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■3歳牝馬より古馬を上に見る

函館スプリントSは過去10年、3歳馬が【4.2.2.12】と好成績を収め、今年も注目を集める。

しかし、昨年優勝の3歳牝馬ナムラクレアは、斤量50キロで古馬とは最大8キロ差。桜花賞でスターズオンアースから0秒1差の3着だったことを考えれば、古馬を撃破する実力の持ち主だった。

今年は牝馬クラシック戦線から3頭が参戦。2歳時に新馬、函館2歳Sと連勝したブトンドールはコース適性と斤量52キロで人気一角を担うが、ここは相手までとしたい。

そもそも、現3歳世代の牝馬路線はリバティアイランドの1強。ブトンドールが戦ってきた相手を見ると、函館2歳S2着のクリダームは土曜・函館日刊スポーツ杯でしんがり13着に大敗し、ファンタジーSでブトンドールを下したリバーラは阪神JFでしんがり18着と、レースレベルに疑問符がつく。

3頭が激突したフィリーズRで再先着のムーンプローブは初の千二で一変の可能性を秘めるが、これも桜花賞で1秒8差の17着なら本命とまではいかない。

本命◎はトウシンマカオ。前走・高松宮記念はタフな道悪に苦戦し、参考外の一戦。2走前・シルクロードSは大外枠でハンデ58.5キロが響いたが、それでも4着と力を見せた。久々に外枠の呪縛が解かれ、今回のメンバーなら斤量58キロでも主役を張れる。

古馬では、桜花賞2着以降、2桁着順続きの○ウォーターナビレラも面白い。

振り返れば、長めの距離も直線に向くまでは抜群の手応えを見せる本馬。2走前・京都牝馬Sはプラス18キロで見た目にも太く息切れし、前走・高松宮記念はマイナス16キロと仕上げてきたが、不良馬場で脚を取られ競馬にならず。この2戦の敗因は明確だった。

5勝のうち4勝が函館・札幌でと洋芝適性の高いヴァトレニが単穴▲。3歳牝馬のムーンプローブ、ブトンドールは☆印とする。

印と買い目は以下の通り。

■函館スプリントステークス2023予想・買い目

◎１トウシンマカオ
○６ウォーターナビレラ
▲14ヴァトレニ
☆12ムーンプローブ
☆13ブトンドール
△15キミワクイーン
△10テイエムトッキュウ
△８リバーラ

【単勝】1（1点）
【馬連】1-6.14.12.13（4点）
【三連複F】1-6.14.12.13-6.14.12.13.15.10.8（18点）

以上、函館スプリントSの予想でした。エプソムCの予想は以下をご覧ください！

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