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◎５番チェルヴィニア
桜花賞は栗東に滞在しての調整で臨んだが、六ヶ月近くレース間隔が開いて、環境の変化に順応しきれなかったこともあり惨敗も、オークスではその借りをキッチリと返す走りを見せてくれた。

今回は美浦の自厩舎でジックリと調整し先週・今週と意欲的に併せ馬で追われ、集中して気持ちのコントロールができていて、ゴーサインを出されてからの反応の良さ、キレのある動き、申し分ない雰囲気で春当時より更にパワーアップしていることは間違いナシ。

オークスでは後方でジックリ脚をタメて直線で末脚爆発させたが、今回は小回りコースで三角からの坂もあり初めての京都コースに対応できるのか？

一抹の不安はあるものの、スタートに難のある馬ではなく、ある程度の位置をとり行ける馬だし、オンとオフの切り替えが上手で操縦性の高さは特筆もの。ルメール騎手なら鬼に金棒。


〇２番ミアネーロ
オークスでは結果を出せなかったが、夏場の充電期間を経て臨んだ紫苑Ｓではメンバー中一番の上がり時計。僅かに届かなかったが、タメていけば終いは切れることを芝２０００Ｍ戦でも証明してくれた。

テンションの高さは相変わらずだが、栗東トレセンに入り調整されて、直前は津村騎手を背にし、三頭併せの内で追われて、ラスト一ハロンあたりで軽く促されてスーッと反応し、ステレンボッシュをアオる動き。道中の折り合いもピタリとはまっていて“素晴らしい”のひと言。

好枠を引き当てたたげに上手くインで脚をタメて一瞬の脚を活かせれば上位争いに加われる。


▲１１番ランスオブクイーン
未勝利戦を勝ち上がるのに手間取ったが、滑り込みセーフで挑戦したオークスは、好位にとりつき直線半ばで一旦先頭に立って勝ち馬から０．４秒差の五着は立派のひと言。

仕切り直して夏の新潟競馬の一勝クラスは見下ろしの楽勝で、オークスがフロックではなかったことを証明したが、続く夕月特別では緩い馬場に気を使いながらの走りで不完全燃焼。

二勝馬ながらもフルゲートに満たず出走できるのはラッキー。牝馬らしい性格の持ち主だが、中間の調整過程はすこぶる順調でパワー全開できる状態にはアリ。ここに入り荷が重いことは確かでもデキの良さと相手なりに走る勝負根性に賭けてみる手はある。


△１４番ステレンボッシュ
デビューから六戦してオール連対。様々違う条件でのもので持っている資質は間違いなく高い。

どの位置からでも競馬を進められて死角らしい死角は見当たらないが、外枠を引いて今回もマークがキツくなるだろう。大崩れはないにしても穴屋の自分としては人気しているだけに押さえに回したいところ。


△４番・１３番・３番


[３連単フォーメーション]
一着５番
二着２番・１１番・１４番・４番
三着２番・１１番・１４番・４番・１３番・３番

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