■良馬場適性ゼロと決めつけるには早計

電撃スプリント戦らしく、スピード自慢が顔を揃えた一戦。熾烈を極めるハナ争いを想定したとき、それをやりすごしつつ前めの位置で運べる馬に勝機を見出せる。直線が短いうえに平坦コースの京都芝内回り1200mで後方待機から真っ先にゴール板を駆け抜けるのは容易ではない。

メンバーを見ると実績的にはエトヴプレが一枚上。だが、距離短縮で直近2走とは異なる競馬になりそうな点がポイントとなる。行き切らないとダメなタイプではなく、自在性を有していることから崩れることはなさそうだが、取りこぼしパターンを狙うのがベターだ。

本命◎はナナオ。

全3勝が道悪と時計のかかる馬場適性が強調されている馬。しかし、高速馬場と呼べるレース経験はほとんどなく、良馬場適性ゼロと決めつけるには早計だ。リステッド競走を含むオープン特別2勝、重賞2着1回の実績はこのメンバーなら胸を張れる。抜群のレースセンスを活かし、いつも通り好位で脚をためて突き放す競馬で後続の追撃をしのぎ切る算段だ。

以下、ハイレベルの桜花賞で見せ場たっぷりの○エトヴプレを相手本線に、逃げ差し自在の脚質が魅力の▲モズトキキが穴妙味。芝1200-1400mでは崩れていない☆オーキッドロマンス、メンバー中屈指のダッシュ力を誇る注ピューロマジック、スプリント向きの△ナムラアトムなどを押さえ、ヒモ荒れを狙う。

印と買い目は以下の通り。

◎14 ナナオ
◯10 エトヴプレ
▲８ モズトキキ
☆６ オーキッドロマンス
注17 ピューロマジック
△１ ナムラアトム

【単勝】14（1点）
【馬連】14＝10,8,6,17（4点）
【3連複/軸1頭】14＝10,8,6,17,1（10点）
【3連単/軸1着】14→10,8,6,17,1（20点）

以上、葵ステークス2024予想でした！

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