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競馬サロン

齋藤翔人

2025/05/09 18:00

【エプソムC2025予想】◎最多4項目合致に加え+αの好走データ 前走内容も見直せる自信の一頭

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5月7日。2023年のドバイワールドCなど、ダートGI級のレースを4勝したウシュバテソーロの競走馬登録抹消が発表されました。

通算成績は39戦11勝で、獲得賞金は日本馬歴代トップのおよそ26億円。今後は種牡馬となる予定で、繋養先は現在のところ未定です。

デビューから22戦連続芝のレースに出走するも、3勝クラスでくすぶっていた同馬のターニングポイントとなったのが、ダート転向初戦の横浜Sでした。私自身このレースを偶然現地で見ており衝撃を受けたのですが、14頭立ての13番手でレースを進め、3コーナーでは最後方に位置していたウシュバテソーロは、ほぼ直線だけで全馬をごぼう抜き。最後は2着に4馬身差をつける完勝でした。
このときマークした上がり3ハロン34秒0は、データが残っている1986年以降、ダート1700m以上では史上最速。しかも、2着は後にフェブラリーSを勝利するペプチドナイルで、3着メイショウフンジンは今年の佐賀記念を制するなど、今思えば「お宝レース」だったわけです。ただ、いくら衝撃的な内容だったとはいえ、まさかこの1年後にドバイワールドCを制するとは想像もつきませんでした。

血統面でも、父オルフェーヴル×母父キングカメハメハの組み合わせは、ライラックやショウリュウイクゾなど、自身を含めると計4頭が重賞を制している成功パターン。また、同じサンデーサイレンス系牝馬に種付けしてもそこまでクロスは濃くなく、種馬としても魅力的です。

それでは予想に。

今回は、開催が1ヶ月も前倒しされたエプソムCの過去5年を深掘り調査。好走傾向から買い条件を探し出し、そこから本命馬を見つけます。

(1)前走人気と着順
(2)前走上がり
(3)生月
(4)前走4コーナーの位置取り
(5)キャリア
(6)馬齢
(7)前走の馬場状態
(8)前走レース
(9)前走頭数
(10)前走着差
(11)生産牧場

近年の好走傾向から買い条件となったのは、上記11項目。その中で(1)は前走人気と着順について。
昨年の覇者レーベンスティールがまさにそうでしたが、前走人気を裏切ってしまった馬が巻き返しやすい当レース。具体的には、前走人気<前走着順(前走1番人気3着など)だった関東馬が[3-4-2-9/18]。勝率16.7%、複勝率50.0%。単勝回収率180%、複勝回収率348%。該当馬の半数が好走していました。
◇該当馬=ダノンエアズロック、ビーアストニッシド

(2)は前走上がり。
東京の長い直線を使っておこなわれるエプソムC。ところが、前走上がり2位以内の馬は[0-0-0-20/20]と、大不振でした。
一方、前走上がり3から5位。かつ、ロイヤルチャージャー系かニアークティック系種牡馬の産駒は[3-3-2-6/14]。勝率21.4%、複勝率57.1%。単勝回収率123%、複勝回収率165%と、文句なしの成績でした。
◇該当馬=コレペティトール、トーセンリョウ、ジューンテイク、ディープモンスター

次は(3)。生月です。
生月に注目したとき、好走率、回収率ともに高かったのは2月生まれの馬でした。そのうち前走、重賞かリステッド含むオープンで2から9番人気か、前走3勝クラスで1番人気だった馬は[2-3-2-7/14]。勝率14.3%、複勝率50.0%。単勝回収率206%、複勝回収率179%。こちらも、該当馬の半数が好走していました。
◇該当馬=ドゥラドーレス、ビーアストニッシド

(4)は、前走4コーナーの位置取りについて。
(2)とやや重なりますが、前走、先行した馬が結果を残している当レース。具体的には、前走4コーナーで4番手以内に位置。なおかつ、そのとき馬体重が2kg増か2kg減か二桁減だった馬は[2-3-3-3/11]。勝率18.2%、複勝率72.7%。単勝回収率267%、複勝回収率524%。なんと、複勝率は7割を超えていました。
◇該当馬=シュトラウス、ディープモンスター、メイショウチタン、セイウンハーデス、ダノンエアズロック

