▼高好走率・低好走率データ＆予想も！『馬柱探偵・田原基成』のXをフォロー

※2025年3月27日時点の見解であり、実際の結論（印・買い目）は週末の予想コラムにてご確認ください。

・アラタ
中山芝重賞では【0-0-0-5】と相性の悪さを露呈。上積み材料は乏しい。

・アーバンシック
歴戦の古馬を差し置いて1番人気に支持された前走有馬記念。結果は6着と、古馬の壁以上に展開が向かなかった印象だ。過去10年の日経賞において、前走有馬記念かつ前年GI連対歴あり該当馬は【3-2-1-1】。中山適性はセントライト記念での勝利が証明しており、2025年の始動戦としてGI馬の貫禄を見せつけたい一戦と言える。

・ヴェルミセル
前走ダイヤモンドSは4角9番手から上がり3F2位の脚で3着。上位馬の多くを4角2番手以内が占めた展開を思えば、着順以上の評価を与えられるレースだ。全4勝を右回りかつ直線の短い芝2500ｍ以上で挙げている馬。アーバンシックが前を一掃するシチュエーションになれば浮上の余地はある。

・シュヴァリエローズ
目下重賞連勝中の馬。芝2400m以上は【2-1-1-0】と、長距離路線に活路を求めてからは大崩れなく走っている。上がり3F33秒台のレースとなった目黒記念、1000ｍ通過58秒7のハイペースで流れた京都大賞典、前半スロー→後半から一気にペースアップしたステイヤーズS。いずれも異なる形の好走で、ここも大崩れは考えにくい。

・チャックネイト
精彩を欠く成績に甘んじている近走だが、前走は4角先頭と一定レベルの先行力を見せた。中山芝はAJCC勝利がある得意舞台。枠次第で3着のゾーンには。

・バビット
昨年以上の掲示板内は厳冬期の京都芝外回りに限定。いまの同馬にとって中山替わりがプラスに働くとは思えない。

・ハヤヤッコ
3度使われた中山芝重賞はいずれも馬券外。狙うなら左回りもしくは極悪馬場のローカル開催だろう。

・フォワードアゲン
フタ桁着順が続く現状。厳しい。

・ブレイヴロッカー
近走は馬券外が続いているものの、良績に乏しい左回りと切れ味が削がれる道悪競馬だった。中山芝2500ｍで馬券内率40％超えのドゥラメンテ産駒でもあり、直線勝負にかけた際の3着穴に一考。

・ホウオウノーサイド
リステッド競走でも掲示板外が続く現状。厳しい。

・マイネルウィルトス
休み明けの前走から再度の休み明けで臨む今回。順調なローテーションが組めているとは思えず、強調材料は乏しい。

・マイネルエンペラー
目下5戦連続馬券内の馬。好メンバーが揃った前走日経新春杯は3着と、重賞でも大崩れしなかったのは立派だ。非根幹距離では【2-2-1-2】掲示板外なし。再度の好走を警戒。

・マイネルクリソーラ
なかなか順調に使い込めない現状。今回も前走から約2カ月の間隔があいており、一変は難しい注文と言えそうだ。

・マキシ
前走チャレンジCは大出遅れのスタートでジ・エンド。参考外で良いだろう。少頭数かつ直線の長いコースに好走歴が集中している点がどうかも、ゲートさえ五分ならこのクラスでもやれる力はあると思う。

・マテンロウレオ
長期休養明けを挟み、3→2着と着実に良化。ダービー馬ダノンデサイル、皐月賞2着馬コスモキュランダ、菊花賞2着馬ボルドグフーシュと、クラシック戦線で好勝負を演じた強豪相手に好走の前走AJCCは高く評価できる。6歳を迎え、もう一段階上のステージに覚醒を遂げようとしているハーツクライ産駒。ここも軽視禁物だ。

・リビアングラス
この馬の取捨は馬場適性にある。良馬場の成績【1-0-1-9】に対し、稍重は【3-1-0-0】。インからスイスイと脚を伸ばした前走京都記念2着は道悪巧者らしいパフォーマンスだった。今回も取捨は馬場、さらには枠次第か。

※「マーチS」「毎日杯」全頭診断は都合により休載となります。ご了承ください。

▽その他レースの「全頭診断」はこちら！
◆【高松宮記念2025全18頭診断】ナムラクレアに”勝率ゼロ”浮上　穴妙味は想定6人気以下「3.4.1.0」該当馬