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UMAJIN.net編集部

2023/07/24 17:00

【今週の重賞】[アイビスサマーダッシュほか]ジャングロの復帰初戦 夏の風物詩を制するのは誰だ

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【今週の注目重賞】
■アイビスサマーダッシュ
7月30日(日)、新潟競馬場で第23回・アイビスサマーダッシュ(3歳上、GIII、別定、芝1000m)が行われる。JRA唯一の直線コースでの重賞でサマースプリントシリーズ第3弾。このコースは外枠有利の傾向が顕著なため、枠順発表から注目したいレースだ。

ジャングロ(牡4、栗東・森)が昨年のNHKマイルC以来、久々の復帰。昨秋のセントウルSを目標としていたが、捻挫で再放牧。実戦は約1年2カ月ぶりとなる。中京2歳Sを2歳コースレコードで勝利するほどのスピードの持ち主で、初の直線競馬にも対応できそう。休み明け初戦ではあるが、持ち前の快速を披露し復活をアピールしたい。

メディーヴァル(牡5、栗東・寺島)は同コースの韋駄天Sの勝ち馬。格上挑戦ではあったが、馬群をこじ開ける勝負根性を発揮。横一列に6頭が並ぶ大接戦を制した。このレースの同年1着馬は過去10年で【3.2.1.4】と上々の成績を挙げているのは本馬にとって後押しになる材料。近2走は1200m戦で敗れているものの、直線芝1000mに戻って改めて期待したい。

前走・韋駄天S2着のファイアダンサー(牝5、美浦・鈴木慎)も参戦予定。その前走はスタート後、すぐに最内枠から大外に進路を切り替えられて追走し、上がり最速の末脚を繰り出して好走した。勝ち馬から0秒1差に敗れたが、不利な1番枠、前が壁になる展開でなければ違う結果を得られたかもしれない。スムーズな競馬ができれば逆転は可能。抽選対象になりそうだが、出走が叶えば面白い1頭だろう。

一昨年の覇者オールアットワンス(牝5、美浦・中舘)も侮れない。連覇を狙った昨年は3番枠スタートから割り切って内を選択するも6着と悔しい結果。そこから脚部不安により放牧されたため、ちょうど1年の休養明けで参戦予定だ。1週前追い切りは美浦ウッドを3頭併せ。ラストで仕掛けられると2頭を一気に突き放し、5F66秒4-1F12秒0のタイムを計時した。もう脚元の不安はなさそうで十分に走れる状態だろう。勝利した舞台で立て直しを図る。

そのほかには、このレースを含め同コースを4勝、2着3回の“千直の王”ライオンボス(牡8、美浦・和田郎)、昨年の2着馬シンシティ(牝6、栗東・木原)、2021年に4着好走、前走・韋駄天S3着のトキメキ(牝6、美浦・斎藤誠)、昨年内ラチ沿いを走りながら掲示板入りを果たしたスティクス(牝5、栗東・武幸)なども出走を予定している。

【そのほかの重賞】
■クイーンS
7月30日(日)、札幌競馬場で第71回・クイーンS(3歳上牝馬、GIII、別定、芝1800m)が行われる。夏に行われる牝馬限定戦だが、涼しい札幌で施行されるためかメンバーレベルがそこそこ高くなるレース。秋の“クイーンの座”を目指して乙女たちが鎬を削る。昨年連覇を達成したテルツェットのようにリピーター率が高めなことにも注目だ。

主な出走予定馬は、当レースを2年連続で馬券内に好走し、3度目の正直を目指すサトノセシル(牝7、美浦・堀)、前走・函館記念を2着して中1週で参戦予定のルビーカサブランカ(牝6、栗東・須貝)、同コースの札幌2歳S勝ち馬で前走オークスでは15番人気3着と激走を披露したドゥーラ(牝3、栗東・高橋康)、日本国内に6頭しかいないディープインパクト最終世代の1頭・ライトクオンタム(牝3、栗東・武幸)など。

(Text:Kanda)

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