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石川豊

2025/04/12 17:30

【桜花賞】「0.0.1.6」に加え血統面でもネックな重賞ウイナー ローテ、血統の後押し+妙味ありの◎ 馬連5点+3連単15点

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◆【随時更新中|4/13(日)的中速報】“混戦クラシック”に昨年Vの岡井&山田ら主宰者陣の決断は!?連勝中ツトムも要チェック!【桜花賞2025予想】

「1番人気の勝率は3割」

1番人気が負ける確率は7割もあり、逆に言えば2番人気以下は勝率7割もある。「危険な人気馬理論」とは、想定1-4人気ゾーンの人気一角を「消し」とし、妙味を追い続ける馬券術である。

なお、SPREADさん連載スケジュールの都合上、想定と実際の人気がズレることはあるのであしからず。

「当てたいのか、勝ちたいのか」

極論を言えば、当てたいだけなら全18頭の単勝でも買えばいい。仮に1鞍回収率500%の馬券なら、5回に1回以上あれば、的中率20%でも収支はプラス。当てるのではなく、勝ちにいく。負けを恐れず、勝ちにいけ。

そのハズレ馬券は決して紙くずではなく、勝利への招待状である。

重賞ウイナーの関西馬に【0.0.1.6】の消し要素

前走フェアリーSで、ハイペースな流れの中を好位から追走し、後続に3馬身差をつける快勝劇を演じたエリカエクスプレスが、今回の「危険な人気馬」のターゲットだ。

その前走の勝ちっぷりは見事だったが、フェアリーSの桜花賞への結びつきは乏しいものである。2022年の桜花賞馬スターズオンアースのように、フェアリーS2着からクイーンC2着を経て桜花賞馬に輝いた例はあるものの、フェアリーSから直行で桜花賞に臨んだ馬は過去10年で【0.0.1.6】。好走したのは21年3着ファインルージュただ1頭だ。また、過去10年のフェアリーS勝ち馬のうち、半数の5頭は最後の勝ち鞍がフェアリーSだったという結果になっており、果たしてエリカエクスプレスはどちらに当てはまるだろうか。

キャリア2戦という点も歓迎できる材料ではない。過去10年では【1.0.1.8】の成績で、20年デアリングタクトが勝っているが、同馬は桜花賞と結びつきの強いエルフィンSを制していた。新馬→重賞勝ちの2戦2勝は、22年プレサージュリフト(クイーンC1着→桜花賞4人気11着)、23年ライトクオンタム(シンザン記念1着→桜花賞2人気8着)など、人気を集めて凡走するケースが多く、2戦2勝の重賞勝ち馬は眉唾ものと考えるべきだろう。

血統面でも、母父に名を連ねているガリレオがネック。世界では種牡馬として超一流で、数多くのGI馬を輩出しているが、日本での産駒は重賞未勝利。母父としては8頭の重賞ウイナーを輩出しているが、GIでは23年ホープフルS、24年ジャパンCでともに2着のシンエンペラーが最高着順だった。母父ガリレオ該当馬は過去10年の阪神芝1600mでわずか1勝にとどまっており、正直手は出しにくい。

先週終了時点で、全国リーディングのトップをひた走る戸崎騎手&杉山晴厩舎のコンビで、注目度の高いエリカエクスプレス。だが、臨戦過程やキャリアの浅さ、血統面を考慮すると今年の桜花賞では厳しい戦いになると予想される。人気ほどの信頼度は高くなく、妙味を考えると少なくとも「頭」勝負は避け、場合によっては「消し」でいってみたい。

GI2着も前哨戦3着で、評価を落とすココは狙い目

本命にはビップデイジーを抜擢する。重賞は未勝利だが、昨年暮れの阪神JFでは、勝ち馬に最後まで食い下がり、コンマ2秒差の2着に惜敗と、世代でもトップの実績を誇る。2021年1、2着のソダシ、サトノレイナス、23年1着リバティアイランド、昨年1、2着のステレンボッシュ、アスコリピチェーノと、近年の桜花賞のトレンドは、阪神JFでの連対馬が、直行で好結果を残す例が多く、今年でいえばアルマヴェローチェが当てはまるが、昨年の阪神JFは京都が舞台で、例年とはやや状況が異なる。

ビップデイジーはチューリップ賞を挟むことを選択し、1番人気で3着に敗れたが、好位から器用な脚を使い、勝ち馬からはコンマ1秒差の接戦。何より、阪神マイルを経験できた点は、アルマヴェローチェよりも一日の長。今年から本番まで中5週となった点も、調整に余裕を持たせることができるようになり、これも例年とは状況が変わってきている。

チューリップ賞組は、過去10年の桜花賞で【2.3.2.10】と、重要なステップレース。特に勝ち馬よりも、2、3着で権利を得た馬のほうが好結果を残しており、3着馬は【1.1.0.1】の好成績。また、チューリップ賞で1番人気に支持されていた馬は【1.1.1.0】と、本番ではすべて馬券圏内に入っており、ビップデイジーにとっては追い風だ。

血統面からは、父サトノダイヤモンドで、距離が伸びてこそ、という印象もあるが、母父キングカメハメハは、過去10年の桜花賞で【2.1.0.10】と、相性の高さを見せている。阪神JF2着ながら、前走チューリップ賞3着と成績を落とし、人気面でも評価を落とすようなら、積極的に買うべきは“ココ”だ。

相手には、きさらぎ賞2着のリンクスティップが筆頭。牡馬相手に食い下がった点は評価に値するもので、距離短縮のマイル戦で、牝馬同士なら十二分に勝ち負け可能だ。アルマヴェローチェは、父ハービンジャー産駒の阪神芝1600mでのGI成績が【0.0.0.13】と、相性の悪さが気にかかり評価は下げる。穴には、桜花賞と好相性のエルフィンSを制したヴーレヴーと、フィリーズレビューでの末脚が際立っていたチェルビアット。

馬券は単勝を厚めに、馬連と3連単はお好みで。

それでは皆さま、ボナ・フォルトゥーナ(あなたに幸運を)。

桜花賞予想【印・買い目】

◎6 ビップデイジー
○12 リンクスティップ
▲9 アルマヴェローチェ
☆7 エンブロイダリー
注18 ブラウンラチェット
注1 ヴーレヴー
△13 チェルビアット

【単勝】6(1点)
【馬連】6=12,9,7,18,1(5点)
【3連単/フォーメ】6→12,9,7→12,9,7,18,1,13(15点)


 

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