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2025/04/18 18:30

【MASA/アンタレスS】想定逃げ馬が作り出す「血統ペース」からの狙い/【福島9R・ひめさゆり賞】

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◆【随時更新中|4/19(土)的中速報】いよいよバトロワ最終週!5週連続重賞Vの岡井ら主宰者陣が選ぶGI前の種銭稼ぎ勝負Rに注目!【アンタレスS2025予想】

阪神11R・アンタレスS

私の予想は「逃げ馬が作り出す血統的なペース・流れ」によってレースが支配されると考えることから、どの馬が逃げるかを考察することから始まる。

<想定逃げ馬>
今回のメンバーから診て、マーブルロックの逃げが有力と診る。
逃げ徹底型で好走が続き現在連勝中。昇級初戦の前走は、鞍上・武豊騎手の政治力によって他を寄せ付けない逃げの展開に持ち込んで完勝している。
今回は競合同型サンデーファンデーがいるが、こちらは番手からでも競馬ができるタイプであり、斤量差も有る。鞍上が武豊騎手ではないが、マーブルロックが逃げると診る。

<想定血統ペース>
・血統ペースを作り出す想定逃げ馬:マーブルロック
・父シニスターミニスター、母サニーロック
・形相遺伝対象:3代母経由ファバージ(3代母の母父)
・形相遺伝系統:Nasrullah系統

狙いは、形相遺伝系統またはこの系統と親和性のある系統を、父や形相遺伝背景に持つ馬。また、父+母父の組合せ等により、相似関係が認められる馬も補充対象となる。

<血統ペース適合ランク>(想定逃げ馬除く。ランク内はアイウエオ順)
・適合ランクA
該当なし

・適合ランクB
トウセツ、ハギノアレグリアス、ミッキーヌチバナ、ラインオブソウル

・適合ランクC
タイトニット、ミッキーファイト、ヤマニンウルス

・適合ランクD
オメガギネス

※Aが最も適合が良く、以下Cまでが適合を示す判定を表し、Dは上位馬の不具合によるキャンセル待ちなら可。記載の無い馬は適合していない馬であり、一部の例外を除き原則的には評価対象とはならない。
※あくまでも血統ペースへの適合を示すランクであり、個体能力を示すものではない。

<本命馬考察>
ミッキーファイト(4歳牡馬)
・形相遺伝対象:Relaunch(父の母父の母父)
・形相遺伝系統:Fair Play系統
・料的遺伝数値:3.25(少)
・闘争本能:普
・頭脳:優
・配合質:配合メリット有
・コンプレックス:無

本馬は前走フェブラリーSに出走、名古屋大賞典から2F距離短縮となって中団からの追走となったが、最後に3着追い上げを見せた。明け4歳馬がフェブラリーSで3着以内に入るケースは意外にも少ないが、今年は3頭が出走し、その内2頭が3着以内に入っており、地方競馬も含めたダート路線改革の成果が現れてきているのかもしれない。この世代の筆頭格は無論フォーエバーヤングだが、これに続くグループに本馬がいる。

本馬の形相遺伝対象Relaunchは、米国で芝ダート兼用で18戦5勝、3歳時にローカル重賞を2勝した程度の地味な戦績も種牡馬となって活躍馬を輩出、貴重なMan o'War系統の種牡馬として重用された。本邦導入された代表産駒と云えば、平成の始めに活躍したトーヨーリファールであろう。父同様に芝ダート兼用タイプで、芝ダート両方の重賞勝ちを収めている。そして父同様に逃げ先行タイプであった。そして、トーヨーリファールも貴重な父系の血を継ぐために種牡馬入りしたが、運悪くサンデーサイレンス旋風が吹き荒れる初期と重なってしまい、埋没してしまった。

本馬はこのような遺伝背景を持つことから、芝ダート兼用型に出てもよさそうだが、現状ダート専用となっている。それもそのはず、デビュー戦の時点で馬体重534kgもあり、フェブラリーSの時点で550kgもある。今から高速スケートリンクを走るのでは、脚元への負担が大き過ぎる。日本の馬が皆挙ってこれほどまでに巨漢になったことについては、話が大きく脱線してしまうことから、別な機会にでも触れることとする。

それから、本馬の血統表を見ると、やたらとNorthern Dancerの血が目立ち、近親配合の弊害が濃密で心配されるが、4代母ダイナカールの父ノーザンテーストが満8歳時種付けにより0遺伝配合となっており、この効果で、本馬の血統表内のNorthern Dancerの血がリセットされており、弊害が生じない工夫が施されている。

更に、本馬の母スペシャルグルーヴは、母母ソニックグルーヴの初仔ということで、これも弊害回避・除去の効果があり、本馬の資質の固定が図られることに繋がっている。ただ、このような回避できているケースでも、気性の難しさが残ってしまうケースがあることは申し添えておく。

本馬は今回フェブラリーSから中7週のローテとなるが、料的遺伝数値が3.25と乏しい本馬にとって、激走後は中6週程度必要なことから、適正なローテ間隔と云える。この料的遺伝数値というのは、ローテーション的体力のことを指し、激走後の体力回復に要する間隔を司る数値である。

これは母方・ボトムラインの伝達から求めることが可能であり、遺伝の役割から言えば、体力面や運動神経については母から遺伝を受けるもので、父から遺伝されるものではない。よって、料的遺伝数値の大小は、馬一頭一頭全く異なる。最近では、上のクラスになると間隔を空け、大事に使われる馬もいるが、料的遺伝の概念を全く理解せずに、お構い無しに馬を使い倒す陣営が多いことも事実である。

