競馬サロン

田原基成
438

【函館11R 函館スプリントS】
春のGIシリーズ終了後の楽しみに「秋のGI戦線を賑わす馬探し」がある。
例を挙げると、ジャパンC勝ち馬ヴェラアズールは6月の時点で3勝クラスだった馬。大阪杯3着馬アリーヴォにいたってはその前年まで1勝クラスの状態で夏競馬を迎えていたが、夏に研鑽を積んだことでGI級の能力を手にするまでに成長した。
その2頭を紐解くと、前者がC.ルメール騎乗で3勝クラスを制し、後者は川田将雅騎乗で条件戦を連勝。ともにリーディング級の騎手が手綱を握ったことで馬が変わった印象だ。人との出会いが与える影響は計り知れない。
スラムダンクなら三井寿と安西先生。
ドラゴンボールなら孫悟飯と人造人間16号。
上記のような“覚醒イベント”をきっかけにガラリと変わるケースは珍しくない。騎手だけではなく例えば初ダート、初のスプリント戦などもこれに含まれるだろう。
そして、このレースにも覚醒イベントを経験したものがいる。
鮫島克駿だ。
「え、馬じゃなくて人なの?」と思われるかもしれないが、同騎手は3年前まで年間30-40勝前後がデフォルト。それが2021年に69勝、2022年に80勝と着々と勝ち星を伸ばした。今年は先週終了時点すでに40勝を挙げており、夏競馬でブーストがかかれば100勝も視野に入るだろう。
いったい何があったのだろうか?
覚醒イベントとなったのは福永祐一との出会い。ここでの“出会い”は親密な関係になったあとを指しているのだが、2021年の年始に競馬のノウハウやゲートの出し方などを木馬でいろいろと教わったとのことだ。
それを経た鮫島克駿は同年冬の小倉リーディングで2位。同年夏のCBC賞では今年の高松宮記念勝ち馬でもあるファストフォースで電光石火の逃げ切り勝ちを決めた。福永祐一から得たものを目に見える形に変えた瞬間と言えよう。
団体競技ならいざ知らず、同業者に自らのノウハウを伝授することはリスクしかない。自分の居場所を奪われる可能性があるし、その結果、自分の食い扶持が減ることにつながりかねない。コントレイルで三冠を達成し、すでに調教師転身を考えていた時期なのかもしれないが、後進育成に励む福永祐一の貢献度はすさまじい。
そんな鮫島克駿が跨るトウシンマカオ。
このレースにおける私の本命馬だ。
昨年夏からスプリント路線に転身した馬。芝1200mでは5戦2勝という戦績だが、馬券外の3戦を紐解くとキーンランドCとシルクロードSが大外枠、高松宮記念が外枠かつ不良馬場といずれも明確な理由があった。600m通過33秒3の京阪杯で5番手追走ができているように、一定レベルのダッシュ力は十分に兼ね備えている。
日曜函館は雨が降らない見込み。ならば開幕週のセオリーらしく内枠からロスなく運べる馬が勝ちポジと言えそうだ。外枠が続いた近走から一転、最内枠を引き当てた今回。鮫島克駿ならインの4.5番手から抜け出せるはずだ。
相手本線に抜擢するのはヴァトレニ。
前走は【0-0-1-4】と凡走が目立つ中2カ月以上の休み明けローテ。明らかに叩き台と捉えられる一戦だった。洋芝では【4-0-1-0】馬券内率100%。昨年は北海道シリーズに参戦しなかった幸英明がこの馬のために駆けつける点も含め、ここに向けた陣営の勝負気配の強さを感じずにはいられない。
キミワクイーンも軽視禁物。
リステッド競走に替わった前走は2着。内枠からロスなく立ち回る好騎乗で前進をはたした。洋芝は昨年一度だけ使われており、当時は4角3番手から上がり3F最速での勝利。適性の高さは折り紙つきとなればノーマークにはできない。
穴妙味を求めるならムーンプローブ。
この馬で強調したいのはマイル実績。昨年の勝ち馬ナムラクレア、ジューヌエコールなど3歳牝馬で好走した馬にはマイルでの馬券内歴がある馬が目立っているのだ。これまで挙げた2勝はいずれもマイルかつ、函館芝1200mに距離短縮で臨んだモーリス産駒の成績は【4-0-0-4】。そのなかには10人気1着、7人気1着など人気薄激走も多く、初の芝1200mが良い方向に働く可能性は考えておきたい。
