収率355%、複勝回収率217%。(6)と同じ複勝率でした。
◇該当馬=ボンドガール、オールナット、ラーグルフ

(8)は性別。
牝馬の好走率が高い東京新聞杯。ただ、3着内に好走した牝馬はすべてノーザンファームの生産で[1-3-2-5/11]。勝率9.1%、複勝率54.5%。単勝回収率70%、複勝回収率138%で、複勝率は(6)(7)と同じ。
一方、同じノーザンファーム生産でも、牡・せん馬は[0-1-0-16/17]。厳しい結果に終わっていました。
◇該当馬=ボンドガール、ブレイディヴェーグ

そして最後は(9)。馬齢です。
4歳馬の強さが目立つ当レース。そのうち、父がネイティヴダンサー系以外、かつ前走の出走頭数が今回と同じでない馬は[1-3-2-4/10]。勝率10.0%、複勝率60.0%。単勝回収率53%、複勝回収率200%。素晴らしい成績を残していました。
◇該当馬=ボンドガール、コラソンビート、オールナット、オフトレイル

これら9つの条件を踏まえ、印と買い目を下記のとおりとしました。

◎4ボンドガール
○9ラーグルフ
▲7ブレイディヴェーグ
☆6オールナット
△5コラソンビート
△11ジオグリフ
△15オフトレイル
△14マテンロウスカイ

【馬単/マルチ】4⇔9,7,6,5,11,15,14(14点)
【ワイド】4=9,7,6,5,11,15,14(7点)
【3連複/軸2頭】4,9=7,6,5,11,15,14(6点)

本命は、唯一5項目に合致したボンドガール。4項目に合致したラーグルフを対抗としました。

後の二冠牝馬チェルヴィニアに完勝したデビュー戦から、1年半以上も勝ち星に見放されているボンドガール。ただ、直線で大きな不利を受けたNHKマイルC以外はすべて2、3着と安定しており、前走の秋華賞でも2着に好走しました。今回の出走メンバーでは、GI馬3頭に次ぐ実績の持ち主といってもいいのではないでしょうか。
今回の鞍上も、もちろん武豊騎手。騎乗停止明け最初の週で、39年連続重賞制覇の偉業が達成されることを願います。

馬券は、ボンドガールからの馬単マルチとワイドを購入。さらに、対抗ラーグルフとの3連複軸2頭ながしも買います。

それでは日曜日も競馬を楽しみましょう。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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