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※2025年5月15日時点の見解であり、実際の結論（印・買い目）は週末の予想コラムにてご確認ください。

・エピファニー
オープンクラスでの連対は直線の短い小回りコースに限定。芝1800mで5勝を挙げる馬でもあり、2000mへの距離延長もマイナス材料だ。

・オールナット
前走大阪城Sは大外から差し脚を伸ばす形で3着。全4勝において上がり3F最速をマークしたレースは一度もなく、勝ち切るには前めの位置で運ぶのが理想だろう。ここは前に行く馬が少ないメンバー構成に加えて、前走から距離延長時の成績は【1-1-1-0】。カラテ、ヨーホーレイク、ロシュフォールと近年の新潟大賞典で好走馬を多数輩出する母父フレンチデピュティ該当馬でもあり、軽くは扱えない。

・カネフラ
全4勝中3勝が阪神芝2000mと適性の偏りがある馬。この舞台では割引が必要だろう。

・グランドカリナン
オープンクラスでは馬券外が続いている馬。クラス通用にはもう少し時間がかかりそうだ。

・サイルーン
前走東風Sは1800→1600mの距離短縮で一変。マイル適性の高さは祖母ノースフライトから受け継がれたものなのだろう。直線が長く、いわゆる軽さだけでは対応できない新潟芝外回り2000m替わりがプラスに働くとは思えない。

・サブマリーナ
これまで6戦4勝掲示板外なしと安定した成績を残している馬。これまで戦ってきた相手もメイショウタバル、マイネルエンペラー、ラヴァンダなど強力な馬たちがズラリと並ぶ。過去10年の新潟大賞典において、前走3勝クラス勝利から臨む4歳馬は【1-3-2-2】馬券内率75％。武豊騎手の参戦も含め、注目の1頭だ。

・ショウナンアデイブ
右回りの成績【3-7-1-7】に対し、左回りは【1-1-1-5】。現状は右回りかつ直線の短い小回りコースがベスト条件と言えそうだ。上手く立ち回っても3着のゾーンが精いっぱいか。

・シリウスコルト
過去10年の新潟大賞典において、前走福島民報杯で4角5番手以内だった馬は【0-0-1-8】。このなかには2番人気馬も含まれており、小回り福島で発揮された先行力は新潟芝外回り2000ｍにおいてリンクしづらいとの傾向だ。立ち回りの上手さを活かせる福島がもっとも合っている印象で、ここは評価を下げるべきシチュエーションか。

・ディマイザキッド
３歳春までは終いの切れ味が結果に結びつかないレースが続いたものの、3歳秋以降はすっかり安定。タフな馬場の2走前、高速馬場の前走と異なるシチュエーションをなんなくクリアした点は高く評価できる。芝2000mは【3-2-0-1】と安定。昇級戦でも侮れない。

・ハピ
ダートのリステッド競走でも馬券外に敗れてしまう現状。実績に乏しい芝替わりかつ重賞では厳しいだろう。

・パラレルヴィジョン
昨年6月以降はフタ桁着順が目立っている馬。復調にはもう少し時間がかかりそうだ。

・フライライクバード
勝ち馬と1秒以上離される競馬が続く現状。変わり身は望み薄か。

・ボーンディスウェイ
気温が下がる10月から初夏の暑さに向かう前の5月上旬までが本馬のスイートスポット。狙えるギリギリの許容範囲内と言えるかもしれないが、差し有利傾向にある新潟芝で切れ味に秀でた4歳馬相手に勝ち切るには少々分が悪い印象を受ける。

・マイネルメモリー
全4勝を右回りで挙げる馬。芝2200m以上でもテンに置かれてしまうほどダッシュ力に欠ける馬で、重賞のメンバーで好勝負を望むのは酷に映る。

・マテンロウオリオン
NHKマイルCを最後に馬券内から遠ざかっているものの、ブリンカー着用の近2走は勝ち馬と0秒3差以内。前走はあわや馬券内と復調気配を示しており、何らかの印は必要か。

・レガーロデルシエロ
前走美浦Sは大幅馬体重増をものともせず快勝。デビュー時との比較で30キロ以上増えているにもかかわらず、急坂をズンズンと駆け上がって勝ち切ったのは立派だ。個人的には中山もしくは洋芝などタフな馬場でこそのタイプにも映るが、目下の充実ぶりは本物。ここも好勝負が期待できる1頭だ。

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