【函館11R 函館スプリントS予想の印】
◎1 トウシンマカオ
〇14 ヴァトレニ
▲15 キミワクイーン
☆12 ムーンプローブ
△3 サトノアイ
△7 ジュビリーヘッド
△16 カルネアサーダ
△13 ブトンドール
【単勝】1(1点)
【馬連/ながし】1-14,15,12(3点)
【3連複/ながし】1-14,15,12,3,7,16,13(21点)
【3連単/フォーメ】1→14,15,12→14,15,12,3,7,16,13(18点)
【東京11R エプソムC】
競馬には“強い勝ち方”と“強い負け方”がある。
言葉の定義としてその基準は曖昧かつ主観に左右されてしまうものだが、それを承知のうえで私の基準を伝えたい。
「強い勝ち方とは、2.3着馬と異なる脚質で勝つこと」
「強い負け方とは、1着馬と異なる脚質で負けること」
それを踏まえて私が注目したのが、マテンロウスカイの前走だ。
差す競馬だった勝ち馬には屈したものの、逃げて計時した時計は1分44秒7。東京芝1800mを東京芝1800mで1分44秒台かつ逃げて2着以内に入った馬はというと、
・サイレンススズカ
・ウオッカ
・アエロリット
GI馬がズラリと並ぶ。
この馬の前走は最初の1Fめを除いて11秒台が連続する厳しい展開。ドーブネ、コスタボニータ、アイコンテーラーといった先団を進んだ重賞馬券内馬が4着以下と失速したのは当然という見方もできるのかもしれない。そのシチュエーションで勝ち馬とタイム差なしは優秀な内容だ。勝利への道筋ははっきりと見えている。
では、マテンロウスカイに“強い勝ち方”はあったのか?
私が強調したいのは新馬戦。差す競馬で記録した当時のラスト3Fは12秒1-12秒2-11秒2。ラスト2F→1Fにかけて1秒のギアチェンジに成功した瞬発力は見逃せない。開催後半のタフな小倉芝をなんなくクリアしたように、いまの東京芝も合う。適性の幅が広いのは大きなアドバンテージだ。
強い勝ち方で秋のGI戦線へ。マテンロウスカイの本命に迷いはない。
相手本線にはジャスティンカフェを。
1人気に支持された昨年のエプソムC。結果は4着も、重馬場で上がり3F最速かつ勝ち馬と0秒1差なら評価は下がらないだろう。毎日王冠はダノンザキッド、レイパパレといったGI馬に先着。追走が楽になることを考えると距離延長がマイナスに働くとは思えないし、中2カ月以上の休み明け成績【2-2-0-1】を踏まえると間隔のあいたローテも歓迎材料だ。
レインフロムヘヴンも軽視禁物。
D.レーンへの乗り替わりで勝利を収めた前走。同騎手騎乗時の成績は【2-0-1-0】と大崩れがなく、よほど手が合うのだろう。ハイレベルなメンバーが揃った前走3勝クラスの勝利は高く評価できるもの。今回は久々の1800mがポイントだが、人の部分での相性は見逃せない。
さらにはルージュエヴァイユ。
オープンクラスでは【0-0-0-4】と厚い壁に跳ね返されている馬。ただその4戦中3戦で3人気以内に支持されているようにポテンシャルの高さについては一考の余地がありそうだ。改めて前走を振り返ると、直線半ばで進路が塞がる不利。オークスで上がり3F2位の脚を無視することはできない。
【東京11R エプソムC予想の印】
◎2 マテンロウスカイ
〇15 ジャスティンカフェ
▲5 レインフロムヘヴン
☆17 ルージュエヴァイユ
△3 インダストリア
△1 エアロロノア
△12 エアファンディタ
△11 ヤマニンサルバム
△4 カワキタレブリー
【単勝】2(1点)
【馬連/ながし】2-15,5,17(3点)
【3連複/ながし】2-15,5,17,3,1,12,11,4(28点)
【3連単/フォーメ】2→15,5,17→15,5,17,3,1,12,11,4(21点)
次に、自信の一鞍。
【阪神7R 3歳上1勝クラス】