(5)はキャリア。
消耗の少ない馬が健闘しているエプソムC。とりわけ、キャリア10戦以下。かつ、前走と斤量が同じか、前走より重くなる馬は[3-2-1-5/11]。勝率27.3%、複勝率54.5%。単勝回収率160%、複勝回収率148%。文句なしの成績でした。
◇該当馬=シュトラウス、ドゥラドーレス、ダノンエアズロック

(6)は馬齢です。
1ヶ月前倒しとされたため、今年から傾向が変わりそうな気もしますが、エプソムCは4歳馬が強いレース。とりわけ、国内市場で取引された4歳馬は[2-1-2-4/9]。勝率22.2%、複勝率55.6%。単勝回収率121%、複勝回収率150%。複勝率は前項とほぼ同じでした。
◇該当馬=ダノンエアズロック

続いては(7)。前走の馬場状態について。
近年のエプソムCは、前走、芝・稍重のレースに出走した馬が[2-2-0-5/9]。勝率22.2%、複勝率44.4%。単勝回収率156%、複勝回収率163%と、まずまずの成績です。
◇該当馬=エヒト、ドゥラドーレス、ジューンテイク、セイウンハーデス

(8)は前走レース。
当レースと相性が良いのは、前走ダービー卿チャレンジトロフィーに出走した馬。過去5年の成績は[1-1-2-5/9]で、勝率11.1%、複勝率44.4%。単勝回収率35%、複勝回収率458%。複勝率は(7)と同じでした。
◇該当馬=コントラポスト、メイショウチタン

(9)は前走頭数です。
京都新聞杯と同じ傾向ですが、エプソムCで好走率が高いのは前走少頭数のレースに出走した馬たち。具体的には、前走頭数が11頭立て以下。かつ、距離が1800m以上だと[2-2-0-4/8]。勝率25.0%、複勝率50.0%。単勝回収率176%、複勝回収率167%。該当馬の半数が好走していました。
◇該当馬=ドゥラドーレス、ディープモンスター

(10)は前走着差について。
前走、勝ち馬から0秒1差以内の惜敗を喫した馬が引き続き健闘する当レース。過去5年の成績は[1-1-2-4/8]で、勝率12.5%、複勝率50.0%。単勝回収率40%、複勝回収率128%。やはり該当馬の半数が好走していました。
◇該当馬=コントラポスト、ジューンテイク

そして最後は(11)。生産牧場。
エプソムCは、社台ファーム生産馬が得意とするレース。中でも、前走馬番が1から11だった同場生産馬は[2-2-1-2/7]。勝率28.6%、複勝率71.4%。単勝回収率361%、複勝回収率241%。該当馬は少ないものの、驚異的な成績です。
◇該当馬=コレペティトール、トーセンリョウ、コントラポスト

これら11の条件を踏まえ、印と買い目を下記のとおりとしました。

◎17ダノンエアズロック
○4ドゥラドーレス
▲12ディープモンスター
☆7コントラポスト
△10ジューンテイク
△6トーセンリョウ
△5コレペティトール
△2シュトラウス

【馬単/マルチ】17⇔4,12,7,10,6,5,2(14点)
【ワイド】17=4,12,7,10,6,5,2(7点)
【3連複/軸2頭】17=4=12,7,10,6,5,2(6点)

本命候補は、4項目に合致したドゥラドーレスとダノンエアズロック。いずれも上位人気ですが、ダノンエアズロックを本命としました。

全3勝を東京であげているダノンエアズロックは、デビュー2戦目のアイビーSで、ドゥラドーレスの半妹であり、後に有馬記念などGIを2勝するレガレイラを破りました。
その後、重賞では4戦していずれも着外に終わっているものの、前走のチャレンジCは見直せる内容。1000m通過58秒4の淀みない流れを先行したダノンエアズロックは、8枠からスタートしたため、コーナーで常に外を回らされる展開に。差し、追込み馬が上位を占めた一方で、自身は直線半ばで失速してしまいましたが、それもやむを得ません。
さらに、出走数は決して多くないものの、エプソムCにおけるモーリス産駒の成績は[1-0-1-1/3]と、相性が良いレース。またも外枠を引いてしまいましたが、ダミアン・レーン騎手とデビュー戦以来およそ2年ぶりのコンビ復活で、巻き返しを期待します。

馬券は、ダノンエアズロックからの馬単マルチ、ワイドと、対抗ドゥラドーレスとの3連複軸2頭ながしを買います。

それでは土曜日も競馬を楽しみましょう。最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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