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UMAJIN.net編集部

2024/10/01 18:30

【地方競馬重賞展望】10月3日、大井競馬場でDG競走・東京盃 シャマルとイグナイターが再び対決 写真

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10月3日、大井競馬場でDG競走・東京盃(JpnII、ダ1200m)が開催される。斤量は別定で、1着賞金は4000万円。発走時刻は20時10分。枠順は以下のとおり。




昨年のJBCスプリント以来の勝利を狙うイグナイター。

ヘリオス(セ8、栗東・西園正)は、DG競走こそ未勝利だが、2022年のマイルCS南部杯でカフェファラオ相手にハナ差の2着をはじめDG競走での好走歴が多数あり、2年半近くこの路線で健闘してきた。8歳になっても先行力に衰えは見られないが、近2戦の甘さは気になるところ。テン乗りのC.ルメール騎手がいかに導くかに注目。

チカッパ(牡3、栗東・中竹)は、3歳馬同士の争いに今年から鞍替えとなった北海道スプリントCの優勝馬。そのレースは枠なりかつ後ろの位置取りだったが、4角前に一気に動くと最後はエートラックスを楽々交わしそのまま突き抜ける圧勝だった。北海道スプリントCの過去時計との比較から古馬相手に即通用と断言はできないが、まず速くなる組み合わせだけに、前走のように差しに回ると怖い存在となる。

シャマル(牡6、栗東・松下)は、渋った馬場の巧者で黒船賞、かしわ記念を堂々と逃げ切り勝利。さきたま杯は先にレモンポップに動かれる苦しい展開となったが、内からジリジリと脚を伸ばし重馬場で3着に踏ん張った。それだけに執筆時点で馬場が渋りそうなのは同馬にとってプラスと考えられる。ただし、当日の歩様次第なところがあり、かきつばた記念までのように歩様がギコちないようだと割引が必要だ。なお、1200m戦への参戦は2年半ぶりだが、元々が東京スプリントの勝ち馬で距離短縮は割り引きにはならない。

クロジシジョー(牡5、栗東・岡田)は、鋭い末脚を武器にDG競走で連続2着中。クラスターCではこの路線でトップクラスの能力を誇るドンフランキー相手に0秒1差まで詰め寄ったことは高く評価できる。展開次第な面はあるが、シャマルやイグナイターが早めに進出するようだとこの馬の末脚が最大限活きそうだ。

エートラックス(牡3、栗東・宮本)は、快速を武器に今年から3歳短距離決定戦へ鞍替えとなった兵庫チャンピオンシップを制覇。前走の北海道スプリントCは勝ちに行った分の2着で力負けではないだろう。チカッパと同様に時計面の比較から即古馬相手に通用はどうかも、ここで上位に食い込むようなら来年以降はこの馬がダート短距離路線を引っ張っていくかもしれない。

イグナイター(牡6、兵庫・新子雅)は、1200mから1600mのカテゴリーにおける地方最強馬。前走のさきたま杯はレモンポップが強すぎたものの、シャマル、タガノビューティーといったGI級連対経験馬には先着。先のレモンポップやリメイク、ドンフランキーが不在の1200m戦ならこの馬が主役候補となる。別定戦で58キロの斤量は楽ではないが、JBCスプリント連覇へ向けて好発進となるか注目。

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