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※SPREAD編集長山田のその他予想コラムは『Winsight』で掲載中です。

先週リリースの『Winsight（ウインサイト）』は土曜がよもや全敗……ヒヤヒヤだったけど日曜にミスターKが新潟6Rで「馬単1点29.2倍×2000円＋3連単132.5倍×1000円」を各1点勝負のビタ的中で払戻金19万900円。やってくれるぜ、この男。

自分は東京9R日吉特別を馬連8.1倍×3000円の2万4300円GET。やっぱりいいね、資金配分。無論、投資額なんて人それぞれのお財布事情はあるのだけど、資金配分によるレバレッジは、この◎は1着だぞ！の「単を厚め」なのか、いやいや2、3着もありえるからの「連を厚め」なのか、これは予想の決意表明なのだ。

ただ、NHKマイルCは猛省。厳しいんじゃない？とコラムで書いた皐月賞組のマジックサンズが馬券内。パンジャタワーは押さえていたけど、マイル初経験の馬がスピード負けして後方からじゃ届かんだろ、と思っていたらあの超絶ハイペースで届いちゃった。展開予想が真逆の時点で負け。混戦ムードのレースではこういうことがある、とアップデートしておきたい。

今週はNHKマイルCと同じく荒れるGIで知られるヴィクトリアマイル。【前編】では予想のプロセスを、結論（印・買い目）は【後編（土曜夜公開）】にて。

▽SPREAD編集長山田のその他予想コラム
◆【ヴィクトリアマイル2025予想】大箱左回りで勝機◎から馬単万馬券狙い　馬単12点＋3連複8点＋3連単8点【後編】

■ヴィクトリアマイル2025予想【前編】

ヴィクトリアマイルの過去10年データ傾向に前走1着馬は【0-3-1-33】というものがある。これ結構エグくて、昨年の1人気マスクトディーヴァは辛うじて3着を確保したけど、2022年のソングラインは2番人気5着、17年のミッキークイーンは1人気7着、16年のスマートレイアーは3人気4着、15年のヌーヴォレコルトは1人気6着と、なかなかの面子が馬券外に飛んでた。

古牝馬GIは年にわずか2回。しかも東京芝1600mのヴィクトリアマイルと、京都芝2200mのエリザベス女王杯しかなく、どうしてもその過程の中で適性外のレースに出走し崩れる馬が出るわけで、だからこの傾向なんだと思う。

今年は前走1着馬がずらり。この中にはアスコリピチェーノ、クイーンズウォーク、アドマイヤマツリ、シランケド、サフィラと現役トップレベルの牝馬がずらり。またまた波乱の匂いがプンプン……。

では前走2着以下の巻き返しはどこから？なんだけど、

阪神牝馬S【4-2-4-27】
大阪杯（GII含む）【1-0-2-1】
高松宮記念【1-0-1-4】
中山牝馬S【1-1-0-1】
東京新聞杯【0-1-0-1】
福島牝馬S【0-1-1-1】
有馬記念【1-0-0-0】
135ターフスプリント【1-0-0-0】
ダービー卿CT【0-1-0-0】
フェブラリーS【1-0-0-0】
マイルCS南部杯【0-1-0-0】

この内訳。圧倒的に阪神牝馬S2着以下からの巻き返しが多く、ここを掘り下げるのが穴馬発掘の近道というわけ。

■テンハッピーローズからの学習

記憶に新しいのが昨年14人気1着のテンハッピーローズで、前走・阪神牝馬S6着から巻き返し、3連単91万6640円馬券の波乱を演出。そのテンハッピーローズを見返すと、京都牝馬S→阪神牝馬Sと連続掲示板外だったけど上がり3位でジワジワと伸びて僅差負け。

本番ヴィクトリアマイルは澱みない流れで各馬が脱落していく中、自身はいつもどおり長くいい脚を使っていたら勝っちゃった、のような内容だった。

今年も似たような馬が、いたいた。阪神牝馬S4着のビヨンドザヴァレー。前走は勝ちまで見えた一旦先頭のシーンがあり、上位とは大差なしの好内容。2走前・中山牝馬Sは下がってきた先行勢を捌くロスがあり、3走前・ターコイズSは飲み込まれそうで盛り返して2着と、なかなかタフな競馬で見せ場を作り続けている。

先週、エプソムCでセイウンハーデスが圧勝し、NHKマイルCでパンジャタワーが大波乱演出の勝利と波に乗る橋口慎介厩舎の勢いも侮れず、穴馬候補に抜擢したい。

ヴィクトリアマイル2025予想の結論（印・買い目）は【後編（土曜夜公開）】にて。

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◆【ヴィクトリアマイル2025予想】大箱左回りで勝機◎から馬単万馬券狙い　馬単12点＋3連複8点＋3連単8点【後編】

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