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競馬サロン

馬体アナリスト 伊藤

2024/05/24 18:00

葵ステークス2024 最終結論【馬体】本命馬はブ厚く逞しい馬体が武器!【重賞深掘りPROJECT】

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2024年4月「競馬をより深く楽しんでいただく」ため新たなPROJECTがスタート!
その名も「重賞深掘りPROJECT」。
重賞のことなら「ここを見れば完璧!」と言っていただける『重賞コーナー』に育てていくことを目指します!

=新PROJECT発足のご挨拶=
このPROJECTのプロモーター「ブッシー」からのご挨拶です。

【重賞深掘りプロジェクト】始動のご挨拶
https://uma-jin.net/new/salon/salon_detail/17517/0/109

《馬体アナリスト 伊藤のプロフィール》
競馬業界歴は20年。競馬専門紙を経て「重賞深掘りプロジェクト」重賞深掘り隊の第一期メンバーに選抜された馬体アナリスト 伊藤です。馬の馬体に惚れ込み馬体重視の予想を展開。現在は南関東の重賞開催日を中心にプレスとして出入りしています。

《馬体アナリスト 伊藤の最新動画》
【日本ダービー 2024|馬体診断】完成度『ピカイチ』な馬を『穴』指名! 馬体アナリストが有力馬8頭を徹底分析


《葵Sの馬柱》


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競馬サロン読者の皆さん、こんばんは。
「重賞深掘りプロジェクト」重賞深掘り隊の第一期メンバー・馬体アナリストの伊藤です。

先週のオークスは桜花賞馬のステレンボッシュから勝負しましたが、僅かに届かず2着。

100%のデキではないと見ていた中で力を出し切ったチェルヴィニアと同馬を勝利へと導いたC.ルメール騎手を称えるしかない結果でしたね。

それでは土曜重賞・葵Sの予想を進めていきます。

ここまでの予想コラムで述べた内容と重なり恐縮ですが、私の重賞の予想方法は

(1)過去好走馬の馬体分析
(2)馬体以外で重視すべきファクターの選定
(3)出走有力馬の馬体分析
(4)総合的に判断した印と想定人気を考慮した買い目並びに点数の決定

以上です。

まず過去好走馬の馬体分析ですが、葵Sは重賞として過去6回しか行われておらず、2021年と2022年は中京開催だったことを考慮し判断していかなければなりません。

また、牝馬が牡馬相手に互角以上の勝負を繰り広げていることも特徴のひとつと言えます。

ここまで「この重賞ではこういう馬体が走ってきたよ」とお伝えしてきましたが、葵Sは「牝馬の好走馬」と「牡馬の好走馬」にそれぞれ分ける必要がある特殊なレースと考えます。

端的にまとめると、牝馬の好走馬は「シャープでスピード全振り」という体型です。牡馬の好走馬は殆どが「ドシッとした逞しい」体型ですね。

京都開催の葵Sにおけるシャープな牝馬の活躍例が2018年1着のゴールドクイーン、2020年2着のレジェーロ、2021年3着のオールアットワンス。

同様に肉厚でドシッとした牡馬の活躍例が2019年2着のアスターペガサス、2020年1着のビアンフェ。

よって今年の出走有力馬がどんな「体型」かはチェックしておきたいですね。


続いて馬体以外で重視すべきファクターの選定ですが、高速決着が続く京都芝のコンディションを考慮し「持ち時計」とします。

昨年の葵Sは1分7秒1の時計が記録されましたが、今年の京都芝1200m戦を見ていくと2週前の古馬1勝クラスで1分7秒4が出ていたことから昨年と近い時計が記録されそうですね。

馬場差、競馬場ごとの時計の出方を考慮した上で、1200m、1400m、1600mの3つの距離において優秀な時計を出せている馬は次の通りです。

1200m ペアポルックス、エリカカリーナ、ナムラアトム、ピューロマジック
1400m エトヴプレ、ガロンヌ、オーキッドロマンス、カルチャーデイ
1600m エトヴプレ

時計だけで全てが決まるわけではないですが、上記の馬は高速決着に対応できるだけの下地が確認できます。


さらに出走馬の馬体分析です。

出走有力馬8頭は表にまとめています。



チェックポイントは

・シルエット

の1点。

牝馬であればシャープな馬、牡馬であれば肉厚でドシッとした馬は加点要素ですね。

今回、シャープな牝馬に該当するのがナナオです。対して肉厚でドシッとした牡馬に該当するのがオーキッドロマンスとペアポルックスです。

牝馬のナナオから一発を狙うことも考えましたが、芝良馬場の経験が乏しく、超高速決着に対応できるかは未知数ですね。

オーキッドロマンスはファルコンSで速い時計に対応済みで番手からの競馬も可能と穴が少ないですね。

重賞での詰めの甘さは気になるものの、2着、3着ならという馬券の組み立て方は可能です。

ペアポルックスは1200mでスピード全開の競馬が期待できますが、ここまで4戦連続で番手の競馬しかできていません。番手以外は未知数なのはややネックでしょうか。

他にも調教、枠順などを考慮した最終結論は次の通りです

《葵Sの最終結論》
◎6オーキッドロマンス
○10エトヴプレ
▲3ガロンヌ
☆13ペアポルックス
△1ナムラアトム
△14ナナオ
△16エリカカリーナ
△17ピューロマジック

本命はオーキッドロマンス。先に述べたように詰めの甘いタイプですが、これはロジャーバローズ産駒の特徴なのかもしれません。ブ厚く逞しい馬体から繰り出すとスピードとパワーが武器で、逃げ、先行、好位差しとどんな競馬も可能で、左右の回りも不問です。

NHKマイルCで3着に入るロジリオンと殆ど差のない競馬をしていたことも強調できますね。

対抗評価は牝馬で逞しい馬体のエトヴプレ。過去好走馬とは重なりませんが、ハイレベルの桜花賞で0秒3差5着の力はここなら上でしょう。

単穴評価は肉厚でドシッとした馬体ではないものの、長躯短背のしなる馬体で切れ味非凡なガロンヌ。1400mに短縮した2走前からひと皮むけた感があり、前回の余裕十分の勝ち方から1200m替わりは対応できそうです。

☆評価は今年1月の小倉未勝利戦で1分7秒8という優秀な時計をマークしたペアポルックス。本馬は祖母イルバチオの影響が強いようで1200m以下でこそ輝くと見ます。

馬券はオーキッドロマンスが2着ないし3着は確保すると考え馬連と3連複で勝負します。

《葵Sの買い目》
◎6オーキッドロマンス
○10エトヴプレ
▲3ガロンヌ
☆13ペアポルックス
△1ナムラアトム
△14ナナオ
△16エリカカリーナ
△17ピューロマジック

【馬連】6=10,3,13,1,14,16,17(7点)
【3連複/フォーメ】6=10,3,13=10,3,13,1,14,16,17(15点)

《重賞深掘りPROJECT関連動画》
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