先週は3連単5万380円決着だった阪急杯を◎▲☆とした栗東R氏。明日の「チューリップ賞」予想も必見です！石井TMは阪神8Rで状態急上昇の馬で勝負！

【栗東R氏メイン見解】
阪神11R　チューリップ賞
[3歳オープン・芝1600m]
ジャマンがハナを切り、淡々とした流れ。ただ、勝負どころでは先行勢が早めに交わして行き、差し馬勢との追い比べの展開が予想される。

(6)◎ナミュール、阪神JFでは大きく出遅れるロスがありながら、メンバー最速の上がり3ハロン33秒6をマーク。心配されたダメージなく、2日、坂路でテンポ良く坂を駆け上がり、4F54秒8-40秒4-12秒0を計時。何といっても課題は阪神JF(4着)で致命傷となったゲートだが、末脚は世代屈指。優先出走権の獲得はもちろん、完璧なレースで巻き返しを狙うで。

(3)〇サークルオブライフ、阪神JFは中団で待機し、馬群の外を回って、上り3ハロン33秒9の凄い瞬発力で3連勝。前走後は中間しっかり乗り込まれ、2日、美浦Wコースで5F67秒2-38秒4-12秒0の好時計をマークした。これまでアパパネ、アーモンドアイなどの名牝を育ててきた名将が高く評価する素質馬に期待膨らむ。

(9)▲ウォーターナビレラ、デビューから3連勝。前走の阪神JFは直線鋭い脚力で、1ハロン標手前で、上位2頭に捕まったが3着に粘った。心配された馬体の細化なく、まずは前哨戦で暮れに先着を許した2歳女王に逆転を狙う。

(14)△ステルナティーア、前走はスタート後に寄られて接触し、スムーズさを欠きながら勝ち馬から0秒6差。心配された馬体も回復し、2日、美浦Wで余力十分の動きで不安を一掃。巻き返しも十分。

(10)△ラリュエル、休み明けのクイーンCは直線で少し窮屈なシーンがありながら、僅差の4着。前走後の反動はなく、2日、坂路で小気味いいフットワークで体調の良さは一目瞭然。重賞2度目の挑戦で真価を問われる。

(7)△ルピナスリード、エルフィンSは出遅れ。終始外々を回され、ラスト1ハロンで脚勢が鈍り失速したが、中身の濃い内容で地力を強化。デビュー戦2着の阪神で伸びしろ十分。

(8)☆サウンドビバーチェ、2日、坂路で好調教。重賞初挑戦でも軽視はできないで。


【栗東R氏追い切り特注馬】
阪神6R　3歳1勝クラス　ダ1800m
5枠6番　オメガブルーム
[栗東CW]83秒3-67秒2-52秒8-38秒5-12秒0
4、5馬身ほど先行したけど、ラストまで持ったままで1馬身ほど先着。前走時の重苦しい動きから一変して素軽さが出たし、体もグッと引き締まったから一変ありそうやで。

中山11R　オーシャンS　芝1200m
2枠2番　スマートクラージュ
[栗東CW]53秒3-37秒1-11秒2
半マイルから上がり重点の追い切りやったけど、掻き込みの鋭いフットワークで動きは非常に良かった。馬自体もいい体つきになってきたから重賞でもやれそうやな。


【石井TM特選馬】
阪神8R　4歳上2勝クラス　芝1200m
7枠9番　リャスナ
「前走はプール中心の調整で稽古は軽かったけど、レース内容は悪くなかった。テンションが上がりやすいからそんな攻め込めないけど、短期放牧から帰厩して日曜、水曜としっかりやれて今週は坂路自己ベストを更新。阪神コースも合うので今度は面白いと思うよ」と陣営。状態一変で変わり身注意。