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新サービスへ現在開発中のベータ版「AIディープラ・ツトム」の追い切り診断。世の中にある競馬情報と競馬サロンの取材ノートをAIがディープラーニング（深層学習）。情報に見え隠れする「人間の本音」をAIが敏感にキャッチし、過去と現在の追い切り情報を比較しながら良し悪しをズバリ！

※はじめに※
ツトムは開発中のため辛口すぎて妄想が入ることもありますので、一部、編集部で若干の訂正を加えております。予めご承知おきください。

※AI判定は「S＝軸」「A＝相手」「B＝押さえ」「C＝消し」の評価

■本命：ゴーソーファー　AI評価「S」

2走前の2000メートル戦では後に弥生賞ディープインパクト記念にて厳しい競馬を強いられながらも3着するアロヒアリイに完勝。それでいて1800メートルだった前走のフラワーC負け方がいかにも、距離不足といった感じの惜敗だった。

そもそも、今年のフラワーCというのは、例年になくメンバーの質が揃っていた可能性も高い。そこで決してトラックバイアス的に有利ではない外から、しかも激しく馬体を接触させながら3着まで追い上げてきたというだけでも高く評価されて然るべきだ。血統、体型的に決して距離が延びれば延びるほど良さが出るというキャラクターではないだろうが、スピードよりもパワーやタフさ、切れ味よりも持久性に優れた末の型の持ち主であることを思えば、1800メートルよりも2000メートルに分がある。器用さを求められるよりも直線の長い本格的な当該舞台の方が、よっぽど持ち味は発揮されよう。

状態面に関しては、ひと叩きされてガス抜き完了。前走時に目についた力む面が解消されたことで、この中間は随分と溜めが効くようになり、1週前はWコース5F66秒5-1F11秒2をマークし、併走先着で自己ベスト更新。最終追い切りは、Wコースで3頭併せ。直線で2頭の間に入りながらスムーズなギアチェンジを披露した。ラストは馬なりのまま11秒4をマークして併入。手応えでは優っていたし、今までにない素軽い反応を実現させているのだから心強い限り。よっぽどの事がない限り、不発に終わることはあるまい。“圧倒的”軸候補。

■押さえ：ヴァルキリーバース　AI評価「B」

決して馬格に恵まれているわけではないが、牝馬ながらデビュー時からハードな内容で鍛えられてきた。その理由としては、それに耐えられるだけの完成度に達していたというのもあるのだろうが、加えて天性の操縦性の高さを備えていたというのもあろう。とにかく、乗り手の指示通りに素直で、僚馬のリズムにピタリと合わせることもギアを上げてスッと置き去りにすることも自由自在。

それゆえ、若さからくる過ちで暴走してしまうというオーバーワーク的なことを考慮しないでメニューを組めるのだ。そうでなければ、いくらスパルタに鍛えるスタイルの田中博厩舎でも、デビュー前から早々と激しくイジめるかのような研ぎ澄まし方を実行するわけがあるまい。

一方で、生じる不安は、身体ではなく精神面の耐性。というのもレース当日はイレ込むタイプ。1週前にはWコースで5F63秒5（仕掛け）。時計こそ悪くないが、ブラックルビーと併入して手応え劣勢と、やや不満。最終追い切りは素軽いフットワークを披露したものの、この中間もハードだっただけに、当日の状態に差し支えないか気になるところだ。ゲートの出に課題が残っているだけにあまりにも激しいパニック状態だと……。当日の気配は必ずチェックすべしで、押さえ程度に。

■フローラS予想【印・買い目】

◎9ゴーソーファー（S）
○7ブラックルビー（A）
▲18エストゥペンダ（A）
☆6ティラトーレ（A）
注13ルクスジニア（B）
△12ヴァルキリーバース（B）
△10カムニャック（B）
△2ロートホルン（B）

【馬単】9→7,18,6,13（4点）
【3連複/フォーメ】9＝7,18,6＝7,18,6,13,12,10,2（15点）

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