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■日本ダービー（東京優駿）2024予想【後編】

【前編】で見極めた皐月賞組と別路線組の買いと消しを反映し、こちらの【後編】ではジャスティンミラノを負かす可能性を探る。

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皐月賞馬ジャスティンミラノの無敗2冠の可能性は相当高い。

新馬や共同通信杯を見ての通り、スローの展開でピッタリと折り合い、一気にペースアップする展開で快勝してきた同馬は、本来、皐月賞より日本ダービー向き。

これを初めて経験するハイペースに対応し、レコードで駆け抜けたのだから、大本命とされるのも頷ける。

ただ、2019年のサートゥルナーリア、21年のエフフォーリア、昨年のソールオリエンスと、皐月賞を圧勝し単勝1倍台に支持された馬が惜敗しているのも事実。

サートゥルナーリアとソールオリエンスは後の戦績を見ても中山コース適性が高く、府中の高速決着で遅れを取った。この点は東京2戦2勝のジャスティンミラノに不安はない。

しかし、共同通信杯勝ちの皐月賞馬エフフォーリアは、大一番でハナ差2着の惜敗。毎日杯を日本レコードで制した別路線組、シャフリヤールとの瞬発力勝負でわずかに劣った。

ハイレベルの世代ほど2冠達成のハードルは高く、「史上最高メンバー」と言われた2010年は皐月賞馬ヴィクトワールピサが3着に敗れ、7番人気のエイシンフラッシュが制した。

負けじとタレント揃いの今年も、そのわずかな可能性はあると見た。

■ジャスティンミラノを負かす馬

本命◎はダノンエアズロック。

2歳時は「横綱」の評価を受け、アイビーSではレガレイラを完封。ジャスティンミラノの共同通信杯と比較すると、

▼アイビーS（ダノンエアズロック）
勝ち時計 1分48秒2
前後半4F 50秒5-45秒1

▼共同通信杯（ジャスティンミラノ）
勝ち時計 1分48秒0
前後半4F 50秒0-45秒3

馬場差はあれど、ダノンエアズロックは2歳時に共同通信杯と遜色ないラップを刻んでおり、世代トップクラスに位置するのは間違いない。

この時、直線の瞬発力勝負で追いつけなかったレガレイラの鞍上C.ルメールをはじめ、2着以下の陣営から「勝ち馬が強すぎた」という声が上がった。

【前編】で記載の通り、手前を替えずに走った右回りの弥生賞は参考外。東京3戦3勝の戦績が示す通り左回りのパフォーマンスは別格であり、プリンシパルSは7分のデキで完勝した。

○ジャスティンミラノを負かすとすればこの馬と見て、馬単と3連単は◎ダノンエアズロック「1着」の買い目を仕込む。以下、京成杯のパフォーマンスが印象に残る▲ダノンデサイル、皐月賞で見せた末脚が府中で活きる☆アーバンシックと注レガレイラ、皐月賞2着は人気以上に評価できる△コスモキュランダまで。

印と買い目は以下の通り。

■日本ダービー（東京優駿）2024予想・買い目

◎９ダノンエアズロック
○15ジャスティンミラノ
▲５ダノンデサイル
☆８アーバンシック
注２レガレイラ
△６コスモキュランダ

【単勝】9（1点）
【馬単】9→15（1点）
【馬連】15＝9,5,8,2（4点）
【3連複/軸1頭】15＝9,5,8,2,6（10点）
【3連単/フォーメ】9→15→5,8,2,6（4点）
【3連単/軸1着】15→9,5,8,2,6（20点）

以上、日本ダービー2024予想でした！

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