UMAJIN.net

競馬サロン

田原基成

2023/06/10 18:58

≪単品≫【エプソムC】前走は超強い負け方。ヒモ荒れを狙いつつGI級のラップで駆け抜けた前走内容に◎

115

競馬には“強い勝ち方”と“強い負け方”がある。

言葉の定義としてその基準は曖昧かつ主観に左右されてしまうものだが、それを承知のうえで私の基準を伝えたい。

「強い勝ち方とは、2.3着馬と異なる脚質で勝つこと」
「強い負け方とは、1着馬と異なる脚質で負けること」

それを踏まえて私が注目したのが、マテンロウスカイの前走だ。

差す競馬だった勝ち馬には屈したものの、逃げて計時した時計は1分44秒7。東京芝1800mを東京芝1800mで1分44秒台かつ逃げて2着以内に入った馬はというと、

・サイレンススズカ
・ウオッカ
・アエロリット

GI馬がズラリと並ぶ。

この馬の前走は最初の1Fめを除いて11秒台が連続する厳しい展開。ドーブネ、コスタボニータ、アイコンテーラーといった先団を進んだ重賞馬券内馬が4着以下と失速したのは当然という見方もできるのかもしれない。そのシチュエーションで勝ち馬とタイム差なしは優秀な内容だ。勝利への道筋ははっきりと見えている。

では、マテンロウスカイに“強い勝ち方”はあったのか?

私が強調したいのは新馬戦。差す競馬で記録した当時のラスト3Fは12秒1-12秒2-11秒2。ラスト2F→1Fにかけて1秒のギアチェンジに成功した瞬発力は見逃せない。開催後半のタフな小倉芝をなんなくクリアしたように、いまの東京芝も合う。適性の幅が広いのは大きなアドバンテージだ。

強い勝ち方で秋のGI戦線へ。マテンロウスカイの本命に迷いはない。

相手本線にはジャスティンカフェを。

1人気に支持された昨年のエプソムC。結果は4着も、重馬場で上がり3F最速かつ勝ち馬と0秒1差なら評価は下がらないだろう。毎日王冠はダノンザキッド、レイパパレといったGI馬に先着。追走が楽になることを考えると距離延長がマイナスに働くとは思えないし、中2カ月以上の休み明け成績【2-2-0-1】を踏まえると間隔のあいたローテも歓迎材料だ。

レインフロムヘヴンも軽視禁物。

D.レーンへの乗り替わりで勝利を収めた前走。同騎手騎乗時の成績は【2-0-1-0】と大崩れがなく、よほど手が合うのだろう。ハイレベルなメンバーが揃った前走3勝クラスの勝利は高く評価できるもの。今回は久々の1800mがポイントだが、人の部分での相性は見逃せない。

さらにはルージュエヴァイユ。

オープンクラスでは【0-0-0-4】と厚い壁に跳ね返されている馬。ただその4戦中3戦で3人気以内に支持されているようにポテンシャルの高さについては一考の余地がありそうだ。改めて前走を振り返ると、直線半ばで進路が塞がる不利。オークスで上がり3F2位の脚を無視することはできない。

【東京11R エプソムC予想の印】
◎2 マテンロウスカイ
〇15 ジャスティンカフェ
▲5 レインフロムヘヴン
☆17 ルージュエヴァイユ
△3 インダストリア
△1 エアロロノア
△12 エアファンディタ
△11 ヤマニンサルバム
△4 カワキタレブリー

【単勝】2(1点)
【馬連/ながし】2-15,5,17(3点)
【3連複/ながし】2-15,5,17,3,1,12,11,4(28点)
【3連単/フォーメ】2→15,5,17→15,5,17,3,1,12,11,4(21点)

田原基成のプロフィールはこちら
関連コラム「ジャスティンカフェほか、2023エプソムC出走予定馬17頭」
関連コラム「ブトンドール・トウシンマカオほか、2023函館スプリントS出走予定馬16頭」

この記事が参考になった方は
主宰者に「エール」を送ろう!(最大10回)

エール0

この主宰者をお気に入りに登録しよう!
マイページから確認できます

お気に入り登録
競馬サロン TOP

人気主宰者の「重賞」「自信の一鞍」など複数の予想を30日間定額で!

先着800名様限定!
30日間無料キャンペーン実施中

月額コースはコチラ

ただいま30日間
無料お試しキャンペーン実施中!

全コラムが見放題
月額コースはコチラ

月額コース購入に進む

この記事のみをご覧になりたい方はコチラ

単品購入(500pt)に進む

本記事は単品購入限定となります

PAGE TOP