なお、この料的遺伝について、日本の競走馬で昨今問題となっている、循環器系ダメージからの回復に要する間隔とは異なることを補足する。これは、体力回復とは全く異なる次元の問題である。循環器系ダメージについては、大放言したいところだが、大きく脱線することから割愛とする。

今回の本馬は、想定血統ペースへの適合具合は適合を示す範囲にあり、唯一の明け4歳馬だが、本馬の誕生日は5月5日であることから、まだ実質ギリギリ3歳ということで、純粋に走ることにまだ専念出来ることは古馬牡馬に対してアドバンテージであり、好走可能な存在と診る。

以下は血統ペース適合ランクに基づき評価を付す。

印・買い目と資金配分

◎8ミッキーファイト
◯3ミッキーヌチバナ
注12ハギノアレグリアス
注9ヤマニンウルス
☆6マーブルロック
△2トウセツ
△7タイトニット
△10ラインオブソウル

【馬連】8=3,12,9(3点)=1000円
【馬連】8=6(1点)=500円
【ワイド】8=2,7,10(3点)=各500円
---------------------------
(4月19日11時 編集部追記)

阪神11R・アンタレスSに出走予定だった2番トウセツは出走取消となりましたので、買い目は以下に変更となります。

旧)【ワイド】8=2,7,10(3点)=各500円

新)【ワイド】8=7,10(2点)=各500円
---------------------------

福島9R・ひめさゆり賞

私の予想は「逃げ馬が作り出す血統的なペース・流れ」によってレースが支配されると考えることから、どの馬が逃げるかを考察することから始まる。

<想定逃げ馬>
血統ペースを作り出す想定逃げ馬はジェットブレードと診る。
このレースには逃げ徹底型がこの馬だけであり、少頭数で競合馬もおらず、逃げるのはジェットブレードと診る。

<想定血統ペース>
・血統ペースを作り出す想定逃げ馬:ジェットブレード
・父ビーチパトロール、母父ハーツクライ
・形相遺伝対象:ホッコーオウカ(3代母)
・形相遺伝系統:Native Dancer系統

狙いは、形相遺伝系統またはこの系統と親和性のある系統を、父や形相遺伝背景に持つ馬。また、父+母父の組合せ等により、相似関係が認められる馬も補充対象となる。

<血統ペース適合ランク>(想定逃げ馬除く。ランク内はアイウエオ順)
・適合ランクA
該当なし

・適合ランクB
サトノラポール、プレミアシップ

・適合ランクC
デルアヴァー、ピリカサンライズ、ミュージシャン

・適合ランクD
テリオスルナ

※Aが最も適合が良く、以下Cまでが適合を示す判定を表し、Dは上位馬の不具合によるキャンセル待ちなら可。記載の無い馬は適合していない馬であり、一部の例外を除き原則的には評価対象とはならない。
※あくまでも血統ペースへの適合を示すランクであり、個体能力を示すものではない。

<本命馬考察>
サトノラポール(3歳牡馬)
・形相遺伝対象:サートゥルナーリア(父)
・形相遺伝系統:Mr. Prospector系統
・料的遺伝数値:3.50(少)
・闘争本能:普
・頭脳:普
・配合質:配合メリット無
・コンプレックス:無

本馬の形相遺伝対象は父方であるが、本日の私の記事をご覧の方で、本馬の母方についてピンとくる方、血統アンテナの高い、敏感な方はどれだけいらっしゃるであろうか?

別にクイズを出題している訳ではないが、答えは、阪神メイン:アンタレスSで人気を集めると診られ、今回私が前記のとおり、本命評価としたミッキーファイトと祖母が同じということである。祖母が同じということは、母が姉妹であり、本馬とミッキーファイトは従兄弟という関係にある。

皆さんも、日頃から競馬を見ていると、レース結果に血の連動があることに気づくことがあるだろう。今日はやたらとこの血が走る、といった現象だが、世間一般では、馬場状態によって走りやすい血のバイアスという見方がポピュラーになっている。勿論、その見方も正しい見解なのだが、主に父系にフォーカスした、分かりやすいシンプルな見方である。

更に、血のリズム、遺伝リズムといった概念が存在するのだが、こちらは主に母方にフォーカスした見方であり、血統の味わいを感じるには、こちらの方が奥が深い。兄弟等親族が同じ日に勝利するなどの現象が散見されるが、これは決して偶然ではない。

今回取り上げる本馬は、4戦して未勝利勝ちのみだが、春に走るのは初めてであり、母サトノユリアは1勝馬だが、その勝利は春の京都である。

そして、従兄弟ミッキーファイトは3歳春にユニコーンS3着があり、本日はアンタレスSで好走が期待され、更には曾祖母にオークス馬エアグルーヴがいる、ということで、春という季節は、ダイナカール牝系とも云われるこの牝系は、本質的に動ける季節である。

馬の血の特性は、走行キャラクターや距離適性、馬場適性、気性面だけではなく、育まれた季節適性、環境適性、成長過程なども重要な構成要素である。

今回の本馬は血統ペースへの適合性が高く、春に動ける血統背景にあると診て、近走凡走で妙味狙いとなるが、同じ8番を背負った従兄弟同士の同日好走を期待してみたい。

以下は血統ペース適合ランクに基づき評価を付す。

印・買い目と資金配分

◎8サトノラポール
◯5ミュージシャン
△1プレミアシップ
△3デルアヴァー

【単勝】8(1点)=1000円
【複勝】8(1点)=2500円
【ワイド】8=5,1,3(3点)=各500円

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