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スーパーお父さん・本堀タクヤ

2025/06/06 18:15

【太鼓判/阪神11R・垂水S】善戦マンタイプの取りこぼしを期待して穴っぽいところを攻める(単品)

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■阪神11R・垂水S

いつの時代も、どのクラスにも、「能力が高いことは間違いないが、いつも勝ちきるまでには至らない馬」がいる。いわゆる「勝ちみに遅いタイプ」だ。1番人気、2番人気に支持されるも、2着、3着が多く、時に4着、5着に敗れることもある。バッサリ切ることができない一方、飛ぶことを期待して別の馬から入りやすい、穴党にとっては非常にありがたい存在と言えよう。

シェイクユアハートの戦績を遡ってみていただきたい。2勝クラスを勝ち上がり、3勝クラスで戦うこと14戦。7度の2着、4度の3着がありながら、いまだ1着を勝ち取ることができていない。陣営も、主戦の古川吉洋騎手も、ずっと歯がゆい思いをしているだろう。状況を考えると同情もしたくなるが、馬券となれば話は別。予想をする側、馬券を買う側は非情にならなければならない。今回も上位人気確実ながら、持ち前の「勝負弱さ」を見せて取りこぼす可能性は十分にある。4着以下に敗れることを願って、評価は4番手の△にとどめた。

トップ評価はキャントウェイト。陣営が馬具を工夫してもなお引っかかっているように気性に難はあるが、それで2勝クラスを楽に勝ち上がったのだから能力は高い。3勝クラスでペースが速くなり、折り合いがつくようなら、さらに上のパフォーマンスを見せてくれるかもしれない。

2番手評価はバッデレイト。重賞以外では掲示板を外したことがなく、昇級戦となった前走はコンマ3秒差5着と、ひとまず格好はつけた。この馬はとにかく岩田望来騎手と相性抜群なので、手綱が戻ってきたことは大きな強調材料になる。クラス2戦目で前進濃厚だ。

3番手評価はシュタールヴィント。母マルセリーナという良血馬が3勝クラスで手こずっているが、馬柱に並ぶ着順から受けるイメージほど競馬の内容は悪くない。マイルもこなせるが、2000mくらいのほうが合っていると個人的には判断しているので、今回の距離延長はプラスに働くとみる。久々に厩舎のエースの坂井瑠星騎手を配してきたあたりにも、矢作陣営の本気度が感じられる。今回は馬券的に面白そうだ。

■印・買い目
◎9キャントウェイト
○11バッデレイト
▲8シュタールヴィント
△12シェイクユアハート
△13ロジシルバー
△15エセルフリーダ
△2スズカダブル
△3ヴィレム

【単勝】9(1点)
【馬連/フォーメ】9,11,8=9,11,8,12,13,15,2,3(18点)
【3連複/フォーメ】9,11,8=9,11,8,12=9,11,8,12,13,15,2,3(28点)
【3連単/フォーメ】9,11,8→9,11,8,12→9,11,8,12,13,15,2,3(54点)
 

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