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◎５番リンクスティップ
デビュー戦は勝ったミッキーゴールドの決め手に屈したが、二戦目の未勝利戦を危なげなく勝利。厩舎サイドがテンから芝２０００Ｍ戦を選択したように距離延長は大歓迎の口。

前走の桜花賞ではスタート直後に隣の馬との接触があり、今までとは違って後ろからの競馬で三角過ぎにスパートをかけて四角大外を回って上位二頭には及ばずも三着を確保したように、自分の得意の距離ではなく、自分の形の競馬ができずとも出した結果は立派のひと言。

一週前のウッドコースでの併せ馬は併走馬に遅れはとったが、身体全体を上手に使い、伸びのある走りは光っていた。直前は長距離輸送を考慮して坂路にて終い重点の稽古も気力十分でブレのない走り、素晴らしいデキだ。

心肺機能が高く、イイ脚を長く使えて、鞍上の指示にしっかりと従える、渋った馬場でも気持ちのコントロールを上手にできる馬なので大きなマイナス材料にはならず、今回は絶好の狙い目だ。
 

〇９番エンブロイダリー
精神面の成長は著しく、中間の気配、最終追い切りの動きなどから出走態勢は万全。

重箱の隅を突きたくなる自分としては、父アドマイヤマーズは名マイラーだったことで距離延長がプラス材料とは言い切れないが、そこはポテンシャルの高さでカバーできるかも･･･だが、鞍上はモレイラ騎手からルメール騎手、これはプラス材料とは言えない。

ディープインパクト級の潜在能力の違いがある訳ではなく、桜花賞は完璧な騎乗の賜物。例えば料理では一流シェフのレシピ通りに作っても同じ味にはならない。ちょっとしたさじ加減、調味料を入れるタイミング、熱の入れ方等などから微妙に違ったものになるように、競馬でも道中の位置取り、ゴーサインを出すポイント、他馬との駆け引き等など影響する。二冠濃厚とは言い切れない。
 

▲１４番サヴォンリンナ
まだ完成途上で本格化はもう少し先だろうが、父サトノダイヤモンドの血を濃く受け継ぎ芝２０００Ｍ戦になってから連勝してここに臨んできたところに注目。

一週前はウッドコースにて先行する馬の後ろにつけて、直線で内に進路をとりシッカリとした反応を見せてくれて、直前は単走と言っても前に馬を置いて我慢をさせてしまい軽く脚を伸ばす好内容。先にも触れたが馬体はまだまだ良化の余地を残しているが、現状ベストの仕上がり状態にあることは間違いなく、消耗戦に強い血筋から注目したい。
 

△１２番・１番・８番・１５番

◎５リンクスティップ
○９エンブロイダリー
▲14サヴォンリンナ
△12ブラウンラチェット
△１アルマヴェローチェ
△８サタデーサンライズ
△15カムニャック

【3連複/軸1頭】5＝9,14,12,1,8,15（15点）
【馬単/マルチ】5⇔9,14,12,1,8,15（12点）


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