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馬体アナリスト 伊藤

2024/08/17 18:55

CBC賞2024 最終結論【馬体】ブ厚いトモが推進力に直結 前走10着馬から一発狙い!【重賞深掘りPROJECT】

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《馬体アナリスト 伊藤の最新動画》
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《CBC賞の馬柱》


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競馬サロン読者の皆さん、こんばんは。
「重賞深掘りプロジェクト」重賞深掘り隊の第一期メンバー・馬体アナリストの伊藤です。

諸般の事情により、しばらくの間ですが本コラムはシンプルな構成・内容とさせていただきます。何卒ご了承ください。

それではCBC賞の予想を進めていきます。

まず、CBC賞の近10年のラップ構成、勝ち馬の脚質・飛節をまとめた表がコチラ。

CBC賞は元々6カ月下旬から7月上旬に開催される重賞で施行時期の違いには目を瞑りましょう。ただし、2020年は阪神、2021年から2022年にかけては小倉が舞台だっため、その3回を除き計7回分のデータとなります。



逃げ候補のピューロマジックが急遽回避し逃げ馬不在になったため、今年は例年より緩む可能性は考えられますが、CBC賞は「基本的に締まったレースになりやすく、直飛の馬が差してくる」という分かりやすい傾向が確認できますね。

前述したように例年と異なるラップ構成になる可能性はありますが、逃げ・先行勢が明らかに手薄であることは各陣営が認識しているはずで、それなら行ってみようと考える陣営も少なくないはず。

やや希望的な観測かもしれませんが、差せる馬、直飛の馬には最大限の警戒を払うべきでしょう。

また、過去ラップと並行して過去好走馬を見ていくと、多くの好走馬のトモがモリモリと盛り上がっているのですが、アレスバローズやジャスパークローネはそのブ厚さが顕著でした。絶対的なスピードが必要とされるだけに、推進力に繋がるトモの厚さも問われていますね。


続いて馬体以外に重視すべきファクターの選定ですが、土曜の中京メイン・豊明Sで1分19秒0のコースレコードが記録されたことから高速決着対応の下地は確認しておきましょう。

今回は近1年の芝1200m戦の結果を見ていきますが、時計的に優秀なのはジャスティンスカイ、キタノエクスプレス、バースクライ、カンチェンジュンガあたりです。

カリボールも時計的には優秀なのですが、今回は8枠17番の枠が気になりますね。

ここで馬名を上げた馬はレコードに近い決着になってもすんなりと対応できると見ています。


さて、ここからは今年の出走有力馬の馬体分析です。有力馬としてカウントするのは表に記載の8頭。



チェックポイントは馬体のデキ、トモの厚み、飛節の3点。

その3点を綺麗に満たすのがキタサンブラック産駒のジャスティンスカイです。

本馬はキタサンブラック産駒としては胴が詰まっていて前肢が短めでトモ高。個人的には1400mから1600m向きの馬体と見ていますが、マイルではひと伸びを欠いてしまうため弟のサトノカルナバルと同様に遺伝的に短距離色が強いのだと考えられます。

飛節は直飛で、ブ厚いトモが目立つことから本競走における適性は高いと考えられますね。

函館SS出走時もデキは良かったと見ていますが、前走と比べて腹まわりが締まり、より友道厩舎の管理馬らしい研ぎ澄まされた姿になりました。

前走の函館SSは10着に敗れてしまいましたが、やや外めの6枠11番から出遅れてスムーズさを欠いてしまったのが全てでしょう。

逃げ、先行、差しと自在な競馬ができ、2走前の鞍馬Sでは1分6秒9の速い時計も記録済み。巻き返す余地十分と見ます。

馬体チェックからレッドヒルシューズとアグリも注目できますね。アグリは転厩かつ半年間の休養明けで稽古の動きがピリッとしませんが、ハンデ58.5キロが示すように実績上位の存在。8枠16番の枠で嫌われているようなら私は買いと考えます。

レッドヒルシューズは450キロ前後の馬体重以上に全体をゴツく見せます。とりわけトモのボリュームが素晴らしいのがいいですね。グレイトゲイナーの出方次第ですが、この馬のハナも考えておきましょう。

他にも土曜中京芝の馬場状態、CBC賞出走各馬の調教過程、レースの展開等も考慮した最終結論は次の通りです。

《CBC賞の最終結論》
◎7ジャスティンスカイ
○16アグリ
▲14レッドヒルシューズ
☆3バースクライ
△1ドロップオブライト
△2キタノエクスプレス
△6スズハローム
△12カンチェンジュンガ

本命はジャスティンスカイ。執筆段階で単勝10.1倍の5番人気ですが、出遅れさえなければ見直しは可能です。

対抗評価はアグリ。ここは地力に期待ですね。単穴評価はレッドヒルシューズ。展開次第ですが、マイペースで運べれば残りそうです。

一発がありそうなのが内枠を引けたバースクライ。ギリギリまで鞍上が未定だったものの、関西の重賞で勝負強い横山和生騎手を確保できたのはプラスでしょう。

なお、1番人気キタノエクスプレスは馬体と前走時計から軽い重賞なら通用しそうです。ただし、どうしても押し出された1番人気感があり、1枠2番の枠も仇となりそうで△評価としました。

《CBC賞の買い目》
◎7ジャスティンスカイ
○16アグリ
▲14レッドヒルシューズ
☆3バースクライ
△1ドロップオブライト
△2キタノエクスプレス
△6スズハローム
△12カンチェンジュンガ

【単勝】7(1点)
【複勝】7(1点)
【馬連】7=16,14,3,1,2,6,12(7点)
【3連複/フォーメ】7=16,14,3=16,14,3,1,2,6,12(15点)

《馬体アナリスト 伊藤のプロフィール》
競馬業界歴は20年。競馬専門紙を経て「重賞深掘りプロジェクト」重賞深掘り隊の第一期メンバーに選抜された馬体アナリスト 伊藤です。馬の馬体に惚れ込み馬体重視の予想を展開。現在は南関東の重賞開催日を中心にプレスとして出入りしています。

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