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※2024年9月12日時点の見解であり、実際の結論（印・買い目）は週末の予想コラムにてご確認ください。

・オーロラエックス
デビューから2連勝中の馬。小回りコース・直線の長い外回りコースと異なる条件をクリアしたのは立派だ。芝1800mの前走で記録した1分44秒4は高速馬場を考慮しても優秀な部類に入るもの。重賞のメンバー相手でも上位進出の可能性は十分だ。

・カニキュル
右回りの成績【0-1-0-1】に対し、左回りは【2-0-1-0】。前走は9頭立てとはいえ3番手から上がり3F最速の脚で抜け出したように、機動力も身についてきた感がある。春に2度使われた重賞内容から連対圏突入は容易ではなさそうだが、左回り適性の高さから一定の評価は必要か。

・クイーンズウォーク
桜花賞8着から臨んだ前走オークスは4着。当時は4角10番手以下を進んだ差し追込馬が1-3着を占めており、その展開で4角4番手から掲示板内確保は立派な内容と言える。中京開催の2020-22年のローズSにおいて、オークスで出走馬中最先着の馬は【2-0-0-1】。川田将雅×中内田充正厩舎のローズS成績【3-0-0-1】も含め、前哨戦の舞台でこそ評価を上げたい1頭だ。

・サフィラ
サラキア、サリオス、サリエラとオープン馬を複数輩出するサロミナ一族だが、年明け以降は勝ち馬と1秒以上離される競馬続き。本格化のタイミングはもう少し先となりそうだ。

・ザブライド
未勝利戦の前走勝ち時計は平凡の域を出ない。重賞即通用へのハードルは高いだろう。

・サンセットビュー
1勝クラスですら勝ち上がれていない現状。厳しい。

・セキトバイースト
前走桜花賞は道中3番手から勝ち馬と0秒6差の7着。掲示板内に入った5頭中3頭が初角10番手以下の差し追込決着を思えば、決して悲観する内容ではないだろう。2024年の藤岡佑介×四位洋文厩舎×牝馬の成績は【1-5-2-3】馬券内率72％。有力馬の大目標が次走GIと捉えたとき、マークが緩むここは穴妙味ある1頭と言える。

・タガノエルピーダ
オークス惨敗からの巻き返しを狙う馬だが、京都芝内回りの新馬戦と阪神芝2000mの忘れな草賞を見るより小回りコースが合う印象。中京芝2000mでの強調材料は乏しい。

・チェレスタ
デビュー以来、舞台を問わず馬券外のない安定株。2走前に先着を許したオールセインツが次走2勝クラスを勝利ならレースレベルも保証されそうだ。スタミナに秀でた印象からオール野芝かつ速い上がりが予想される中京開催がどうかも、何らかの印は必要か。

・ハワイアンティアレ
直線一気の脚で突き抜けた前走1勝クラス。馬体重を8キロ増やした一戦にもかかわらず、普段より切れ味が増した印象すら受けた。中京芝1600mを上がり3F33秒6以内で制した牝馬はナミュール、ママコチャ、ディヴィーナなど重賞ウイナーがズラリ。勝ち切るまではどうかも、ヒモ穴候補としてケアしたい。

・フレミングフープ
当舞台の前走は上がり3F最速での勝利。 重馬場→良馬場替わりでの一変が示すように、現状は切れ味を存分に活かせる馬場コンディションが合っているのだろう。中京開催の2020-22年のローズSにおいて、前走左回りの1勝クラスを制して臨んだ馬は【1-1-1-2】。舞台適性と良馬場想定の週末天候から、ノーマークにはできない。

・ラヴァンダ
チューリップ賞、オークスの結果から、一線級のメンバー相手ではやや見劣りしてしまう感あり。立ち回りの上手さで勝負するタイプでもあり、よほど展開と枠に恵まれない限り上位進出は至難の業か。

・ラビットアイ
前走まで4戦連続で芝1800mを使ってきた馬。芝2000mは未勝利戦で勝ち馬から0秒7離された条件でもあり、ここは様子見が妥当か。

・レガレイラ
牝馬にして昨年のホープフルSを制した馬。その後も牡馬との戦いに身を投じたが、秋初戦は牝馬限定戦を選択する運びとなった。前哨戦ゆえ次を見据えた仕上げかと思われるところだが、この中間は坂路4Fで自己ベストタイ、ウッド6Fは自己ベスト更新と申し分ない動き。進路探しに手間取ったダービーでも終いの脚は際立っており、牝馬限定戦なら見直しが必要だろう。

・レディーヴァリュー
未勝利を勝ったばかりでの重賞挑戦。前走勝ち時計は優秀にも思えるが、当日芝2000ｍで1分56秒5が飛び出した馬場を考えると過大評価は禁物だ。


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