5月31日、浦和競馬場でDG競走・さきたま杯（JpnII、ダ1400m）が開催される。1着賞金は4000万円。なお、本重賞は来年から施行時期が6月中旬に移りJpnIに昇格予定。枠順、発走時刻は以下の通り。


浦和ダ1400の重賞は【1.0.1.0】のシャマル。

■浦和11R・さきたま杯（JpnII、ダ1400m）　17時45分発走
1枠1番　シャマル　　　　　（牡5、栗東・松下）　川田

2枠2番　ギシギシ　　　　　（牡5、大井・栗田裕）的場文

3枠3番　イグナイター　　　（牡5、栗東・新子雅）笹川翼

4枠4番　スマイルウィ　　　（牡6、船橋・張田京）矢野貴

5枠5番　コンシリエーレ　　（牡4、美浦・稲垣）　C.ルメール

6枠6番　エアアルマス　　　（牡8、川崎・林隆）　森泰斗

7枠7番　アポロビビ　　　　（牡7、浦和・小久保）御神本
7枠8番　テイエムサウスダン（牝6、美浦・蛯名）　岩田康

8枠9番　バスラットレオン　（牡5、栗東・矢作）　坂井
8枠10番 ビヨンドボーダーズ（セ8、川崎・林隆）　山林堂信

シャマル（牡5、栗東・松下）は、外差しで決まったかしわ記念で4着。伸びづらい内を選択せざるを得なかったことに加えて距離も1F長かったか。ダ1400mのDG競走はここまで【3.1.1.0】で浦和・オーバルスプリントでの勝利経験もある。ここはきっちり人気に応えてくれそうだ。

イグナイター（牡5、栗東・新子雅）は、DG競走2勝で、昨年のマイルCS南部杯ではシャマルと半馬身差の4着があり、左回りは問題なし。伸びを欠いたかしわ記念の競馬ぶりから1F距離が短くなるのはプラスだろう。

コンシリエーレ（牡4、美浦・稲垣）は、2勝クラスからOPまで一気に3連勝。ヘラルドバローズ、セキフウ、ノットゥルノ、ドライスタウトら強い馬との対戦経験があり、約1年ぶりの重賞でも頑張れそうだ。スピードと先行力に優れることから浦和ダ1400mの舞台は合うはず。

テイエムサウスダン（牝6、美浦・蛯名）は、リズムの悪い競馬が4戦続くものの、ここは別定戦で56キロの斤量で出走が可能。一昨年の浦和・オーバルスプリントを楽勝していることから浦和適性は申し分なし。反発するなら今回か。

バスラットレオン（牡5、栗東・矢作）は、サウジの1351ターフスプリント1着、ドバイのゴドルフィンマイル4着を経ての参戦。この馬の魅力は先行力と終いの粘りで、ハナさえ切れればいい粘りを見せてくれそうだ。それだけに同型のギシギシやスマイルウィの出方が最大のカギとなる。

（Text:Ito）

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