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※2025年7月10日時点の見解であり、実際の結論（印・買い目）は週末の予想コラムにてご確認ください。

・オニャンコポン
フタ桁着順が続く現状。厳しい。

・ギャラクシーナイト
近走は勝ち馬と1秒以上離される競馬が続いている。変わり身は望み薄か。

・コスモフリーゲン
デビュー以来、掲示板外のない安定株。3勝クラスで戦ってきた相手はリフレーミング、キングズパレス、アドマイヤマツリなどのちの重賞好走馬が多く、ここも格負けすることはないだろう。とはいえ前走に限って言えば、前残りの展開をストレスなく先行できた恩恵あり。3-4コーナー付近から一気にペースアップするこの舞台を同様の戦法で押し切るのは楽ではなく、勝ち切るまではどうか。

・ショウナンマグマ
約1年半ほど馬券内から遠ざかる現状。強調材料は乏しい。

・シリウスコルト
前走新潟大賞典で自身初の重賞制覇。逃げ馬にとって楽ではない新潟芝外回り2000m重賞を逃げ戦法かつ、2着に2馬身差は完勝といってよい内容だ。夏の福島は【1-1-0-0】と安定。今回はマークを受ける厳しい立場だが、季節・舞台適性をもってすればクリアする可能性は十分だ。

・シルトホルン
年明けから本格的に差し脚質にシフトチェンジ。当初は結果が伴わないレースが続いたが、前走は控える競馬から終いの脚を伸ばし勝利を飾った。10戦以上を使われて未勝利の右回り替わりがプラスとは思えないが、夏の福島芝好走歴もある馬で連化候補には。

・セブンマジシャン
前走3勝クラス2着から臨む馬。格を考えれば手を出しにくい印象も、当時は初ブリンカー着かつ稍重のマイル戦で1分32秒台と一気にパフォーマンスを上げた。過去10年の七夕賞において、前走東京or阪神1600m組は【2-0-2-2】。3勝中2勝を挙げる小回り芝2000m替わりも歓迎で、穴馬候補として要警戒。

・ダンテスヴュー
内々でロスなく立ち回った前走だが、掲示板内すら確保できず。重賞のメンバー相手では厳しいだろう。

・ドゥラドーレス
前走エプソムCは1番人気2着。道中は後方を進んだものの、上がり3F最速の脚で連対圏まで押し上げた。小回りコースは【2-0-0-1】、唯一の馬券外は菊花賞4着。藻岩山特別と小倉日経オープンはいずれも3-4コーナー付近からエンジンを吹かしつつの差し切り勝ちで、福島芝2000mはいかにも合いそうだ。

・ドラゴンヘッド
3勝クラスですら掲示板内が叶わない現状。厳しい。

・ニシノレヴナント
昨年以降は天皇賞・秋、AJCC、オールカマーと強力なメンバー相手に挑戦。そこでは結果が伴わなかったものの、上がり3F2位の天皇賞・秋が示すように一定の力は示していた。芝2000m以上の右回りは【2-1-1-2】と好走多数。ローカルのメンバーが相手のここなら見直し可能な穴馬候補として捉えたい。

・バラジ
2走前に当舞台で連対歴がある馬。重賞ではワンパンチ足りない感は否めないものの、これまで使われてきた重賞とは異なり【1-1-1-1】の右回りで臨むレース。何らかの印は必要か。

・パラレルヴィジョン
直近1年内に使われた6レースはいずれも掲示板外。復調にはもう少し時間がかかりそうだ。

・マテンロウオリオン
NHKマイルCを最後に約3年間馬券内がない馬だが、今年使われた右回りの3戦はいずれも勝ち馬と0秒5差以内。そのうち2戦で上がり3F2位以内と往年の切れ味が蘇ってきた感があり、3着候補として一考したい。

・リフレーミング
長期休養明けの前走は参考外と言えるかもしれないが、そこから再度間隔をあけての参戦。昨年馬券外に敗れたレースかつ当時から斤量も増えており、好走へのハードルは高いと言わざるを得ない。