土曜阪神ダートで施行された1-2勝クラスは4鞍。その4レース中3レースで3歳馬が勝利を収めており、3歳ダート路線のレベルの高さがうかがえる。夏競馬攻略の重要なヒントとして記しておきたい。
それを踏まえ、このレースでの私の本命は3歳馬ロードトラスト。勝ち切れないレースが続いていたものの、前走は不良馬場で2着に7馬身差の圧勝。当時の走破タイムが今回のメンバー中NO.1となれば昇級即通用の可能性は高いと判断する。
相手に据える3頭もすべて3歳馬。不良馬場での勝利実績があるアマートカヴァロは昇級初戦の前走内容がよく、2走前のように先行する形なら大崩れは考えにくい。
【阪神7R 3歳上1勝クラス予想の印】
◎1 ロードトラスト
〇7 アマートカヴァロ
▲12 レッドプロフェシー
☆6 ベルウッドグラス
【単勝】1(1点)
【馬連/ながし】1-7,12,6(3点)
【ワイド/ながし】1-7,12,6(3点)
最後に太鼓判レース。
【阪神11R 三宮S】
日曜は雨予報の阪神。脚抜きの良いダートでのスピード決着が濃厚なシチュエーションを踏まえると、持ち時計は重視すべきファクターと言えるだろう。シンプルな思考で臨みたい。
そこで白羽の矢を立てたのはキングズソード。当舞台は5戦連続での出走となるが、前走アンタレスSは1分49秒台での3着。時計の速い決着をものともせず好走をはたした。2重賞のいずれにも参戦せず阪神に残った川田将雅とのコンビでは1戦1勝。前走から0.5キロ減の斤量56.5キロも実績を踏まえれば恵まれた印象だ。
相手上位のなかで穴馬を挙げるならフィロロッソ。阪神ダート1800mで4勝の舞台巧者で、のちの重賞勝ち馬ハヤブサナンデクンに先着した条件替わりなら見直せる。
【阪神11R 三宮S予想の印】
◎1 キングズソード
〇5 フィロロッソ
▲3 メイクアリープ
☆12 ニューモニュメント
△2 アルサトワ
△13 ワールドバローズ
△6 ビヨンドザファザー
△14 メイショウフンジン
【単勝】1(1点)
【馬連/ながし】1-5,3,12(3点)
【3連複/ながし】1-5,3,12,2,13,6,14(21点)
【3連単/フォーメ】1→5,3,12→5,3,12,2,13,6,14(18点)
田原基成のプロフィールはこちら
関連コラム「ジャスティンカフェほか、2023エプソムC出走予定馬17頭」
関連コラム「ブトンドール・トウシンマカオほか、2023函館スプリントS出走予定馬16頭」
2023/06/10 18:58
【函館スプリントS】「ダービージョッキーとの覚醒イベント」がすべてを変えた。本命に迷いなし。/エプソムC/阪神7R/阪神11R


【函館11R 函館スプリントS】
春のGIシリーズ終了後の楽しみに「秋のGI戦線を賑わす馬探し」がある。
例を挙げると、ジャパンC勝ち馬ヴェラアズールは6月の時点で3勝クラスだった馬。大阪杯3着馬アリーヴォにいたってはその前年まで1勝クラスの状態で夏競馬を迎えていたが、夏に研鑽を積んだことでGI級の能力を手にするまでに成長した。
その2頭を紐解くと、前者がC.ルメール騎乗で3勝クラスを制し、後者は川田将雅騎乗で条件戦を連勝。ともにリーディング級の騎手が手綱を握ったことで馬が変わった印象だ。人との出会いが与える影響は計り知れない。
スラムダンクなら三井寿と安西先生。
ドラゴンボールなら孫悟飯と人造人間16号。
上記のような“覚醒イベント”をきっかけにガラリと変わるケースは珍しくない。騎手だけではなく例えば初ダート、初のスプリント戦などもこれに含まれるだろう。
そして、このレースにも覚醒イベントを経験したものがいる。
鮫島克駿だ。
「え、馬じゃなくて人なの?」と思われるかもしれないが、同騎手は3年前まで年間30-40勝前後がデフォルト。それが2021年に69勝、2022年に80勝と着々と勝ち星を伸ばした。今年は先週終了時点すでに40勝を挙げており、夏競馬でブーストがかかれば100勝も視野に入るだろう。
いったい何があったのだろうか?
