9月11日、大井競馬場で重賞・アフター5スター賞（SIII、ダ1200m）が開催される。1着賞金は1500万円で、発走時刻は20時10分。枠順は以下のとおり。



エンテレケイア（牡6、浦和・小久保）は、時計面に課題があり、昨年秋までは勝ち切れない競馬が多かったものの、今年は地力強化が著しく勝ち癖を付けている。前走の習志野きらっとスプリントは後続を6馬身千切る大楽勝で純粋な速さならメンバー中屈指。3年2カ月ぶりの大井替わりがカギだが、持ち前のスピードを武器に押し切りを狙う。

マックス（セ7、大井・福永敏）は、昨年のレースでギシギシ、ジャスティンなどを相手にタイム差なしの3着。今年は外傷、脚部不安がありまだ2戦と順調さを欠いているものの、7カ月ぶりのオーガスト賞ではクビ差2着と力を見せた。叩き良化の今回は再び重賞での活躍が見込める。

スワーヴシャルル（牡8、大井・藤田輝）は、JRAの元OP馬で、昨年11月の南関東転入後は1200m以下のレースで【3.1.0.0】の安定した成績。前走の習志野きらっとスプリントこそエンテレケイアも突き放されてしまったが、追い比べの形に持ち込めれば持ち前の勝負根性を活かせるだろう。

スターシューター（牡6、大井・阪本一）は、大井競馬場にのみ出走を続けここまで29戦13勝。今回が初の重賞参戦となるが。3走前のビオラ賞ではギャルダル（その後にフジノウェーブ記念連覇）に先着済みで、重賞で好走できるだけの下地がある。骨折明けで1年5カ月ぶりだったジュライ賞こそ伸びずバテずの4着だったが、使われたことで動きに素軽さが出ている。前進が見込めるかもしれない。

ジゼル（牝5、船橋・山中尊）は、デビューから11連勝した素質馬。速い時計に手こずったしらさぎ賞と出負けしたナデシコスプリントで連敗を喫したが、連闘で挑んだトライアルを快勝しここへ参戦。2戦連続で出負けしているのは気になるが、スタート五分ですんなり先行できれば最後までいい粘りを見せそう。