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2023/06/13 17:30

【ユニコーンS(GIII)攻略データコラム】前走格と距離実績を重視したいダートの世代重賞

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ユニコーンS(GIII) 3歳 馬齢 東京ダ1600m
※過去10年のデータをもとに分析する。

■人気
・1人気【2.2.0.6】
勝20.0% 複40.0%
・2人気【3.1.0.6】
勝30.0% 複40.0%
・3人気【3.2.4.1】
勝30.0% 複90.0%
・4人気【0.1.0.9】
勝0.0% 複10.0%
・5人気【0.1.0.9】
勝0.0% 複10.0%
・6-9人気【2.2.5.31】
勝5.0% 複22.5%
・10人気以下【0.1.2.62】
勝0.0% 複4.6%

1-3番人気は合わせて【8.5.4.13】勝率26.7%、複勝率56.7%で単複回収率は100%以上を記録。ただし、2013-2020年までは毎年勝ち馬を輩出していたが、2021年は最高3着、2022年は全滅と直近では不振。

また、人気サイドでは乗り替わり【6.2.3.4】勝率40.0%、複勝率73.3%に対して継続騎乗が【2.3.1.9】勝率13.3%、複勝率40.0%で、明らかに前者が好走傾向にある。ちなみに近2年は人気サイド6頭中5頭が継続騎乗だった。重賞に向けて手の合いそうな騎手が手配されていたり、トップジョッキーへの乗り替わりが好走の背景にありそうだ。

4番人気以下だと7番人気【2.0.2.6】、8番人気【0.0.2.8】、9番人気【0.2.0.8】が好調。上位人気が総崩れした昨年を除くと、9回中5回で1頭ずつ馬券に絡んでおり、7-9番人気あたりまではしっかりカバーする必要がある。

■前走クラス
・1勝【0.0.5.50】
勝0.0% 複9.1%
・2勝【1.0.0.2】
勝33.3% 複33.3%
・OP特別【6.9.5.54】※リステッド含む
勝8.1% 複27.0%
・GII/GIII【0.0.0.2】
勝0.0% 複0.0%
・GI【1.0.0.6】
勝14.3% 複14.3%
・地方【2.0.0.5】
勝28.6% 複28.6%
・海外【0.1.1.5】
勝0.0% 複28.6%

出走数が多いのは前走1勝クラス組とOP特別またはリステッド組。OP特別・リステッド組は毎年連対を果たしており、馬券はここから入るのがベター。主なステップは青竜S、端午S、伏竜S、鳳雛Sとなっている。

また、前走が芝スタートのダートのOPクラスで、3-8枠から5着以内に入った馬に限ると【4.6.4.18】勝率12.5%、複勝率43.8%を記録。本レースと同様の芝スタートコースの適性および格を重視すると、ある程度信頼できる数字となった。

1勝クラス組は(1)前走1600-1800mで0秒1以上の勝ち(2)上がり2位以内(3)中4週以上の3つの条件に該当した馬が【0.0.4.8】複勝率33.3%をマークする。最高3着とは言え、これに該当すればヒモで必ず拾っておくべきだ。

地方は兵庫CS、海外はUAEダービーを使った馬で馬券になったのはいずれも関西馬だった。

☆前走・芝スタートのダートOPクラスで3-8枠から5着以内に入った馬☆
グレートサンドシー、コパノパサディナ

☆前走1600-1800mの1勝クラスで上がり2位以内かつ0秒1以上の勝ちかつ中4週以上☆
ブライアンセンス

☆前走兵庫CSまたはUAEダービーの関西馬☆
サンライズジーク

■前走距離
・同距離【5.4.6.50】
勝7.7% 複23.1%
・今回延長【1.2.1.39】
勝2.3% 複9.3%
・今回短縮【4.4.4.35】
勝8.5% 複25.5%

同距離組と距離短縮組は同等。前者の大半を占めるのが【2.4.4.24】の青竜S組。後者は相性のいい伏竜Sはじめ兵庫CS、UAEダービーからの出走がメインで、この3レースに限定すると【3.3.1.10】勝率17.6%、複勝率41.2%をマークする。重賞になるとある程度スタミナも求められるため、距離延長組は厳しく、さらに同距離組よりも距離短縮組の方が信頼できることが窺える。

距離延長組は重馬場だと【1.1.1.15】でそれ以外が【0.1.0.24】。湿った馬場なら決め手勝負で好走のチャンスがあるが、積極的には狙いづらい。

■脚質
・逃げ【1.1.0.8】
勝10.0% 複20.0%
・先行【5.3.2.32】
勝11.9% 複23.8%
・中団【3.3.5.45】
勝5.4% 複19.6%
・後方【1.3.4.38】
勝2.2% 複17.4%

※上がり3F順位
・1位【4.3.3.4】
勝28.6% 複71.4%
・2位【1.2.1.4】
勝12.5% 複50.0%
・3位【4.1.2.3】
勝40.0% 複70.0%
・4-5位【0.2.3.15】
勝0.0% 複25.0%
・6位以下【1.2.2.97】
勝1.0% 複4.9%

前半3Fが34秒台前半で流れることが多く、先行好位から押し切れる力が必要とされる重賞。一方、逃げ馬はワイドファラオが重馬場の中をハイペースで運んで勝ち切ったのみ。馬場が渋ろうが基本的に逃げ馬は厳しい傾向だ。

■枠順
・1枠【2.2.0.13】
勝11.8% 複23.5%
・2枠【0.1.1.18】
勝0.0% 複10.0%
・3枠【1.1.3.14】
勝5.3% 複26.3%
・4枠【2.0.1.17】
勝10.0% 複15.0%
・5枠【1.1.0.17】
勝5.3% 複10.5%
・6枠【2.0.2.16】
勝10.0% 複20.0%
・7枠【1.2.2.15】
勝5.0% 複25.0%
・8枠【1.3.2.14】
勝5.0% 複30.0%

全体を見るとイーブンだが、6-8枠に入って先行した馬が【4.3.2.8】勝率23.5%、複勝率52.9%に対して1-5枠から先行した馬は【1.0.0.24】で昨年ペイシャエスが勝利したのみ。一般的な東京ダ1600mの傾向と変わらず、外から先行した馬が有利だ。

中団後方勢なら6-8枠は【0.1.4.35】だが、1-5枠は【4.5.5.48】と結果が出ている。脚質とマッチした枠に入ったかが重要となる。

(Text:imai)

☆競馬評論家・田原基成氏の「重賞出走馬全頭分析」は【毎週木曜日】18時公開!

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