覚醒イベントとなったのは福永祐一との出会い。ここでの“出会い”は親密な関係になったあとを指しているのだが、2021年の年始に競馬のノウハウやゲートの出し方などを木馬でいろいろと教わったとのことだ。
それを経た鮫島克駿は同年冬の小倉リーディングで2位。同年夏のCBC賞では今年の高松宮記念勝ち馬でもあるファストフォースで電光石火の逃げ切り勝ちを決めた。福永祐一から得たものを目に見える形に変えた瞬間と言えよう。
団体競技ならいざ知らず、同業者に自らのノウハウを伝授することはリスクしかない。自分の居場所を奪われる可能性があるし、その結果、自分の食い扶持が減ることにつながりかねない。コントレイルで三冠を達成し、すでに調教師転身を考えていた時期なのかもしれないが、後進育成に励む福永祐一の貢献度はすさまじい。
そんな鮫島克駿が跨るトウシンマカオ。
このレースにおける私の本命馬だ。
昨年夏からスプリント路線に転身した馬。芝1200mでは5戦2勝という戦績だが、馬券外の3戦を紐解くとキーンランドCとシルクロードSが大外枠、高松宮記念が外枠かつ不良馬場といずれも明確な理由があった。600m通過33秒3の京阪杯で5番手追走ができているように、一定レベルのダッシュ力は十分に兼ね備えている。
日曜函館は雨が降らない見込み。ならば開幕週のセオリーらしく内枠からロスなく運べる馬が勝ちポジと言えそうだ。外枠が続いた近走から一転、最内枠を引き当てた今回。鮫島克駿ならインの4.5番手から抜け出せるはずだ。
相手本線に抜擢するのはヴァトレニ。
前走は【0-0-1-4】と凡走が目立つ中2カ月以上の休み明けローテ。明らかに叩き台と捉えられる一戦だった。洋芝では【4-0-1-0】馬券内率100%。昨年は北海道シリーズに参戦しなかった幸英明がこの馬のために駆けつける点も含め、ここに向けた陣営の勝負気配の強さを感じずにはいられない。
キミワクイーンも軽視禁物。
リステッド競走に替わった前走は2着。内枠からロスなく立ち回る好騎乗で前進をはたした。洋芝は昨年一度だけ使われており、当時は4角3番手から上がり3F最速での勝利。適性の高さは折り紙つきとなればノーマークにはできない。
穴妙味を求めるならムーンプローブ。
この馬で強調したいのはマイル実績。昨年の勝ち馬ナムラクレア、ジューヌエコールなど3歳牝馬で好走した馬にはマイルでの馬券内歴がある馬が目立っているのだ。これまで挙げた2勝はいずれもマイルかつ、函館芝1200mに距離短縮で臨んだモーリス産駒の成績は【4-0-0-4】。そのなかには10人気1着、7人気1着など人気薄激走も多く、初の芝1200mが良い方向に働く可能性は考えておきたい。
【函館11R 函館スプリントS予想の印】
◎1 トウシンマカオ
〇14 ヴァトレニ
▲15 キミワクイーン
☆12 ムーンプローブ
△3 サトノアイ
△7 ジュビリーヘッド
△16 カルネアサーダ
△13 ブトンドール
【単勝】1(1点)
【馬連/ながし】1-14,15,12(3点)
【3連複/ながし】1-14,15,12,3,7,16,13(21点)
【3連単/フォーメ】1→14,15,12→14,15,12,3,7,16,13(18点)
【東京11R エプソムC】
競馬には“強い勝ち方”と“強い負け方”がある。
言葉の定義としてその基準は曖昧かつ主観に左右されてしまうものだが、それを承知のうえで私の基準を伝えたい。
「強い勝ち方とは、2.3着馬と異なる脚質で勝つこと」
「強い負け方とは、1着馬と異なる脚質で負けること」
それを踏まえて私が注目したのが、マテンロウスカイの前走だ。
差す競馬だった勝ち馬には屈したものの、逃げて計時した時計は1分44秒7。東京芝1800mを東京芝1800mで1分44秒台かつ逃げて2着以内に入った馬はというと、
・サイレンススズカ
・ウオッカ
・アエロリット
GI馬がズラリと並ぶ。
この馬の前走は最初の1Fめを除いて11秒台が連続する厳しい展開。ドーブネ、コスタボニータ、アイコンテーラーといった先団を進んだ重賞馬券内馬が4着以下と失速したのは当然という見方もできるのかもしれない。そのシチュエーションで勝ち馬とタイム差なしは優秀な内容だ。勝利への道筋ははっきりと見えている。
では、マテンロウスカイに“強い勝ち方”はあったのか?
