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田原基成

2023/12/01 18:45

【チャレンジC】3歳馬vs古馬のランク付けは……「2.1.0.1」該当馬で軸不動

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1分58秒6、1分58秒3、1分59秒1。

連続開催だった近年を除くと、チャレンジCの勝ち時計は速い。上がり3Fも33秒台が求められる高速レースと言えよう。

その勝負になったとき、有利な立場になるのは当然、持ち時計に秀でた馬。エアウィンザーは芝1800mで1分45秒4、ロードマイウェイは芝1600mで1分32秒7。勝ち馬が当距離以外でも好時計をマークしていた事実は見逃せない。

キーワードは持ち時計。

ならば浮上するのはガイアフォース一択だ。

菊花賞で1人気に支持された世代屈指の素質馬。今年は1600-2000mをメインに使われており、マイラーズCでは1分31秒5、記憶に新しい天皇賞・秋は1分56秒2と先行勢ではイクイノックスに次ぐ時計で走破してみせた。戦ってきた相手を考えると高評価すべきパフォーマンスと言い切れる。

間隔の詰まったローテーションでは良績を残せていないものの、今回は明らかにメンバーが楽。この中間も坂路で入念に追切を消化しており、レコード決着を激走の反動はそう大きくないと判断できるだろう。芝2000mは【2-1-0-1】馬券外は前走のみ。イクイノックス世代のレベルが3歳馬を上回るとみた。

相手本線にはべラジオオペラを。

日本ダービー4着以来の実戦を迎える馬。当時は内枠の利があった印象も、3歳牡馬クラシックすべてで馬券内に入ったタスティエーラ、ソールオリエンスとタイム差なしの内容は秀逸と言えるものだ。5戦中3戦で上がり3F33秒台の脚を使っているように、瞬発力はお手の物。阪神芝2000mかつ冬開催のチャレンジCにおいて、前走GIから臨む3歳馬の成績【1-0-2-1】も追い風となる。

穴妙味を求めるならウインマイティー。

阪神芝2000mは【2-1-0-0】連対率100%。近2走は惨敗続きも、重賞レベルでの良績に乏しい道悪だった点も影響した印象を受けた。この中間はウッド6F77秒8と、2022年以降では自身最速の時計をマーク。陣営の意気込みがうかがえるような追い切りを敢行しており、舞台替わりで軽視禁物だ。

さらにはボッケリーニ。

3走前はこの舞台の鳴尾記念を勝利。本格化を遂げた2022年以降はGII・GIIIで【2-4-1-0】馬券内率100%を誇り、安定感には目を見張るものがある。当距離の持ち時計が乏しい点は不安材料だが、実績を踏まえると極端に評価を下げることはできない。

【阪神11R チャレンジC予想の印】
◎6 ガイアフォース
〇5 べラジオオペラ
▲1 ウインマイティー
☆4 ボッケリーニ
△10 フリームファクシ
△9 フェーングロッテン
△12 マテンロウレオ
△8 エピファニー

【単勝】6(1点)
【馬連/ながし】6-5,1,4(3点)
【3連複/ながし】6-5,1,4,10,9,12,8(21点)
【3連単/フォーメ】6→5,1,4→5,1,4,10,9,12,8(18点)

田原基成のプロフィールはこちら
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