私が強調したいのは新馬戦。差す競馬で記録した当時のラスト3Fは12秒1-12秒2-11秒2。ラスト2F→1Fにかけて1秒のギアチェンジに成功した瞬発力は見逃せない。開催後半のタフな小倉芝をなんなくクリアしたように、いまの東京芝も合う。適性の幅が広いのは大きなアドバンテージだ。
強い勝ち方で秋のGI戦線へ。マテンロウスカイの本命に迷いはない。
相手本線にはジャスティンカフェを。
1人気に支持された昨年のエプソムC。結果は4着も、重馬場で上がり3F最速かつ勝ち馬と0秒1差なら評価は下がらないだろう。毎日王冠はダノンザキッド、レイパパレといったGI馬に先着。追走が楽になることを考えると距離延長がマイナスに働くとは思えないし、中2カ月以上の休み明け成績【2-2-0-1】を踏まえると間隔のあいたローテも歓迎材料だ。
レインフロムヘヴンも軽視禁物。
D.レーンへの乗り替わりで勝利を収めた前走。同騎手騎乗時の成績は【2-0-1-0】と大崩れがなく、よほど手が合うのだろう。ハイレベルなメンバーが揃った前走3勝クラスの勝利は高く評価できるもの。今回は久々の1800mがポイントだが、人の部分での相性は見逃せない。
さらにはルージュエヴァイユ。
オープンクラスでは【0-0-0-4】と厚い壁に跳ね返されている馬。ただその4戦中3戦で3人気以内に支持されているようにポテンシャルの高さについては一考の余地がありそうだ。改めて前走を振り返ると、直線半ばで進路が塞がる不利。オークスで上がり3F2位の脚を無視することはできない。
【東京11R エプソムC予想の印】
◎2 マテンロウスカイ
〇15 ジャスティンカフェ
▲5 レインフロムヘヴン
☆17 ルージュエヴァイユ
△3 インダストリア
△1 エアロロノア
△12 エアファンディタ
△11 ヤマニンサルバム
△4 カワキタレブリー
【単勝】2(1点)
【馬連/ながし】2-15,5,17(3点)
【3連複/ながし】2-15,5,17,3,1,12,11,4(28点)
【3連単/フォーメ】2→15,5,17→15,5,17,3,1,12,11,4(21点)
次に、自信の一鞍。
【阪神7R 3歳上1勝クラス】
土曜阪神ダートで施行された1-2勝クラスは4鞍。その4レース中3レースで3歳馬が勝利を収めており、3歳ダート路線のレベルの高さがうかがえる。夏競馬攻略の重要なヒントとして記しておきたい。
それを踏まえ、このレースでの私の本命は3歳馬ロードトラスト。勝ち切れないレースが続いていたものの、前走は不良馬場で2着に7馬身差の圧勝。当時の走破タイムが今回のメンバー中NO.1となれば昇級即通用の可能性は高いと判断する。
相手に据える3頭もすべて3歳馬。不良馬場での勝利実績があるアマートカヴァロは昇級初戦の前走内容がよく、2走前のように先行する形なら大崩れは考えにくい。
【阪神7R 3歳上1勝クラス予想の印】
◎1 ロードトラスト
〇7 アマートカヴァロ
▲12 レッドプロフェシー
☆6 ベルウッドグラス
【単勝】1(1点)
【馬連/ながし】1-7,12,6(3点)
【ワイド/ながし】1-7,12,6(3点)
最後に太鼓判レース。
【阪神11R 三宮S】
日曜は雨予報の阪神。脚抜きの良いダートでのスピード決着が濃厚なシチュエーションを踏まえると、持ち時計は重視すべきファクターと言えるだろう。シンプルな思考で臨みたい。
そこで白羽の矢を立てたのはキングズソード。当舞台は5戦連続での出走となるが、前走アンタレスSは1分49秒台での3着。時計の速い決着をものともせず好走をはたした。2重賞のいずれにも参戦せず阪神に残った川田将雅とのコンビでは1戦1勝。前走から0.5キロ減の斤量56.5キロも実績を踏まえれば恵まれた印象だ。
相手上位のなかで穴馬を挙げるならフィロロッソ。阪神ダート1800mで4勝の舞台巧者で、のちの重賞勝ち馬ハヤブサナンデクンに先着した条件替わりなら見直せる。
【阪神11R 三宮S予想の印】
◎1 キングズソード
〇5 フィロロッソ
▲3 メイクアリープ
☆12 ニューモニュメント
△2 アルサトワ
△13 ワールドバローズ
△6 ビヨンドザファザー
△14 メイショウフンジン
【単勝】1(1点)
【馬連/ながし】1-5,3,12(3点)
【3連複/ながし】1-5,3,12,2,13,6,14(21点)
【3連単/フォーメ】1→5,3,12→5,3,12,2,13,6,14(18点)
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